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THE FUTON ~猫鳴館防寒大作戦、決行せよ~
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だが、飛び出し注意!
リアカーと欲望まみれの男子高校生は急には止まれないのだ!
「ぎゃあああああああああああ!?」
南無三!!
哀れ、曲がり角から現れた小柄な少女に2人は激突!
少女は断末魔と共にアスファルトの上をバウンドする。
……少女はピクリとも動かなくなった。
彼女――
恵御納 夏朝
が抱えていたダンボールの中身(大根・白菜などの野菜類)が無慈悲に周囲に散乱するさまを2人は黙って見詰めていた。
「うわぁ……、僕、人を轢いちゃったよ、御剣くん……」
状況が掴めないのか、呆然と立ち尽くす日暮。
御剣は口を金魚のようにパクパク開け閉めさせながら目を泳がせていた。
「お、落ち着くんだ、ひ、日暮……。まずは生存確認だ……」
「う、うん……! って、どっかで見たことある顔だと思ったら……」
「恵御納だな……。この様子だと猫鳴館へ向かう途中だったのかもな?」
「なぁんだ、どおりで裏道で鉢合わせするはずだよね。ここ近道だし」
日暮は衝突の原因が判明して納得の表情である。
「猫鳴館へ行く奴は大抵、この道を選ぶからな。事故るのも仕方がないよな」
「そうだね、仕方がないね」
あっはっはっはっは!
爽やかに笑う御剣と日暮の周囲にイケメンオーラが発生する。
(少女漫画特有の、人物を取り囲むキラキラしたアレを連想してほしい)
そうだ、イケメンなら事故っても許される。
イケメンは許されるのだ。
「んなわけあるかぁ!! イケメンでも許されてたまるかぁ!! てか生存確認しないの!?」
恵御納、大地に立つ!
幸い、怪我はないようだ。
激突した瞬間、恵御納はろっこん『重く軽く』のシール射出能力で自分にシールを貼り付けると、体の重さを一時的に軽くしたのだ。
だからあんなにポンポンとアスファルトを跳ねても肉体へのダメージは皆無に等しい!
「咄嗟に猫シールで僕の体を軽くして衝撃のダメージを最小限に抑えられたから良かったけど、これ立派な衝突事故だからね……?」
「「……すいません」」
「急いでいたかもしれないけど、前を見て歩いてね?」
「「……本当にすいません」」
2人は見事な土下座を恵御納に披露した。
(やれやれ……。今回のイベントは、僕にネタ要素が降り掛かるなんて思っていなかったんだけどな……)
実は恵御納、今は普段の彼女ではない。
恵御納は二重人格者で、今はもうひとりの彼女である『夏夜(かや)』が主導権を握っている。
出掛ける前に、うっかり主人格の『夏朝』が桜花寮の自室で転倒してしまい、後頭部を強打してしまった。
そのショックで人格が入れ替わってしまったのだ。
(流石に2度目は起こしたくないからね……)
備えあればなんとやら。
夏夜は、自分の存在を悟られないように気を付けながら2人に告げた。
「……罰として、拾った野菜と僕自身をリアカーに乗せてね。僕、さっきので足を痛めたみたい」
まぁ嘘なんだけど、と夏夜は心の中で舌を出した。
「けど、なんでそんなに急いでたのかな……?」
夏夜の質問に御剣が答えた……。
「そういうことなら準備が必要だね。今から僕が言うものを買いに行こう」
夏夜はリアカーに乗り込むと、前方を指さして号令を飛ばした。
「ゆけっ、ねこさん号! 安全運転でホームセンターへ急ぐんだ……!」
「「ラ、ラジャー!!」」
ぶつけた罪悪感が御剣と日暮を走らせる。
2人が引くリアカーに乗った夏夜は悠々とくつろいでいた。
だが、そのリアカーに親指を立ててスマイルを向けていくる少女がいた。
寝子高生の
羽生 碧南
だ。
「そこのリアカー! 私の見立てが間違ってなければ、猫鳴館へ向かうと見た! 乗せてってよ、あそこの人数考えたら結構な量を買い込まなくちゃならなかったから1人じゃ運搬できなくて困ってたんだ!」
羽生の後ろには、大量の『ニャガ谷園の煮込みラーメンの素[コクうま鶏ちゃんこ味]』のケースと、レジ袋にたんまり詰め込んだ特売品の白身魚の群れが!
「ああ、どうぞ。狭いけど乗り心地は悪くないよ」
恵御納は横にずれてスペースを空けた。
「夏朝さん、君が決めるの!?」
日暮のツッコミ!
キショウカチ!
「恵御納……、ちょっと待て。流石にこの量はヤバイ! 一旦、猫鳴館に恵御納を送ってから往復するほうが……!」
御剣も戦々恐々だ。
「でも時間がないんでしょ……? 羽生さん、だっけ? 遠慮せずにどうぞ」
恵御納が手招きすると、羽生はどんどんリアカーに食材を積み込んでいくではないか!
「いやぁ、ごめんね? でも助かるよ! ありがとう、2人とも!」
「「俺たちの意思が、全く伝わっていない……だと……?」」
2人は思わずハモッてツッコミを入れてしまった。
シンフォニー!
こうして、女子2名を荷物と一緒にホームセンターを目指す御剣と日暮。
負けるな、男子! 暖かい布団が君達を待っているぞ!!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月01日
参加申し込みの期限
2015年12月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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