空想サバイバル・バトル　～寝子島を奪還せよ～｜リアクション

空想サバイバル・バトル　～寝子島を奪還せよ～

・エピローグ（１７：００）

　もろもろを確認して、二人の影があるアパートの前に現れた。
「ここが……」
　天野は、修らの協力を得て実理の家を探し出していた。
「……理解してもらわなきゃ」
　同じく、円も着いてきていた。
　二人は、ゆっくりとドアを開ける……。
　ドアはなぜか勝手に開いていた。
「……これは！」
「……なに、これ？」
　汚物のにおいがした。
　中で人が大量のおもちゃと、本とプラモに囲まれて、パソコンとゲームを立ち上げている。
　その目は現実を見ていない。
　虚空に向かって、ぶつぶつとなにやらつぶやきながら、ただ自分の世界へと閉じこもっている。
　手はがりがりにやせ細り、夢の中では普通の体格だった実理だが、ほぼ骨と皮だけの肉体である。
　そこが、彼女の世界だった。
　この後、匿名の通報で尾棹実理は救急車で病院へと搬送される。
「みんな痛かったんだ……。自分のやった事を理解しないと、救われないよ」
　円がそうつぶやきながら、遠ざかる救急車を見つめていた……。

「そういえば、俺たちに何かしら影響は出ているのか？」
　武道は隣を歩くテオに聞く。
　テオ曰く、何も問題は無いとの事だった。
　そうして、それぞれはそれぞれの日常へと帰って行くのであった。

おわり

このページにイラストを設定する

あとがき

担当マスター：じんの
ファンレターはマスターページから！

お疲れ様でした　すべてのアクションを上手く構成出来たか分かりませんが、かなり頑張りました！
みなさん、ガチでございまして、じんのも楽しゅうございました！
まずは、参加していただいた方に御礼を！
サバイバルなシナリオ次いつになるか分かりませんが、また何か機会があればいずれやりたいと思います
次は不良伝じゃー！　（多分ですけど、ね）

ありがとうございました！

↑ページトップに戻る