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破:運べ、牛乳!
こうしてたっぷりとタンクに貯められたミルクは、消毒され、瓶詰めを施される。だが、その重要なタンクに忍び寄る影が1つ。そう、瓢である。
彼はタンクの前へとやってくると誰もいないのを確認し、タンクに施した仕掛けを操作した。
(結果的に夢魔に対抗する術がなくなり寝子島からアレが消え去る。これぞ、あっしが画策する
『一億総腹上死社会』
じゃ!)
なんか、とてつもなく少子化待ったなしどころの問題じゃない事を引き起こそうとしていた。
「おい」
不意に声がし、瓢は振り返る。と、そこには今にも殴りかからんとする刀の姿があった。
「くっくっくっ、もう遅いよーいっ!」
テンション高めにそう言った側から、タンクに罅が入り、音を立ててミルクが噴出す。刀が瓢を捕まえようとした途端、瓢は頭からミルクを被るという羽目になるもその表情は実に楽しそうである。
「骨削、
ちょっと頭冷やそうか……?
」
ばきっ、と拳を鳴らした刀の鋭い眼光に、瓢はにぃ、と笑みを強めた。彼は脱兎の如く走り出し、刀が追いかける。
「あっはっはっ、ここまで来てみぃ~!」
「ほーねーそーぎーっ!!」
けらけら笑う瓢はひょいひょいと身軽に走り、刀が疾風の如く追いかける。そんな2人を見た三田さんは慌てずタンクを修理する。
「瓶詰め作業はやっているから、出来た分から運んでもらおうかな」
「は、はい……」
雨のごとくミルクが降る中、三田さんは「やれやれ」とため息を吐きながらそう言い、夏朝は不安げに見つめるのだった。それでも既に牛乳は瓶詰めされており、これを魔方陣まで運ばなくてはならない。それを中心にやるのが夏朝と刀の役目なのだが。
「御剣くん……こっちの仕事、頭から抜けてないかなぁ?」
未だに瓢を追いかける刀の姿を見、夏朝の表情が強張った。
瓢の悪戯により、牛乳はより必要となってしまったものの被害はそこまで大きくなかった。
「三田さん、あとどれだけ必要ですか?」
修が確認を取ると、三田さんが空っぽの牛乳瓶が入ったコンテナを見せる。それらを見た乳絞り班は「これならまだ頑張れる」と額の汗を拭いながら頷いた。
「そういえばだけど、集まった皆一人一人がものすっごく戦力だよね」
乳絞りの経験がある蛇那伊とまもるは確かに上手だし、下心も負けてはいない。修や姫も手際よく搾れるし、タルトや碧南もコツを掴んできてだいぶ早く搾れるようになってきた。
「運ぶ担当が少ないから、場合によってはそっちに回ってもらうかもしれない。よろしく頼むよ」
三田さんの言葉に、一同は頷いた。
その頃の瓢と刀はというと、おいかけっこ中だった。だが、ココで瓢はとある事を忘れている。自衛用に取っておいたミルクである。それに気付き、瓢ははた、と立ち止まる。
(ちょいと奪いに行くかねぇ……)
くるっ、と方向転換したとき、彼は視線を感じた。それも無数にである。そして、刀はその手に牛乳の入ったコンテナを抱えていた。
『仔犬や仔猫が、牛乳の瓶を掠め取ろうとしてくる』
どうやら、瓶入りミルクで誘い出したらしい。その情報を瓢が思い出したとき、刀が実にいい笑顔で宣言した。
「お前ら、やれっ!」
「ちょっ、御剣はん!?」
わっ、と飛び掛る仔犬と仔猫。先ほどミルクをたっぷり頭から被ったのがいけないらしい。あっというまに仔犬と仔猫に飛び掛られ、ぺろぺろと頬や手足を舐められる。
「く、くすぐったいさね!? ってその牛乳はあっしの~~~~!?」
良く見れば、瓢が取り忘れていたミルクも仔犬と仔猫が飲んでいる。瓢はがっくりとその場に倒れ、刀はため息混じりに言った。
「悪因悪果、天網恢恢って言うじゃないか」
彼は牛乳瓶が入ったコンテナを抱えなおそうとした。すると、するりと仔猫が瓶を1つ取っていく。ここまでどうにか避けてきたがやられた事を悔しく思う。
「お前ら意外とやるのな。だが、これ大事な物だからあげられないんだ」
うるうるおめめで見つめられ、たじたじになりながらも刀は必死に走って逃げ切ろうとしていた。
(うぅ、これは結構辛いぞ。あ、そういえば友人が飼っている猫にあげる煮干しがあったかな)
刀はどうにか仔猫・仔犬を振り切ると魔法陣にコンテナを置き、ポケットから煮干の入った袋を取り出した。すると匂いで解ったのか、仔猫たちは煮干に群がり始めた。にゃーにゃーと鳴いては刀に煮干をねだる仔猫たち。
「よーし、今やるぞー」
刀は煮干を仔猫たちに上げると、適当にパラパラと魔法陣とは反対方向にまいて再びコンテナを取りに行くのだった。
刀がちゃんとコンテナを運んでいた事に安堵した夏朝は、ろっこん『重く軽く』を使ってコンテナを運んでいた。
(あぁ、とっても可愛い)
それでも仔猫と仔犬がうるうるおめめでやってくる姿にきゅん、となりながらも必死に魔法陣へとコンテナを運んでいく。だが、油断すると牛乳瓶を取って行こうとするので気が抜けない。
(まずはどうにか持っていってから、だね)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月02日
参加申し込みの期限
2016年04月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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