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寝子高七不思議シリーズ:校内キャンプでバッハに会いに行こう!
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夜食のクッキーを頬張りつつ、るるかは同テントの未来廻、いいなに対し熱く恋バナをしかけていました。
みずからの恋愛遍歴を語ったのち、
「あたしのタイプは優しくて高身長高収入のイケメンでぇ……」
と好みを打ち明けたのですが、どうも未来廻もいいなも反応がありません。
「ちょっと聴いてる!?」
がば、と身を起こして二人を確認しますが、
「きいてるきいてるきけるれろ……すぅ」
すでに未来廻は半分以上夢の世界の住人で、
「………………」
いいなに至っては、とっくの昔に眠りに落ちていました。
「むにゃ……きゃべつ…………」
そんな寝言を言っております。
さてそれより数時間後です。
けたたましい、それこそ爆音のような警報が鳴り響きました。
屍者だって飛び起きそうな勢いです。文字通り、ぎゃんと飛び上がってるるかは目覚ましに飛びつきました。優による目覚まし時計の改造は半端ではなかったとみえます。
「ふぅ」
と息をつく暇もなく、
「起きたー?」
呼ばれて振り返ってるるかは凍り付きました。
懐中電灯で下から照らした顔というのは、どうしてこうも怖いものなのか!
まさにその
怖い顔
が目の前にあることを知って、るるかは絶叫してしましました。
「ごめんごめん怖がらないで、私だから♪」
未来廻でした。懐中電灯を左右に振って苦笑いしています。
「ちょっとー、そういう冗談やめてよねー」
膨れっ面でるるかはテントから外に出ました。
途中、こんこんと眠るいいなに気づいて揺すったのですが、
「……やめるのじゃ……きゃべつの値上げだけは……」
彼女はその寝言を言ったきりで、あとはどれだけ揺さぶろうが目覚めはしなかったのでした。
夜中ということもあって、存外外は寒いのです。
ジャージの合わせ目を押さえながら、洋二は集まった面々を見回しました。
「やあ、全員いる……というわけじゃないみたいだけど、どうしても寝たい子まで引っ張っていくのは本意じゃないしね」
「いよいよね! 鷹取先輩!」
はいっ、と元気よく、萌は手を挙げて言いました。宣言通り彼女は、竹刀を握りしめています。
「音楽室の肖像画といったらベートーベンが定番だよね! 動くのはバッハだけなの?」
「うーん、そういえばバッハの話だけだね。ここの七不思議はバロック音楽が好きなんだろうか」
と顎に手を当てる洋二を見て、萌は思ったりするのです。
――そういえば鷹取先輩は何となくベートーベンに似ているような……。
まあ、それはそれとして。
「ぼちぼち行こうか」
別に集団行動するのが目的でもないから、行きたい人はバラバラに行ってくれて構わないよ、と洋二は言います。
「あ、でも私、先輩と一緒がいいです」
といきはするりと、猫のように身をすべらせて洋二の隣に立ちました。
ところが、
「微力ながら私も先輩の勝負に協力します☆」
そのときには美咲紀もしっかり洋二の隣にいたのでした。
「椿くん元気だね、眠くないのかい?」
「徹夜してもいいように昼寝たっぷりとりましたから眠くありませんっ」
きりっといい顔で告げて美咲紀は、洋二の手に温かいカップを手渡しました。
「淹れたてコーヒー、どうぞ。準備しておきました。眠い皆さんにも配りたいです」
「気が効くねえ。これは、バッハとの対決にも身が入りそうだ」
「紅茶もあるよ! 良かったらどうぞー」
と凜が紙コップで紅茶を配布します。これは、軽音楽部の部室においてあるティーセットを借りてきて淹れたものだそうです。
軽音楽部、と言えば……凜はきょろきょろと探しました。アリーセとまりもを。
二人はどこにいったのでしょう? 寝るときはテントにいたのに。
――二人ともトイレかなあ?
妙に人が少ないことは、すばるもとうに気づいていました。
「起きられない人がこんなに沢山いるとは思えない……ということは」
さてさて、とつぶやきます。どうやら本格的な肝試しということになりそうです。
かくして空いている扉から、一同は深夜の校舎に入り込むのでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
ホラー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月15日
参加申し込みの期限
2013年04月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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