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今年の汚れは今年のうちに? 久保田家ダンジョンの怪!
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――時間を少し撒き戻す。
華菜子と円の2人は、襲い掛かってくる敵をどうにか倒したり、避けたりしながらお風呂場があるだろう場所へと向かっていた。
「この辺りなんじゃないかなーって思うんだけどな」
「それにしても、ココ辺りに来たらホコリヒツジが増えた気がするアル」
円が辺りを見渡し、華菜子が僅かに呻く。ホコリヒツジがモコモコと迫ってくるのは地味に気持ち悪い。2人が少し焦っていると、水が撒かれる音がした。
「お待たせしました。ホコリヒツジは任せてください」
「水と消臭剤、ハンドワイパーで固めてしまいますわ!」
五月とエヴァがホコリヒツジを相手に奮闘していた。五月が水を撒き、エヴァがハンドワイパーでテキパキと固めていく。
「ありがとう! 助かったアル!」
華菜子が円と共に先へ進もうとするが、今度はTシャツが襲い掛かる。円はひらり、と華菜子の前に出るとフロアモップの柄を出し、ぐるり、と絡め取った。華菜子は箒で敵を牽制し、円がモップで打ちのめして漸く脱衣所にたどり着けば、そこに……洗濯機があった。
「あったアル……!」
雑巾でうっすらと積もっていたホコリを払い、手早く蓋を開け、円がTシャツを叩き込む。2人に襲い掛かろうとしたホコリヒツジはエヴァと五月のタッグによって始末され、道は開かれた。
華菜子の声に反応し、洗濯物おばけに対応していた夏朝はもこもこ動く洗濯ネットを抱えてそのまま洗濯機に入れた。修も華菜子が作った地図を頼りに、逃げるふりをしては洗濯物おばけを誘導していく。そんな彼へ何頭ものホコリヒツジが迫り、圧し掛かろうとしてきた!
(追いつかれるのも時間の問題かと思ったがこれは……っ)
辺りを見るが、五月とエヴァは周りのホコリヒツジを迫らせぬように働くので精一杯のようだ。修がどうにか避けていると間に入り込んだ者がいた。洗剤スプレーを手にした庚である。
「こいつ、効くんかねぇ……」
「助かったよ、如月」
洗剤スプレーを浴びたホコリヒツジは怯んだようで、縮みながらも後退り。そこを刀がゴミ袋でホコリヒツジを覆い、箒で殴打した。
(ホコリが飛ばないように、とおもったがこれでもいけるか?)
袋の中で分解されていくホコリヒツジだが、小さなホコリの塊となってふよふよ力なく漂う。漸く手の空いた五月が袋の中へペットボトルの先を入れて水を入れると、漸く納まったようだ。
「こいつら、やっぱ水が弱点なのか……」
「でも、細かくなるとただふよふよ浮かぶだけしかできないようですね」
袋の中での様子を観察していた五月が眼鏡を掛けなおし、ふむ、と頷いた。庚が降りかけていた洗剤の効果もあり、弱っていたようだ。
(こっちは洗濯した後っぽいけど、洗いなおしたほうがいいアルね)
洗濯物おばけを先導した華菜子が洗濯機にそれらを案内する。すると、ブラックホールなのかというぐらい洗濯機のなかへ入っていく。
「こうしてみると、圧巻……」
夏朝の言葉に、洗濯物おばけを相手にしていた面々は同意の眼差しで頷いた。
彼らの活動が相俟って洗濯物おばけは数を減らしていく。だが、まだまだホコリヒツジとゴミ怪獣は次々に姿を現していた。
流石にダンジョン化していただけあり、迷いやすい部分はあった。しかし、華菜子がマッピングしていたお陰でさほど苦労しなかった。だが、戦いは熾烈な物となっていた。
口からゴミを吐いてくるゴミ怪獣を相手にしていた円は、口の開き具合から相手の攻撃を読み、軽い足捌きでそれらを避けていた。背中合わせになっていた碧南が気合と共にトングを振るい、ゴミを吐かせる間も与えないで攻撃する。
「えいやっ!」
円も接続部分であろう場所にフロアモップを押し付けて分解していく。それに続けとばかりに修や刀も己の武器を手に立ち向かう。
「こっちアルよ!」
華菜子が敵の気を引こうと背後に回れば、ゴミ怪獣同士がぶつかり、そこをサキリが小箒でばっさり倒す。そうしていくなかでも露草と庚が進路を突破すべく突き進んでいた。
「全力で行きマース!!」
「荒事は任せておけっ!」
先へと進もうと、ゴミ怪獣を箒でいなす露草と庚は、連携しながらわちゃわちゃと寄ってくるそれらを退治していく。そうしていくうちに、開けた場所へ出た気がした。丁度成人女性程の大きさをしたゴミ怪獣が、のっしのっしと歩いては楽しそうにホコリヒツジと遊んでいる。あれが、キングゴミ怪獣なのだろう。
「洗濯物おばけは……飛んでこないみたいだね」
夏朝が辺りを見渡しても、飛んでくる物はない。ホコリヒツジもそこにいる物で最期かもしれなかった。
「ところでさ。凄まじい汚れっぷりだよね……。僕は久保田先生宅に行くのは今回が初めてなんだけど、以前掃除に来た時もこんな魔窟だったのかい?」
サキリの言葉に前回掃除に参加していた者が答えようとしたとき……、羽音が聞こえたような気がする。そして……一斉に黒光りする例の『アレ』=ゴキブリが姿を現した!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
定員
15人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年02月10日
参加申し込みの期限
2016年02月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年02月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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