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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
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空想サバイバル・バトル ～寝子島を奪還せよ～
・境内乱戦(１３：３０)
「シャンティは他の子と違ってな！ 気位が高いっていうか、澄ました感じでさ……。挨拶しても、ずっと知らんぷりだったんだ。でも、今日、神社で寂しそうに佇んでる、シャンティを見掛けたんだ」
利平が何事かを言いつつ、敵兵を一人倒す。
「俺、声を掛けずにはいられなくってさ……。でも、何を話していいか分からなくってさ。気が付いたら、いつものジョークをかましてたんだ」
また一人、銃床で敵を殴り倒す。
「こないだ、漁の手伝いにいったら大漁でさ。帰りは重すぎて、舟が沈んじまうかと思ったよ。え？ 何獲ったのかって？ ……シラスだよ」
そしてまた一人の敵兵を倒す。
「俺、明日にはシラス漁船のバイト代も入るから、プレゼント（猫缶）買って、シャンティにもう一度会いにいくんだ」
パンッ！ そう言った瞬間、乾いた音が響く。
利平は頭を打ち抜かれ、死んでいた。
「これは、ひどい」
ロベルトがそれを見ての一言であった。
ナタリアの方をロベルトは見る。
「……Чёрт возьми（畜生）」
ナタリアはぼそりと悪態をつきながら、目の前の相手を見据える。
高級士官……刀持ち。
幾度となく銃をうってもかいくぐられ、懐に入り込んでくる。
格闘戦に持ち込んでも、あっさりと返される。
「……強い」
冷静にそう判断する。
じわりと、押されている事を自覚しつつ、どうするか戦いながら思考を巡らす。
「くっ」
ロベルトは敵が多い乱戦で幸運にも生き残りながら、撃てる敵は撃っていく。
実理はまだ見えない。
一方、志波 武道はというと……。
「……選択肢を誤ったか？」
じわり、と額に汗が浮かぶ。
神社裏に回り込もうとした矢先、サーベルを獲物とした中級士官がいて、見事に正面から遭遇したからだ。
「やってやろうじゃん！」
（負けたら、どういう影響が出るかわからない…なら勝たなきゃ！ アイツのためにもな！）
そう言って、この場所にいない家族の一人を思い浮かべつつ、接近戦に入る。
一方、こちらは、刀と円。
ろっこん【加速】を刀は使用し、出てきた高級士官と戦う。
円も、同じく出てきた高級士官と戦わざるをえなかった。
「……これも幸運なのかな？」
円がそう言う。
２VS２の戦いは、戦場を駆け抜けながら、行われる。
「……くっ」
刀が苦しげにうめく。
銃と刀の連撃は予想以上に神経を消耗数する。
例えば、刀を避けたとしても、すぐに撃たれる。組み付けば逆に自分の刀の柄を利用しての格闘戦に持ち込みつつ、近づいた瞬間、拳銃を至近距離で急所に狙ってくるのだ。
一方、円はこの戦場の中では安全だった。
敵は刀しか持っていないため、そんな危険は無いが……それでも十分強いので苦戦していた。
だが、銃を相手にするよりはマシである。
（異世界といえ、気持ちの良いものじゃない、けど、止まってられない）
そう言いつつ、敵の隙をうかがう。
その瞬間、幸運にも、敵が建物に引っかかる。
「……っ！」
その瞬間、躊躇わずに円は引き金を引いた。
（殺した……ボクが……殺した……？ うん、そうだね、殺したんだ）
じくじくと、胸に何かがわき上がる。
何かをこらえながら、円は刀の援護に戻ろうとするのであった。
一方、刀はどうかというと。
（命が消費されるだけの命の価値が無い世界）
考えつつも、見切る。
（この世界は気持ちが悪い。この世界を認めたくない。だから、早く原因を倒してこの世界を壊さないと。早く、速く、疾く！）
焦りとともに、いらだちを感じる。
それは自分なのか相手になのか……。
その瞬間、敵の刀身が一直線に自分の面を割ろうとするのが見えた。
「そこだ！」
刀が狙ったのは相手の武器を奪う真剣白刃取り……。
見事、相手の武器を自分の両手の中におさめる事を成功した、そのまま奪おうとするが、敵が片手だと言う事に改めて気づく。
「しまっ……」
「刀くん！」
パァーンッ！
円が気づいたが、間に合わなかった。
乾いた銃声が響き渡り……敵兵が倒れた。
「……上出来ね」
撃ったのはナタリアであった。
はっと円がそちらをみると、怪我をしたロベルトを蛇那伊が肩に乗っけていく。
「やめろ、まだ大丈夫だ！」
「そんな事言って、血だらけじゃ無いの……心配だわぁ」
「これは返り血だ！ 離せ！」
「せっかく助けてあげたのに無粋ねぇ」
……どうやら、治療は必要なさそうだ？
ちなみに、蛇那伊の両手にはそれぞれぐったりしている敵兵が握られている。
「あれ、良い技ね」
ナタリアがそう言う。
自衛の為なら戦闘も辞さないという蛇那伊。
つまるところ、オカマタイフーンは今日も健在であった。
そう言っていると反対側から、人影が現れる。
「よっと、どうやら敵さんは逃げる気は無いらしい、見つけたぜ」
そう言って、武道が帰ってくる。
その言葉に、皆は頷き合って走り始めた。
○死亡報告（１３：３０）
握 利平 銃弾による頭部貫通につき死亡
