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サンタクロースの贈り物 ~とても良く視える一日~
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●
トワ・E・ライトフェロゥ
はいわゆるトラブルメーカーである。
彼女が笑えば皆が微笑み返すレベルの美少女なのだが、元来好奇心旺盛なせいか、よくトラブルに巻き込まれるし、引き起こす性質なのだ。
そんな彼女だから、今日いまこの瞬間に視えたものを、躊躇いもなく触れるのは至極当然なことだった。
「電柱に何かついているのデス。押すデスか?」
信号機の押しボタンよろしく、何の変哲もない電柱にくっついているボタン。
昭和時代の名残だろうか?
古ぼけて、もう使われていないそれは、木作りで2mあるかどうか。
ボタンが丁度トワの目線の位置にあったのが運のつきだった。
「えいっ!」
トワが思いっきりボタンを押す。
その瞬間、電柱がぐらりと倒れる。
「えっ、えっ、えっ。トワはそんなに力持ち違うデス!」
倒れた電柱は看板にぶつかり、看板は衝撃でピカーンと電気がついた。
電気がついた看板からはコードを伝ってミニカーが走り出し、ミニカーはバスを待って並んでいる人にぶつかった。
ぶつかられた人が驚いて転びかけると目の前の青年の背中にアタック!
突き飛ばされた男性はそのまま前に並んでいた女性の背中にアタック!
次々とドミノ倒しのようにパタパタと人が倒れてゆく。
そして先頭に立っていた男性がバス停の看板を突き飛ばして、看板が思いっきりぶっ倒れた。
急停車するバスと、混乱する人々。
「えーっとえーっと、これは何事デス?」
自体がまったくの見込めないトワ。
とりあえず電信柱がビルに当たらなかったのが奇跡。
てくてくと、トワは歩く。
その青い瞳にまたしても怪しげなモノが目に付いてしまったのは、幸か不幸か天災か。
「あの家の門を引っ張るデス」
いかにも横に引いてくださいといわんばかりの取っ手に、トワは思いっ切り横に引っ張った。
その瞬間、門に付けられていた防犯ブザーが鳴り響く。
家の中から、なにやらがたがたと大暴れする何かの音が響き渡る。
「防犯ブザーが鳴るだけなのデス。ただの取っ手だったのデス」
少し残念そうに呟いて、トワは集まりだした野次馬の間をすり抜ける。
通り過ぎた後ろのほうで、
『この男、指名手配の空き巣よ!』
とか、
『うちのお隣さんもやられたんだ! この野郎、警察が来る前にしばいてやる!』
だの。
『たーすけてーーーーーーーーーーーー!』
といった悲鳴だのが聞こえてくるのは、きっと気のせい。
トワは歩く。
てくてく、てくてく。
ごく普通のお散歩なのだ。本来は。
ただ今日は、ちょこっとだけ、トラブル成分が多く世界に分泌されているだけで。
そうして、横断歩道に差し掛かったときだった。
「アレは、危険がアブナイのです、助けるデス!」
猫だった。
真っ黒な猫が、赤信号を渡ろうとしているのだ。
トワは迷わなかった。
迷う事無く、横断歩道に飛び出して、黒猫を抱きしめる。
突っ込んできていた乗用車が思いっきりハンドルをひねった。
叫び声が上がり、逃げ惑う人々。
対向車線に乗り上げた乗用車は、トラックに激突!
だが爆発はしなかった。
トラックに積まれていたのは真新しい寝具だったからだ。
布団がクッションになって、乗用車を守ったのだ。
「大丈夫デス?」
黒猫を抱きかかえたまま、トワが乗用車に駆け寄る。
すると、後部座席の扉が勢いよく開いた。
飛び出してきた女性は、手を縛られた状態のまま、トワに助けを求めた。
「助けてくださいっ!」
「Oh?!」
「誘拐されたんです!!!!」
「Please wait a moment、一体なにごとデスー?」
ファンファンファンファン……
けたたましいサイレンの音と主に、パトカーが何台もトワたちの周囲を取り囲む。
「誘拐と殺人未遂の容疑で逮捕する!」
ガチャリ!
運転席で気を失っていた男の手に手錠がかけられる。
ぼろぼろに泣きながら、警察に保護される女性。
「何がなんだかわからないデース。でもきっと、今日も平和デス」
ねーっと言いながら、助けた黒猫にキスをするトワ。
きっと、今日は平和なのだろう。
そう、彼女が次ぎのスイッチを押さない限り。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
霜月零
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月02日
参加申し込みの期限
2015年12月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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