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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
空想サバイバル・バトル ～寝子島を奪還せよ～
・釣り作戦？ チーム対戦車隊
ナチス軍服を来た由貴奈は、荒太郎が敵から奪ったスコープを自分のライフルに装着し、狙いを定め、狙撃銃を引き絞った。
タンッ！ と小さな音が響き、敵が倒れる。
後ろにいた兵士がそれを振り返ろうとした瞬間であった。
「いくわよ！」
その倒れ込んだ敵兵に向けて、ろっこん【タービュランス】が発動する。
エヴァ側がいた側に引き寄せられた兵士を見て、後ろにいた兵士はそちらに向けて発砲をする。
「やったんだぜ！」
後部側に回り込んでの攪乱は成功した。
これで、トラックを誤魔化す事が出来る。
そして、奪取していた手榴弾を手早くまとめ、収束手榴弾を用意する。
それを有効利用するため、由貴奈の援護を受けつつ、ルドは随伴する兵士を排除しつつ戦車の死角へと行く。
「転送するわよ」
エヴァが再び扇を広げ、【タービュランス】を使い、エンジングリルの上へ石を集めた布袋をそのまま飛ばす。
……それは上手くエンジングリルの上に乗った。
「まずは、一両だぜ」
ルドがろっこん【ディクテイターの物々交換】を使い、点火した収束手榴弾と布袋を取り替える。
その瞬間、ドォンッ！ とエンジングリルの部分で爆発音が聞こえた。
トラックから見れば、後ろの戦車から爆発が起こっているのが見えただろう。
「よしっ！」
焔はその光景を見て、上手くいった事を確信する。
「無線で二人を撤退させて！」
「了解、二人とも撤退するんだ！」
すぐに焔が無線で連絡を取り合い、ビルで無線を操る修は、エヴァとルドを退避させるように指示を出す。
そうこうしているうちに、残った戦車は一度前に進んでから反転しようとする。
「こちらは退避完了したわ」
エヴァがルドと撤退しつつ通信をいれる。
「さぁ、やるぞー」
そう言って、優は気合いを入れて、焔を手伝う。
「GAU-8 も本来は航空機搭載機関砲だし、本当は上からがいいんだけど……、全装備重量2トン近いものを高台に置くには足りないわね」
実際のところ、この軍用トラックが手に入ってなければ危なかった。
優は、ふっと仲間に感謝しつつ、急発進したトラックの中で転ばないようにする。
「いくわよっ！」
焔が戦車に向けて、ガトリングのシステムを起動させる。
ブゥゥゥッ！ という音とともに、次々と弾丸と煙がはき出される。
年代的に骨董品のそれは、あっさりと宙を舞うように穴を開ける。
慌てて飛び出てきた兵士は、由貴奈が狙撃で片付けていく。
「……すごい」
焔は、その光景を驚いて見つめた。
あれほどの威容を誇った戦車二台があっさりと破壊されていたのだ。
「ティーガーⅡもこうなっては、もうだめね」
由貴奈はなんとなくそうつぶやいた。
ザザッ！
戦車を撃破したところで、全員の無線機から音がでる。
「あぁぁぁ、あたしの戦車が！ ま、当然よね。ボーナス点ゲットでちゅ！ ってね」
実理の声が無線機から響く。
「……これはいい加減何とかならないのかい」
その声を聞いて満月は不快そうにつぶやく。
しかし、実理はお構いなしにしゃべる。
「……さぁ、最終ステージの前に……みんな、でてきて！」
そう言った瞬間、トラックの方に無数の手榴弾が投げ込まれる。
「げぇ！ 火炎瓶まだ使ってないねー」
そう言いつつ荒太郎らが脱出しようとするが、ドアがあった分だけ遅れ、爆発に巻き込まれる。ついでに、火炎瓶分も相乗効果があった。
「……気づかなかった」
からくも脱出した優は呆然として言うが、すぐに気を取り直して言った。
「それじゃあちょっと死んでこようかー…！ 落神神社に向かうみんな、後は任せたよー！！」
落神神社に向かう面々とはすでに別れて行動していたのが、幸いだった。
「……とりあえず、合流ね。……ま、なるようになるか」
そう言って、エヴァが走る。
「おいおい、まじで勘弁なんだぜ」
ルドもそれに続く。まるで戦車が破壊される瞬間に待ち構えられていたようだ。
敵兵、ざっと２００人ほどだろうか？
この付近に一斉に敵が現れ、一斉に襲いかかる……。
「まぁ、敵を引きつけたと思えば、いいんじゃないかしらっ……？」
そう言いつつ同じく脱出した焔は寄ってきた敵兵を打ち据え、ライフルを奪う。
「あの二人はもうだめだねぇ。動くのが苦手なら頭を使え、先の先を読め、思考を止めるなって思ってたけど……」
由貴奈も幸運にも脱出に成功していた。
先の言葉は飲み込み、周囲にこもれる建物を探し、そこに駆け込むように指示を出す。
こうして、対戦車チームの長くなりそうな戦いが始まった。
○死亡報告（１２：００）
宇佐見 満月 トラックごと爆破され爆死
雨崎 荒太郎 トラックごと爆破され爆死
ナチス軍服を来た由貴奈は、荒太郎が敵から奪ったスコープを自分のライフルに装着し、狙いを定め、狙撃銃を引き絞った。
