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寝子高七不思議シリーズ:校内キャンプでバッハに会いに行こう!
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さて皆さん。
ご想像の通り、と先に申し上げましょう。
そうです。夜中に目覚め校舎前に集合
しなかった
人たちの多くは、先回りして学校に入り込んでいたのです。
まりももその一人でした。洋二たちが起き出した頃にはもう、学校に潜んでいました。
「……ふふふふ」
ライトを極小にし、深く静かに先行するまりもです。手にはコンニャクとタワシ、これでヒヤリチクチクと驚かせる計画でありました。
「おっと」
前方からライトが来るのに気づいて、まりもはさっと物陰に身を隠しました。
「肝試しするならしっかり仕掛けをしないとねー」
と呟きながらやってくるのは優です。どうやら帰路の様子。
優も色々と『仕掛け』をほどこして戻ってくる途中なのでした。
コンニャクのトラップは複数、それに、バッハの絵に光センサーを仕掛けておいて、懐中電灯の光が当たったら『マタイ受難曲 終曲』を流れるようにしておきました。
あとは、しれっと戻って洋二たちに合流するだけです。
ぺと。
冷たいものが頬をなでたので、あれ? という顔をして優は足を止めました。
「こんな場所にコンニャク仕掛けたかなー……?」
そこをすかさず、
「ギャアアアアアアアアアアー!」
まりもが物陰から飛び出して大声を上げたので、優は仰天して「うわー!」と転がるようにして逃げていきました。
これぞミイラ取りがミイラになる……かしら、少し違う気もしますが。
「いいリアクションだわー」
あっはっはとお腹をかかえてまりもは笑うのです。
「肝試しを楽しんでくれたみたいね、良いことした後は気分がいいわ~」
満足げにうなずいて、こうなったらこの場所で、後からくる皆さんにもドッキリをしかけようとまりもは決めました。
さてさて、と廊下から首だけだして、いずれ来るであろう洋二たちを待ち構えます。凜を驚かせたらどんな顔をするかなあ――なんて思いながら。
「ちょっと今いいところなんだから邪魔しないでよ」
背後から肩を叩かれて、まりもはうるさそうに言いました。
「もうすぐ人が来るんだから……って」
くるり振り返ったまりもは、見たのです。
闇の中浮かび上がる白い顔を。
真っ赤な血の涙を流す生首を。
ぽたり、ぽたりと赤いものがしたたり落ちていました。
その表情は、呪わしげで……視線はまりもを、じっと見ています。
「@%$#*〒◎★!!!」
まりもはそのまま気を失って、ぺたりと座り込んでしまいました。
ところで猛ダッシュの優は、ここで大きなリボンと出くわしました。
大きなピンクのリボン、それはもちろん萌の頭を飾るものです。
「き、来た! 来た来た……キター!」
太い眉を恐怖に歪め、それでも八重歯を見せて萌は不敵に笑いました。
真っ暗な廊下の向こうから、小さな光(懐中電灯)をフラフラ左右に振って、何かが激しく迫ってきます。萌の視点からはそう見えます。
待ってたのです。この瞬間を。萌は。
萌ミステリーレポート、略して『MMR』の一員(ただし総メンバー数1名!)として活動するときが来たようです。
萌はこのとき、あえて鷹取洋二たちと行動を共にせず、単身校舎に挑んでいました。
「寝子島高校七不思議、書き換えさせてもらうよ。このボクの手で!」
萌は夢想します。
学校のロッカーから月面基地に行けるという伝説が出回り、校庭やプール、体育館の地下からロボットが出てきて生徒全員で地球を守る防衛隊になったりするという心躍る伝説がまかり通る未来を。
個人的には、お湯をかければ洋二のベートーベン風ヘアが一気に増えるという伝説が生まれることにも期待したいところです。
というわけなので倒さねばならないでしょう。古い伝説は。
萌の手で、正確には、その竹刀で!
「さあ来い! ボクの元へ……七不思議の一つ『怪奇! 走るバッハ』よ!」
いや走るバッハじゃなかったでしょう、目が動くバッハ画でしょう……というツッコミをしてくれる人は誰もいません。
「えー!?」
ですが優もただ走っているだけではない。眼前にたちこめる異様な殺気を感じ取って慌てて九十度直角に曲がります。
「安全第一、君子危うきに近寄らずだよー」
ぱたぱたと彼の足は校舎の出口に向かいました。
「逃がさない!」
ですが今の萌はまるで、血塗られた伝説の何かに憑依された少女、黙ってこれを見送ったりしません。
待てと竹刀を片手に、激しく優の後を追いました。
「うわー、追ってきたー」
優は校舎から外に飛び出しましたが萌も続きます。
「R U Ready……レディーーーー! アハハハハハ」
口を突くのはどっかで聞いたようなフレーズ……っていうか、
誰か止めて下さい
。除霊できるものなら除霊して下さい。本当に!
優と萌とのチェイスはその後、萌がはっと正気に戻るまで一時間近く続いたそうです。
本当になにか危ないものでも憑依していたのかもしれませんね。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
ホラー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月15日
参加申し込みの期限
2013年04月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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