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転:のんびりと地平線に溶け込むように
――牧場。
ほのぼのとした空気のなか、ポニーたちが美味しそうに草を食んでいる。その片隅でそれを眺めている、ちょっと煤けた感じの少年が1人。実は、幼い頃にもどった
セルゲイ・ボスコフ
だったりする。
煤けた顔をベレー帽とマフラーで隠したセルゲイが辺りを見渡していると……カウボーイハットを被った男の子がおもちゃの銃を手に遊んでいる。英語教師のウォルター・ブラックウッドが少年に戻った姿なのだが、とても楽しそうである。
「……?」
ふと、視線を感じた。良く見れば6歳ぐらいの男の子が同じようにウォルターを見ていた。少し荒んだその眼差しは、スラムでも居そうな雰囲気を宿している。その黒髪の少年は、
夜海霧 楓
であった。
時間を少し遡る。楓は幼い頃の姿に戻った己の姿を水溜りに映し、ため息をついていた。
(なんか前にもあったなこんな事……。ったく、女性化したり縮んだり話題に事欠かない所だぜ)
楓曰く、「子供の頃にいい思い出はねーし」なのだそうな。戻れるならばさっさと元の姿に戻りたいのが本音だが、課題をこなせと言うのは面倒である。彼は他の者が攻略するまで適当にぶらついていようと考えた。
そこで彼は、思いっきり走ってみる事にした。小川を飛び越え、木立の中を駆け抜ける。木陰が楓をまだらに染め上げ、ほんのり冷たい風が頬を撫でる。その中を楓は身軽に木へ昇ってみる。
(最近じゃ森の中を飛んで回ることもできねーし、そもそも自由に動き回れるのも子供の特権だよな)
胸いっぱいに美味しい空気を吸って、ふぅ、と吐き出す。楓はそのまま僅かに苦笑し、隣の木へぴょん、と飛び移る。
(まー、普通の子供は樹上を飛び回るとかしないんだろうが……)
……一体、彼はどんな幼少期を過ごして来たのだろうか……。
ふと、楓は傍らを見る。普段一緒に居る女の子の姿を思い出し、思わず苦笑を強めていた。まるで今の苗字になる前の自分に戻ったかのように思えて。
(どっかのチビ助が居ない分、思いっきり走れるぜ。それに……今の自分が、あいつを止められるとは思えない……)
脳裏に元気いっぱいなその姿が映し出され、がっくりと項垂れる楓。今にもその少女の声が後から聞こえてくるような気がする。楓は首を振り、木を降りてまた森を走り……牧場付近でウォルターとセルゲイを見かけたのだった。
「何してんだ?」
楓が声をかけると、ウォルターがおもちゃの銃を片手に、にぃ、と無邪気に笑う。
「ガンマンごっこだよ! いつもはパパとやるんだけど……」
そこでウォルターは少し寂しげな顔になる。そこから、あんなにはしゃいでいたのは寂しさを紛らわすためなのではないか、という予測をする。
「ко си ти?」(意:君、だぁれ?)
セルゲイが問いかけるとウォルターと楓は最初不思議そうな顔をする。まぁ、東欧の言葉(おそらくロシアに程近いセルボクロアチア語)を聞いても解らないだろう。しかし、この時、ウォルターと楓は、タイムラグが発生した物の、何気なく言いたい事を掴む事が出来た。
※どうやら「言葉がわからなくてもなんとなく意思疎通が出来る」ようになっているようです(以下、セルゲイの言葉は一部を除き日本語表記いたします)
「僕はウォルターだよ」
「俺は楓だ」
2人が名乗ると、セルゲイもややあって、ゆっくり名前を紡ぎ出す。この頃のセルゲイは同年代の子どもたちに比べ口数が少なかったのかもしれないが、あまり話していない。それでも、おもちゃの銃に興味を示すあたり、ガンマンごっこにも興味を示しているのは一目瞭然だった。
「君たちも、ガンマンごっこやろうよ! おもちゃの銃ならここにあるよ!」
ウォルターが何処からともなく、おもちゃの銃を取り出すと実際に玉が打てるものとそうでない物が混じっていた。
「これ、玉が出るのな」
「そうだよっ。ねぇ、早打ち勝負しようよ! 早打ち!」
ウォルターの言葉に、楓は少し考える。セルゲイは僅かに遅れて「やってみたい」と言い、楓は内心でため息をついた。
(確かに射撃の経験は今でもあるし、玩具の銃だから危険はなさそうだが……)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
13人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月16日
参加申し込みの期限
2016年04月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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