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<月華> 宵闇邂逅 ~それはフツウを壊すモノ?~
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「真のヒーローとは、遅れて参戦するものなのですよ」
そうくすり、と笑う
クロセル・ラインツァート
は手にしたテニス用のネットを手に現場へとやってきた。持ってきた道具が重かったからか、少し遅れてしまったが、まぁ仕方が無いだろう。
「なんか、面白そうな事になってんのな」
そう、途中で合流……というか、荷物を持つのを手伝った
暗道 忍
が笑いながら様子を伺う。
「さぁ、行きましょう! 義により助太刀いたしまぁすっ!」
「ちょっ?!」
クロセルは意気揚々と声を上げ、ネットを手に走っていく。引きずられるように走り出す忍。それに気がついたサキリたちとゴーレム4体の視線は2人へと注がれる。
「いやぁ、そんなに見つめられると照れますね? っと、これでは作戦がばれますか」
誰かに手伝ってもらいたい、とクロセル。夏朝はその場に居る者全員が呆気に取られている隙に駆け出し、ねこシールを貼って、ろっこんを発動させる。そして、思いっきり手を上げた。
「手伝いますっ!」
「助かりますよ、マドモワゼル。いや、フロイラインの方がしっくりくるかな?」
「軽口叩いている暇、あるのかい?」
夏朝の手を取り、礼を言うクロセルに、忍はニヤニヤと笑ってけしかける。ヒーローは遅れて登場するんじゃなかったのか、と。クロセルはくす、と笑った。
「さぁ、行きましょう!」
「はいっ!」
クロセルと夏朝は、まだ比較的ダメージが少ないゴーレムへと駆け出す。忍はさりげなく両目を開き、己のろっこん『ラプラスの瞳』を使う。両目で凝視する事で、凝視した『ナニカ』の弱点などが視覚化され光って見えるのだ。
(あれ? 珍しく普通な使い方をしていないか? それに……弱点、俺にしか見えないから的確に教えるのは難しいんだよな!)
妙に言い切ってしまう忍。だが、彼は見た。既にサキリや円が光っている部分……関節を思いっきり攻撃している事に。
「おっ! さっすがサキリ君だねぇ」
目の前にいるゴーレムの関節へとナイフを閃かせるサキリ。その姿に円は感嘆の息を漏らす。
(よし、怯んだっ!)
サキリが作った隙へと、円は突貫する。ぎりぎり攻撃があたるか当たらないかという距離を保って、隙を見て関節を殴れば、バーベルの錘が関節の石に罅を入れる。
「綺麗に入るね。やっぱり、関節が弱点なのかな?」
円は下がりながら観察する。ゴーレムの癖は、攻撃前に僅かに動きを止める事。このお陰で今のところ誰もゴーレムの拳を貰っていない。
「これは、言わなくても大丈夫そうか?」
そう言いながらもハンマー片手に戦場へ躍り出る。そして、クロセルから渡された金属製のペグを手に見渡せば、丁度円がゴーレムへと錘をたたきつけた所だった。振動の所為か、両者動けずにいる隙に関節へとペグを差し込む。
「そらよっ!」
鈍い音を立てて打ち込まれるペグ。だが、その一撃を打った直後にはゴーレムが動き出す。
「下がって」
サキリが引き付けるようにろっこんで近づき、関節へ切りつける。と、鈍い音を立てて右の腕が肱っぽい部分から折れてしまう。
「やっぱり、ソコがいいんだ!」
「どんな物にも物理的に脆い部分、弱い部分はあるのさ。 それにしても、的確な攻撃だね、2人とも」
笑顔になる円に、忍は楽しげに嘯いてハンマーを構える。サキリは少しだけ苦笑する事で忍に答えた。
「こっちは、どうにかなりそうかもな。……あっち、1人で向かってる奴がいるぜ?」
忍の言葉に、サキリが頷いて走り出す。円は獲物を手に身構えて忍を見た。
「それじゃあ、ペグの打ち込みお願いします。ボク、追い討ちかけるんで」
「了解」
円に、忍はにぃ、と笑って見せた。
一方のクロセルと夏朝は、ネットでゴーレムの動きを阻害していた。
(丁度相打ち狙いをしている2体があるみたいですね。あっちは忍さんたちに任せるとしましょうか)
クロセルが走り、アリーセとゴーレムの間に入る。これでは合図が送れない。だが、狙いは短時間の阻害。クロセルはどうやら、遠目から陽太達の様子を見ていたらしい。
「今のうちに」
その言葉で察した陽太と記士郎は、粘土細工とボールでゴーレムの気を引き、進路を元に戻す。夏朝が駆け抜けた後には、武道が誘うゴーレムと合う進路へと戻っていた。
(これならば!)
アリーセは確信する。あと少しで、ゴーレムたちを相打ちさせられる、と。
駆け抜けたクロセルと夏朝は、嫌な予感がして横を向く。と、影の玉が迫っていた。
「伏せて!」
夏朝の合図で伏せ、どうにかやり過ごすも、蒼い宝珠のゴーレムはやっかいである。ちらりと見れば蛇那伊が1人でやりあっていた。
だが、何かおかしい。蛇那伊の気が篭った一撃は、一点に集中している。そうやって打ち込まれた拳は、確かに蒼い玉がついたゴーレムを打ち続けている。
よく見れば、少し離れた場所で修が【分解】した木の板をゆっくり浮かばせ、盾に出来るように動かしていた。彼はそれとなく蛇那伊だけでなく武道もフォローしていく。蛇那伊はゴーレムの攻撃を自然にかわし、受け流し、一点を突く。その姿は、まさに……拳王。
「……とりあえず、このネットはあの片腕ゴーレムに使います?」
「なんか、また腕が生えたら嫌だもんね」
クロセルと夏朝は進路を決めると、ダッシュした。だが、ここで夏朝の脳裏にガス欠という言葉が過る。ろっこんの多用が原因か、身体が重く感じるのである。
(あれ? ろっこん使いすぎちゃったかな……?)
僅かに落ちる夏朝の速度。クロセルはそれでも笑顔で励まし、夏朝は頷く。そして、おもいきってネットをゴーレムへと……!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年07月17日
参加申し込みの期限
2016年07月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年07月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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