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\ オーバータイム!/
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後木 真央
は走っていた。
空が紺碧の色に染まる。
あと少しで夜が明ける。
九夜山に、だいぶ警官の姿が見えるようになってきた。
誰か他に、いるのだろうか。
真央は、暁に向けての疾走を開始する。
「普段から山走りしてるの、一晩中!
見せてやるのだ!
負けるかなのだ~!}
※
暴走する勇生は、あちこちの住宅に無断侵入しつつ逃走する。
その家は見た目よりも広壮だ。ギャラリーらしき場所には、無数の絵画。
それらはどれも異様な、恐怖の存在だ。
勇生は、それらの絵に気づかない。
絵の中の鴉が、ぎろりと勇生をねめつけたような気がした。
――偽りの夜が終わり、本当の夜がはじまった。
日暮 ねむる
は幸運だったのかもしれない。これから、彼女が味わうような恐怖を、ついに知らずに、夜を過ごせたのだから。
とりあえず、円は逃げきれそうだ。
だが、一つ気になることがある。
倒れている警察に歩み寄って、揺さぶる。
「うわぁ、だ、大丈夫?」
虚ろな警察に尋問。
「その、黒根さんって人は、どこにいるの?」
殺人鬼ってのは、本当だったんだ。
「何か手伝えることがあったら……」
警察はよどみなく、黒根の情報を伝える。
円は魅入られたように、それを聴く。
すでに警察の精神は、彼自身の所有でなくなっている。
頷き、円は走り出そうとして――。
来るな。
来るな。
来るな!
何かの予感が、円の背に灼熱する。
この先に……本物の闇がある。
それは、自分を誘っていた。
円の全身が、警報を鳴らす。
このさきに行ってはいけない。
黒根か蒼鴉会か知らないが、この先には、おそろしく危険な何かがいる。
だが、歩みをとめられない。
羽音が、円の耳を聾する。何かが、自分を見ている。
破滅へと向かい、円は、そのまま……。
背中に衝撃が走った。
にゃーくんが、おねーさんの危機を察し、咄嗟に爪を立ててくれたのだ。
不意に、嵐が止んだ。
円は、その場にへたりこんだ。
……。
島嶼の影から、曙光のひかりがゆっくりと差し込むが、空はまだ菫色だ。
長閑な霧笛の音が鳴る。
――あのさ、刑事に目をつけられたんだけど、僕別にばれるようなことはしてないと思うんだけど。
喋り方と裏腹の、厳しく冷たい言葉。
ぞっとする響きがあった。
――もう一度、この島の情報管理の状況について、教えてよ。動きにくいんだけど……。
それから、いくつかの国の言葉で、すばやくののしりの言葉を叩きつける。
携帯電話で話す、刻人。
快闊でとぼけた好青年の面影は、そこにはなかった。
涸れた虚無を湛えた、獣の姿があるだけだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
ぱーすぺ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年11月23日
参加申し込みの期限
2015年11月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年11月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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