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楽しもう、コスプレオフ会
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【1】ただいま準備中
オフ会当日の朝八時。
後木 真央
は今日の会場となる、メイド喫茶『ねこのて』に来ていた。
といっても、オフ会参加者としてではなく、店のバイトとして支度を手伝うためだ。
ねこったーでの五代 春香の呟きを見たその日、真央は『ねこのて』の店長代理、
桧垣 万里
に言ったものだ。
「万里ちゃんセンパーイ、ねこったー見たのだ。その日のシフトはお任せなのだ!」
「手伝ってくれるのね? じゃ、頼むわね」
真央の言葉に、むろん万里は笑顔でうなずいた。
というわけで。
「おはようなのだ。今日はいろいろとがんばるのだ」
「おはよう。今日は真央さんには、接客の方をお願いしたいんだけど、大丈夫?」
やる気満々で挨拶する真央に、万里が言った。
「はいなのだ。万里ちゃんセンパイと、橘さんの指示に従うのだ♪」
真央は笑顔でうなずく。ちなみに『橘さん』とは、レジ横に座って毛づくろいに余念のない、この店の店長である黒猫のことである。
その黒猫にも朝の挨拶をして、厨房を覗き込んだ真央は、万里が大きな鍋で白い何かを煮ているのに気づいて目を輝かせた。
「ホワイトシチューなのだ?」
「じゃなくて、ホワイトハヤシよ。今日の限定メニューにしようと思って。他にもいくつか、今日限定のメニューを考えてあるから、あとで説明するわね」
笑って返す万里に、真央は更に目を輝かせる。
「いつもと違うメニューなら、賄いも違いそうで、楽しみなのだ~♪」
言ってから、彼女は店内を見回した。
店の中は普段どおり、椅子とテーブルが整然と並んでいる。
しばしそれを眺めたあと、真央は万里をふり返った。
「質問なのだ、今回は壁際にテーブルと椅子を配置して、疲れた人軽食したい人用に確保して、懇談スペースを開けるとかするのだ?」
「そうね……。裾の長い服とか着て来る人もいるかもしれないし、広いスペースがあった方が、いいかもしれないわね」
問われて考え込んだあと、万里も呟く。
「やるなら、力仕事はお任せなのだ♪」
「そう? じゃあ、店内の模様替えの方、お願いするわね」
「はいなのだ」
うなずくと真央は、さっそく店内の配置換えをするべく椅子やテーブルを動かし始めたのだった。
そのころ、
北条 冬華
は星ヶ丘寮の
桜 月
の部屋にいた。
というのも、オフ会に参加するにあたって、桜が冬華のための衣装を用意したからだった。
「これは……とても華やかですね……」
まずは一着目の、レースのドレスを試着してみて、冬華は鏡の前で低い吐息をつく。
それは、青を基調としたドレスの上に白い花のレースをかぶせてあって、そのためにレースから下のドレスが透けて見えるようになっていた。青と白という色合いのせいもあり、華やかでありながら、どこか幻想的な雰囲気も醸し出している。
「サイズはどうかな。どこか、苦しいところとか、逆にゆるすぎるところとかは?」
「それは大丈夫です」
問われてうなずき、冬華は鏡の前で全身を確認するようにゆったりと回ってみせると、笑って言った。
「素敵ですけれど、オフ会というより、パーティー用といった雰囲気ですね」
もう一着は、黒を基調としたドレスのセットだった。
オフショルダーのゴシックドレスにレースの下着、ガーター付きストッキングに手袋、レースのベールの付いた帽子が一そろいになっている。
「見えないところまで、徹底的にイメージしてみたんだ」
桜が言うとおり、下着やストッキングまで、ドレスと同じ刺繍や意匠が使われていて、見る者が見れば、セットとして凝りに凝ったデザインであることがわかる作りだった。
「見えないところに凝るのが、本当のおしゃれ、とも言いますものね」
