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思い出のスノードームをつくろう
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スノードームづくりの教室が終わった。
自分がつくったスノードームの入った箱を手に店から出て行く参加者たちに、ドアのところで密架が来店記念のストラップを配る。革紐の部分には店の名前が刻印されており、先端にぶら下がっているのはこの店の黒猫ブーミをイメージしたゴム製のマスコットだった。
「おつかれさま」
最後のひとりを見送って、閉店の札を戸口に掛け、ドアに鍵をかけた直後、密架は体をふらつかせる。
「密架?」
「大丈夫。ちょっと疲れただけだから。お昼、食べそこねたままだったし」
テーブルに倒れ込みそうになったのを危うく支えてくれた喬に、密架はそう言って、笑って離れる。
「今すぐ夕飯を食え」
「ええ、そうね。
それより、今日はすごくがんばってくれたわね。人付き合いが苦手なのに」
「何言ってる。そうしたくて教室におれを引っ張り込んだんだろ」
「ふふっ。だって、ああでもしないとあなた、絶対に表に出ようとしないじゃない。それじゃあいつまでたってもそのコミュ障は治らないわよ」
「おれはコミュ障なんかじゃねえ。好きでひとりでいるんだ」
不機嫌そうに言うと、喬は階段を上がり始めた。
「喬?」
「まだつくりかけのスノードームが2つ残ってるからな。あれを仕上げてくる」
「そう。じゃあお夕飯ができたら呼ぶから、そのときはちゃんと下りてきなさいよ。また前みたいに聞こえないフリしないで」
「はいはい」
トントン、と階段をのぼっていく喬の足音を聞きながら、密架は教室の間に喬がつくったさまざまなスノードームをダンボール箱から取り出して、ショーウィンドウへ飾っていく。
そうして、今日の教室であった出来事を1つ1つ振り返っていた。なかでも特に、喬と生徒たちのコミュニケーションを。
「この出会いで、少しでもあの子を取り巻く環境が良くなってくれるといいのだけれど……」
たとえ喬がそれを望んでいないと言い張ろうとも、密架としては、それを願わずにはいられなかった。
≪思い出のスノードームをつくろう・了≫
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あとがき
担当マスター:
寺岡志乃
ファンレターはマスターページから!
こんにちは、またははじめまして、寺岡といいます。
当シナリオにご参加いただきまして、ありがとうございました。
このシナリオが『らっかみ!』で初めてのシナリオとなります。
最初から趣味全開のシナリオをさせていただきました。こういった日常系のシナリオをメインにこれからも出していきたいと思っています。
そのときは、またぜひ皆さまにもご参加いただけましたなら幸いです。
それでは、ここまでご読了いただきまして、ありがとうございました。
次回もお会いできたらとてもうれしいです。
もちろん、まだ一度もお会いできていない方ともお会いできたらいいな、と思います。
それでは。また。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
寺岡志乃
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月09日
参加申し込みの期限
2015年12月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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