「シャンティは他の子と違ってな！ 気位が高いっていうか、澄ました感じでさ……。挨拶しても、ずっと知らんぷりだったんだ。でも、今日、神社で寂しそうに佇んでる、シャンティを見掛けたんだ」
利平が何事かを言いつつ、敵兵を一人倒す。
「俺、声を掛けずにはいられなくってさ……。でも、何を話していいか分からなくってさ。気が付いたら、いつものジョークをかましてたんだ」
また一人、銃床で敵を殴り倒す。
「こないだ、漁の手伝いにいったら大漁でさ。帰りは重すぎて、舟が沈んじまうかと思ったよ。え？ 何獲ったのかって？ ……シラスだよ」
そしてまた一人の敵兵を倒す。
「俺、明日にはシラス漁船のバイト代も入るから、プレゼント（猫缶）買って、シャンティにもう一度会いにいくんだ」
パンッ！ そう言った瞬間、乾いた音が響く。
利平は頭を打ち抜かれ、死んでいた。
「これは、ひどい」
ロベルトがそれを見ての一言であった。
ナタリアの方をロベルトは見る。
「……Чёрт возьми（畜生）」
ナタリアはぼそりと悪態をつきながら、目の前の相手を見据える。
高級士官……刀持ち。
幾度となく銃をうってもかいくぐられ、懐に入り込んでくる。
格闘戦に持ち込んでも、あっさりと返される。
「……強い」
冷静にそう判断する。
じわりと、押されている事を自覚しつつ、どうするか戦いながら思考を巡らす。
「くっ」
ロベルトは敵が多い乱戦で幸運にも生き残りながら、撃てる敵は撃っていく。
実理はまだ見えない。
一方、志波 武道はというと……。
「……選択肢を誤ったか？」
じわり、と額に汗が浮かぶ。
神社裏に回り込もうとした矢先、サーベルを獲物とした中級士官がいて、見事に正面から遭遇したからだ。
「やってやろうじゃん！」
（負けたら、どういう影響が出るかわからない…なら勝たなきゃ！ アイツのためにもな！）
そう言って、この場所にいない家族の一人を思い浮かべつつ、接近戦に入る。
一方、こちらは、刀と円。
ろっこん【加速】を刀は使用し、出てきた高級士官と戦う。
円も、同じく出てきた高級士官と戦わざるをえなかった。
「……これも幸運なのかな？」
円がそう言う。
２VS２の戦いは、戦場を駆け抜けながら、行われる。
「……くっ」
刀が苦しげにうめく。
銃と刀の連撃は予想以上に神経を消耗数する。
例えば、刀を避けたとしても、すぐに撃たれる。組み付けば逆に自分の刀の柄を利用しての格闘戦に持ち込みつつ、近づいた瞬間、拳銃を至近距離で急所に狙ってくるのだ。
一方、円はこの戦場の中では安全だった。
敵は刀しか持っていないため、そんな危険は無いが……それでも十分強いので苦戦していた。
だが、銃を相手にするよりはマシである。
（異世界といえ、気持ちの良いものじゃない、けど、止まってられない）
そう言いつつ、敵の隙をうかがう。
その瞬間、幸運にも、敵が建物に引っかかる。
「……っ！」
その瞬間、躊躇わずに円は引き金を引いた。
（殺した……ボクが……殺した……？ うん、そうだね、殺したんだ）
じくじくと、胸に何かがわき上がる。
何かをこらえながら、円は刀の援護に戻ろうとするのであった。
一方、刀はどうかというと。
（命が消費されるだけの命の価値が無い世界）
考えつつも、見切る。
（この世界は気持ちが悪い。この世界を認めたくない。だから、早く原因を倒してこの世界を壊さないと。早く、速く、疾く！）
焦りとともに、いらだちを感じる。
それは自分なのか相手になのか……。
その瞬間、敵の刀身が一直線に自分の面を割ろうとするのが見えた。
「そこだ！」
刀が狙ったのは相手の武器を奪う真剣白刃取り……。
見事、相手の武器を自分の両手の中におさめる事を成功した、そのまま奪おうとするが、敵が片手だと言う事に改めて気づく。
「しまっ……」
「刀くん！」
パァーンッ！
円が気づいたが、間に合わなかった。
乾いた銃声が響き渡り……敵兵が倒れた。
「……上出来ね」
撃ったのはナタリアであった。
はっと円がそちらをみると、怪我をしたロベルトを蛇那伊が肩に乗っけていく。
「やめろ、まだ大丈夫だ！」
「そんな事言って、血だらけじゃ無いの……心配だわぁ」
「これは返り血だ！ 離せ！」
「せっかく助けてあげたのに無粋ねぇ」
……どうやら、治療は必要なさそうだ？
ちなみに、蛇那伊の両手にはそれぞれぐったりしている敵兵が握られている。
「あれ、良い技ね」
ナタリアがそう言う。
自衛の為なら戦闘も辞さないという蛇那伊。
つまるところ、オカマタイフーンは今日も健在であった。
そう言っていると反対側から、人影が現れる。
「よっと、どうやら敵さんは逃げる気は無いらしい、見つけたぜ」
そう言って、武道が帰ってくる。
その言葉に、皆は頷き合って走り始めた。
○死亡報告（１３：３０）
握 利平 銃弾による頭部貫通につき死亡
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2013年08月16日
- 参加申し込みの期限
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- 2013年08月23日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2013年08月23日 11時00分
