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- 00月00日生 00歳
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変態の軍隊 Revolution ～葉っぱ１枚でも寒くない～
【変態ブレイカー御一行、到着 ～生徒会有志の場合～】
裏生徒会のエージェント３名の襲撃開始からほどなく、生徒会有志たちが現場に到着。
変態たちとエージェントたちの攻防を目の当たりにした志波は、驚きのあまり目を見開いた。
「あれが裏生徒会のエージェントか！？ って見知った顔じゃないか！ というか、なんだあの攻防！？」
「さすが尾鎌だな、腕が立つ……！」
さながら解説者めいたコメントを残す御剣だった。
２人が注目しているのは、咲の剣術をことごとくいなす尾鎌の奇妙な動きの拳法だった。
尾鎌はなんと、踊りながら太刀筋を受け流しつつ、攻撃を繰り出しているのだ。
「キタ！ キタキター！ エイヤハー！ エイヤハー！」
高速の腰振りと予測不能の腕の動きが、エージェント咲の攻撃を払い除けつつカウンターを放つスピードを維持しているのだ！
「くっ！ デタラメな動きめ！ だが咲の攻撃の本丸は剣術にあらず！」
再びろっこん『メガエラフォース』の予備動作に入る咲。
最短距離で、最小限の行動で、最大火力を拳に篭める！
「吹き飛べッ！」
咲が漆黒の光を帯びた拳を突き出そうとしたその時だった。
「させません……！」
稲場の手から雷光が放たれた！
稲妻の矢は尾鎌と咲の間の砂に突き刺さる。
彼女のろっこん『雷鳴の弓』だ！
「なっ……？ 誰だ、邪魔をする奴は！？」
「風紀委員１年、稲場 舞です！ 全員、頭に手を上にしてその場にしゃがんでください！ 身柄を確保します！」
「風紀委員だと！？ その隣には生徒会長まで！？ どうしてこの場所が！？」
狼狽える咲に、桜崎が冷静にツッコミを入れた。
「いや、あんたたちの配ったビラを見てここに来たんだがね？」
「すいません、咲さん！ ちょっと多く印刷しすぎちまいました！」
亨が御剣と交戦しながら弁明した。
「お前らも変態も真夜中に騒がしいんだよ！ 帰れよ！」
「いきなり殴りかかっておいてその言い草はねぇぜ、御剣！」
御剣の木刀の一撃を上段で受け止めて踏ん張る亨。
その脇では極夜と日暮の殺し合いケンカが勃発していた。
「僕を殺したのはお前かぁ！？」
「……えっと、何か重大な勘違いをされてませんか？」
「しらばっくれるな！！」
「仕方がありません。今から君を殴りますが、正当防衛ですからね？」
男同士の拳がぶつかり合う光景を目の当たりにした志波は、思わず嘆息を吐く。
「掃討、なぁ……。荒事って好きじゃないんだけどね」
「ならば何故ここに来た？ 変態どもの始末は、我々、裏生徒会粛清部に任せてもらおうか？」
咲の突き付けた木刀の切っ先に、志波はナンセンスだと言わんばかりに首を振った。
「だからさー！ それなんだってば！ 生徒会長の知らない学校内の組織ってチョー気になるし！ 変態を取り締まるのはもっともだが、暴力でなんでも解決っていうのもナンダカナー？ ってことで、実情を調べに来たっていうのが本音！」
「ほう、ならば志波。君は我々を止めに来たのか？」
咲の問いに志波は首を傾げた。
「いやー、まさか本当にいるとは思わなかったし！ あ、咲先輩や他の２名は俺のマル秘メモに記録させてもらうけど！ ダイジョーブ、特に処罰とか考えていないカラ☆」
ニカッと笑う志波に、稲場の顔色が変わった。
「いや、志波先輩、あれは両方とも取り締まりましょうよ？ さすがにこんな光景を無関係の一般人にでも見られて、SNSにアップされたら寝子高は闇に包まれますよ！？」
「闇に包まれなくても、野放しにしてたら色々と不都合さね（内心：特にあたしが）。押し通るよ、稲場！」
「は、はい！ 桜崎さん、不良っぽいのに意外といい人ですね……！」
ツーマンセルで挑まれた咲は、ろっこんを連発させながら応戦していく。
「馬鹿め！ 今夜の咲はマジブラック1000％だぞ！！」
ひとり、傍観している志波は腕を組んでつぶやいた。
「……あのさ、みんな……。これ、バトル漫画じゃないからね！？ なにこの大乱戦！？」
「さぁ、盛り上がってまいりました。実況は私、ネコネコ動画の生主やってます檜扇 舞華がお届けします！」
舞華は駆け付けるやいなや、状況を３秒で把握して火に油を注ぐのであった！
「実況までキター！？ どうなってるのこの状況！？ って、俺、この人知ってるかも！？」
「解説は寝子高生徒会長の志波 武道さんです。よろしくお願いします」
「しかも俺、解説ゥ！？ あの、星ヶ丘のメイドさんがなんでここに？？」
「禁則事項です☆（意訳：ご主人の依頼サボってるのバレたらボーナスがパァだコレ）」
「デスヨネー！！」