タンッ！ と小さな音が響き、敵が倒れる。
後ろにいた兵士がそれを振り返ろうとした瞬間であった。
「いくわよ！」
その倒れ込んだ敵兵に向けて、ろっこん【タービュランス】が発動する。
エヴァ側がいた側に引き寄せられた兵士を見て、後ろにいた兵士はそちらに向けて発砲をする。
「やったんだぜ！」
後部側に回り込んでの攪乱は成功した。
これで、トラックを誤魔化す事が出来る。
そして、奪取していた手榴弾を手早くまとめ、収束手榴弾を用意する。
それを有効利用するため、由貴奈の援護を受けつつ、ルドは随伴する兵士を排除しつつ戦車の死角へと行く。
「転送するわよ」
エヴァが再び扇を広げ、【タービュランス】を使い、エンジングリルの上へ石を集めた布袋をそのまま飛ばす。
……それは上手くエンジングリルの上に乗った。
「まずは、一両だぜ」
ルドがろっこん【ディクテイターの物々交換】を使い、点火した収束手榴弾と布袋を取り替える。
その瞬間、ドォンッ！ とエンジングリルの部分で爆発音が聞こえた。
トラックから見れば、後ろの戦車から爆発が起こっているのが見えただろう。
「よしっ！」
焔はその光景を見て、上手くいった事を確信する。
「無線で二人を撤退させて！」
「了解、二人とも撤退するんだ！」
すぐに焔が無線で連絡を取り合い、ビルで無線を操る修は、エヴァとルドを退避させるように指示を出す。
そうこうしているうちに、残った戦車は一度前に進んでから反転しようとする。
「こちらは退避完了したわ」
エヴァがルドと撤退しつつ通信をいれる。
「さぁ、やるぞー」
そう言って、優は気合いを入れて、焔を手伝う。
「GAU-8 も本来は航空機搭載機関砲だし、本当は上からがいいんだけど……、全装備重量2トン近いものを高台に置くには足りないわね」
実際のところ、この軍用トラックが手に入ってなければ危なかった。
優は、ふっと仲間に感謝しつつ、急発進したトラックの中で転ばないようにする。
「いくわよっ！」
焔が戦車に向けて、ガトリングのシステムを起動させる。
ブゥゥゥッ！ という音とともに、次々と弾丸と煙がはき出される。
年代的に骨董品のそれは、あっさりと宙を舞うように穴を開ける。
慌てて飛び出てきた兵士は、由貴奈が狙撃で片付けていく。
「……すごい」
焔は、その光景を驚いて見つめた。
あれほどの威容を誇った戦車二台があっさりと破壊されていたのだ。
「ティーガーⅡもこうなっては、もうだめね」
由貴奈はなんとなくそうつぶやいた。
ザザッ！
戦車を撃破したところで、全員の無線機から音がでる。
「あぁぁぁ、あたしの戦車が！ ま、当然よね。ボーナス点ゲットでちゅ！ ってね」
実理の声が無線機から響く。
「……これはいい加減何とかならないのかい」
その声を聞いて満月は不快そうにつぶやく。
しかし、実理はお構いなしにしゃべる。
「……さぁ、最終ステージの前に……みんな、でてきて！」
そう言った瞬間、トラックの方に無数の手榴弾が投げ込まれる。
「げぇ！ 火炎瓶まだ使ってないねー」
そう言いつつ荒太郎らが脱出しようとするが、ドアがあった分だけ遅れ、爆発に巻き込まれる。ついでに、火炎瓶分も相乗効果があった。
「……気づかなかった」
からくも脱出した優は呆然として言うが、すぐに気を取り直して言った。
「それじゃあちょっと死んでこようかー…！ 落神神社に向かうみんな、後は任せたよー！！」
落神神社に向かう面々とはすでに別れて行動していたのが、幸いだった。
「……とりあえず、合流ね。……ま、なるようになるか」
そう言って、エヴァが走る。
「おいおい、まじで勘弁なんだぜ」
ルドもそれに続く。まるで戦車が破壊される瞬間に待ち構えられていたようだ。
敵兵、ざっと２００人ほどだろうか？
この付近に一斉に敵が現れ、一斉に襲いかかる……。
「まぁ、敵を引きつけたと思えば、いいんじゃないかしらっ……？」
そう言いつつ同じく脱出した焔は寄ってきた敵兵を打ち据え、ライフルを奪う。
「あの二人はもうだめだねぇ。動くのが苦手なら頭を使え、先の先を読め、思考を止めるなって思ってたけど……」
由貴奈も幸運にも脱出に成功していた。
先の言葉は飲み込み、周囲にこもれる建物を探し、そこに駆け込むように指示を出す。
こうして、対戦車チームの長くなりそうな戦いが始まった。
○死亡報告（１２：００）
宇佐見 満月 トラックごと爆破され爆死
雨崎 荒太郎 トラックごと爆破され爆死
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2013年08月16日
- 参加申し込みの期限
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- 2013年08月23日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2013年08月23日 11時00分
