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夏朝は必死に逃げながら魔法陣までコンテナを運ぶと、それらが消えたのを確認して、辺りを見渡した。ちょうどいい具合に小枝やねこじゃらしがあり、見つけるなり入手する。これなら役に立つかもしれない、と睨んだのだ。
「運搬役が少ないのが大変だけど、やるしかないね」
夏朝は1つ頷くと、もう一度コンテナを運ぶため三田さんの所へと戻るのだった。
ちょうどその頃。壊れたタンクから噴出したミルクをバケツで受け止めていた姫はなにか思いついた。
(これは生かせそうですね)
そういうなり牛乳を運ぶ夏朝と刀の行く道にぽん、とバケツを設置。するとあっというまに仔猫も仔犬もわれ先にとミルクのバケツに頭を突っ込んでいる。
「そいつは?」
刀が不思議に思って問いかけると、姫はくすっ、と笑って答える。
「いっそお裾分けするのがいいですよ」
刀が成る程、と感心しながら頷き、コンテナを運んでいく。だが、それでも牛乳を狙って仔猫と仔犬が刀目掛けてやってくる。
「一体どれだけいるんだ?」
刀がコンテナを抱えなおして逃げていると、ぴゅっ、と何かが飛んできてコンテナに張り付く。と同時にコンテナが軽くなる。良く見たらそれは、夏朝が持っている猫さんシールだった。そして、今度は木の棒が飛んできた。それらに仔犬が反応する。
「そーれ、とってこーい♪」
声の主は夏朝だった。彼女はねこじゃらしを振って仔猫を引き付けつつ、小枝で仔犬を引き付けていた。作戦に引っかかったのか、小犬たちはわらわらと枝を取りに行き、誰が運ぶか取り合いをしている。仔猫たちもねこじゃらしにじゃれつき、とても楽しそうだ。
そのねこじゃらしをあさっての方向へ投げて気を逸らし、枝を咥えた仔犬から枝をもらって再び投げる。彼女はろっこんで刀のコンテナを軽くし、その上仔猫と仔犬をあいてにしていたのだ。
「すまない、恵御納!」
「お互い様だよ、御剣君!」
夏朝はそう言って枝を2、3あさっての方向へ投げると、ダッシュする刀の背中を見送る。そうしながらも自分でもコンテナを運ばないと、と向き直った。
「瓶詰めできない牛乳もありますから、それで引き付けますよ」
姫が新たに持ってきたミルク入りバケツを進路に置き、仔犬たちの気を引く。夏朝はコンテナにシールを張ってろっこんを発動させると急ぎ足で魔法陣へとそれらを運んでいくのだった。
「あとどれだけ魔法陣に送ればよいんだ?」
魔法陣から戻ってきた刀が三田さんへ何気なく問えば、彼は詰まれたコンテナを見せる。
「これだけは確実に寝子島に送らなければ、夢魔によって壊滅するね」
「乳絞り班の人で、手が空いた人っていないかな?」
ダッシュで戻ってきたのだろう、夏朝が息を切らせながら問いかけると、三田さんは少し考えて乳絞りをする面々に声をかけた。
「牛乳はあとちょっとで必要な分に達する。運搬に回っていいって人はいるかい?」
三田さんがそう問いかけると、ちらほらと手を上げる者たちが。それに頷き、三田さんはにこり、と笑う。
「それじゃあ、頼んだよ」
「「はいっ」」
手を上げたタルトとまもる、修、下心ははっきりとした返事で答え、行動に移る。残った面々はラストスパートに入った。ゴットハンドとも言える手さばきの蛇那伊や腕の立つ姫がいる為、少ない人数でも十分間に合うと三田さんは睨んだようだ。それに、先ほどから刀に捕らえられた瓢も三田さん監視のもと乳絞りに精を出している。
(これなら、間に合いそうだな)
三田さんは静かに頷いた。
「それ、意外と重いだろう? 手伝うよ!」
「いいの? ありがとう!」
まもるはタルトにそう言い、2人でコンテナを運ぶ事に。姫や夏朝が仔猫と仔犬の対策に乗り出したとはいえ、狙いに来る者たちはいる。それをどうにか避けて調子よく運んでいく。
「それにしても夢魔かー♪ 見てみたいな~♪ 薄い本の参考にしたいし!」
タルトがポニーテールを弾ませてそういうも、まもるは跳ねるポニーテールを見る事が出来て満足なのか、少し表情にしまりが無い。
刀もせっせと運んでいく。まだコンテナはあるのだ。悠長な事はしていられない。下心もそれは解っているようで、軽口をたたきながらも寄り道せず運んでいく。
「こっちよろしく!」
夏朝がシールをコンテナにはり、ろっこんを使う。みるみるうちに軽くなったコンテナにタルトはぱっ、と顔を輝かせる。
「すっごーい! これなら1人でも大丈夫みたいっ。まもるくん、ここまででいいよ、ありがとう」
タルトはそう言って1人でコンテナを運んでいく。まもるは少し圧倒されながらも頷き、別のコンテナを運ぶ。
修も夏朝のろっこんに助けられ、何度も何度も運んでいく。おかげさまでコンテナは全て魔法陣へ運ばれた。
「コレで最期!」
タルトがそういって魔法陣へとコンテナを置く。だが、この時彼女も一緒に魔法陣へと入り込んだ。同時に起こる光の渦。彼女はそこへと音もなく引き込まれてしまった。
「「あっ……」」
刀とまもるの声が重なる。それをみた一同は嫌な予感を覚えつつも魔法陣の中へと飛び込んで行った。
なかなか帰ってこない一同を心配し、夏朝が様子を見に来る。だが、そこで見たのは魔法陣の中へと入る一同の姿だった。
「ふむ。みなさん夢魔と遊びたいんですかね?」
姫がぽつりと呟き、傍らで蛇那伊が「あらあら」と苦笑する。不安そうな顔で事情を説明する夏朝に妄想の世界から帰ってきた碧南もまた不安になる。だが、三田さんだけがくすくす笑っていた。
「?! 笑い事ですか?」
「大丈夫だよ。沢山の牛乳を運んだんだ、どうにかなるさ」
三田さんはそういって、残ったメンバーに休むよう言い残して調理器具を運び出した。
夢魔対策として用意された沢山のミルクは、彼らの奮闘により寝子島へと配達される。だが、その最中に飛ばされてしまったタルトとまもる、自らの意志で飛び込んだ刀、修、下心はというと……寝子島である意味奮戦していた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月02日
参加申し込みの期限
2016年04月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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