カオスは秒単位で加速していく！！
裏生徒会のエージェント３名の襲撃開始からほどなく、生徒会有志たちが現場に到着。
変態たちとエージェントたちの攻防を目の当たりにした志波は、驚きのあまり目を見開いた。
「あれが裏生徒会のエージェントか！？ って見知った顔じゃないか！ というか、なんだあの攻防！？」
「さすが尾鎌だな、腕が立つ……！」
さながら解説者めいたコメントを残す御剣だった。
２人が注目しているのは、咲の剣術をことごとくいなす尾鎌の奇妙な動きの拳法だった。
尾鎌はなんと、踊りながら太刀筋を受け流しつつ、攻撃を繰り出しているのだ。
「キタ！ キタキター！ エイヤハー！ エイヤハー！」
高速の腰振りと予測不能の腕の動きが、エージェント咲の攻撃を払い除けつつカウンターを放つスピードを維持しているのだ！
「くっ！ デタラメな動きめ！ だが咲の攻撃の本丸は剣術にあらず！」
再びろっこん『メガエラフォース』の予備動作に入る咲。
最短距離で、最小限の行動で、最大火力を拳に篭める！
「吹き飛べッ！」
咲が漆黒の光を帯びた拳を突き出そうとしたその時だった。
「させません……！」
稲場の手から雷光が放たれた！
稲妻の矢は尾鎌と咲の間の砂に突き刺さる。
彼女のろっこん『雷鳴の弓』だ！
「なっ……？ 誰だ、邪魔をする奴は！？」
「風紀委員１年、稲場 舞です！ 全員、頭に手を上にしてその場にしゃがんでください！ 身柄を確保します！」
「風紀委員だと！？ その隣には生徒会長まで！？ どうしてこの場所が！？」
狼狽える咲に、桜崎が冷静にツッコミを入れた。
「いや、あんたたちの配ったビラを見てここに来たんだがね？」
「すいません、咲さん！ ちょっと多く印刷しすぎちまいました！」
亨が御剣と交戦しながら弁明した。
「お前らも変態も真夜中に騒がしいんだよ！ 帰れよ！」
「いきなり殴りかかっておいてその言い草はねぇぜ、御剣！」
御剣の木刀の一撃を上段で受け止めて踏ん張る亨。
その脇では極夜と日暮の
「僕を殺したのはお前かぁ！？」
「……えっと、何か重大な勘違いをされてませんか？」
「しらばっくれるな！！」
「仕方がありません。今から君を殴りますが、正当防衛ですからね？」
男同士の拳がぶつかり合う光景を目の当たりにした志波は、思わず嘆息を吐く。
「掃討、なぁ……。荒事って好きじゃないんだけどね」
「ならば何故ここに来た？ 変態どもの始末は、我々、裏生徒会粛清部に任せてもらおうか？」
咲の突き付けた木刀の切っ先に、志波はナンセンスだと言わんばかりに首を振った。
「だからさー！ それなんだってば！ 生徒会長の知らない学校内の組織ってチョー気になるし！ 変態を取り締まるのはもっともだが、暴力でなんでも解決っていうのもナンダカナー？ ってことで、実情を調べに来たっていうのが本音！」
「ほう、ならば志波。君は我々を止めに来たのか？」
咲の問いに志波は首を傾げた。
「いやー、まさか本当にいるとは思わなかったし！ あ、咲先輩や他の２名は俺のマル秘メモに記録させてもらうけど！ ダイジョーブ、特に処罰とか考えていないカラ☆」
ニカッと笑う志波に、稲場の顔色が変わった。
「いや、志波先輩、あれは両方とも取り締まりましょうよ？ さすがにこんな光景を無関係の一般人にでも見られて、SNSにアップされたら寝子高は闇に包まれますよ！？」
「闇に包まれなくても、野放しにしてたら色々と不都合さね（内心：特にあたしが）。押し通るよ、稲場！」
「は、はい！ 桜崎さん、不良っぽいのに意外といい人ですね……！」
ツーマンセルで挑まれた咲は、ろっこんを連発させながら応戦していく。
「馬鹿め！ 今夜の咲はマジブラック1000％だぞ！！」
ひとり、傍観している志波は腕を組んでつぶやいた。
「……あのさ、みんな……。これ、バトル漫画じゃないからね！？ なにこの大乱戦！？」
「さぁ、盛り上がってまいりました。実況は私、ネコネコ動画の生主やってます檜扇 舞華がお届けします！」
舞華は駆け付けるやいなや、状況を３秒で把握して火に油を注ぐのであった！
「実況までキター！？ どうなってるのこの状況！？ って、俺、この人知ってるかも！？」
「解説は寝子高生徒会長の志波 武道さんです。よろしくお願いします」
「しかも俺、解説ゥ！？ あの、星ヶ丘のメイドさんがなんでここに？？」
「禁則事項です☆（意訳：ご主人の依頼サボってるのバレたらボーナスがパァだコレ）」
「デスヨネー！！」
カオスは秒単位で加速していく！！
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2015年12月15日
- 参加申し込みの期限
-
- 2015年12月22日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2015年12月22日 11時00分