鏡にその姿を映して見ながら、冬華はうなずく。
ちなみに、ドレスのスカート部分の右側には深いスリットが入っていて、動くとガーター部分までがチラチラ覗く仕様になっている。また、手袋は長く、二の腕の半分ほどまでを包み込んでいた。
「そうだね。あと、帽子のレースで顔を隠したら、普段とは違った雰囲気を演出できると思ったんだ」
「あ……。そうですね」
実際にベールを下ろしてみて、冬華はうなずく。
「どちらも、ゴシックでミステリアスな雰囲気ですね。いいと思いますよ、月さん」
「そうか。気に入ってもらえて、よかった」
安堵したように微笑む桜に、冬華はとりあえず黒い方を着て行って、オフ会の途中で青い方に着替えることにすると告げた。
「わかった。青いドレスは、持って行くようにしよう」
うなずく桜に、冬華は笑いかける。
「次は、月さんの衣装の方ですね。私が考えたのは、これです」
言って彼女は、持参したシスター服を取り出した。
黒基調で、ワンピースと頭をおおうフードがセットになったものだ。
「これを、私に?」
驚く桜に、冬華はうなずく。
「だって、今回のオフ会は、コスプレが参加条件ですよ。月さんも、コスプレしないと」
ちなみに、なぜシスター服なのかといえば、以前に教会主催のファッションショーに参加したのを思い出してのことだ。
シスター服に着替えた桜の首からロザリオを掛けてやる。
ワンピースは一見質素だが、袖口や高い衿から白いレースが覗き、清楚な雰囲気を醸し出している。
「どうだろう、似合うかな?」
鏡の前で、桜は少し照れたように、冬華に尋ねた。
「とても似合ってると思いますよ」
「そ、そうか……」
笑顔でうなずく冬華に、うなずいて桜は鏡を見やる。
自分がこうした衣装をまとうことなど、あまり考えたことのない彼女は、こういう時、どんな顔をしていいのかわからない。
鏡に映る彼女は、幾分か固い、それでいて照れくさそうな顔でこちらを見返していた。
一方、
常闇 月
は星ヶ丘の
八神 修
の家にいた。
旅鴉 月詠
からの電話で、コスプレオフ会のことを知った彼女は、それを修にも伝えたのだった。
するとメールで、コスプレのリクエストとそのキャラクターの衣装や設定などが送られて来たのだ。
そのキャラクターとは、『パンドラニャーツ』という作品に登場するヒロインの一人、レイリーだった。
彼女は今、その衣装に着替えるためにここにいるわけだったが――。
「……にしても、すごい格好ですね……」
着替えて鏡の前に立ってみて、彼女は呟く。
衣装は、メールを見た義姉が面白がって用意してくれたもので、渡された時から、すごいとは思っていたが、こうして実際に身にまとってみると、更にその感が増した。
それは、まさに『ドレス』だった。
上半身は腕や胸元が剥き出しで、スカートはレースのミニスカートの上にもう一枚、前が短く後が長く裾を引く形のスカートが重なっていて、動くたびに広がるそれが、なんとも華やかである。腕には二の腕まで隠れる長い手袋をはき、足には百合の模様が描かれたガーター付きストッキングとパンプスを履く。
色は全て黒で統一されているが、スカートの裾にはリボンの意匠の刺繍が施され、ウエストと手袋の縁にもリボンが飾られていて、さりげない愛らしさを演出している。
更に、流した髪には百合の花を飾り、頭からレースのヴェールをかぶっている。
色合いはシックだが、デザインと意匠によって華やかさや清楚さ、上品さが醸し出されていた。
そこに、ノックの音が響いた。
「もういいかい?」
尋ねる声は、修のものだ。
「……はい、どうぞ」
答える常闇に、ドアが開いて修が入って来る。
「せかすようで、すまないな。だって、早く見たいじゃないか」
「いえ、もう着替え終わっていますから」
楽しげに笑って言う修にかぶりをふって、常闇は彼に衣装を見せるように、そちらを向いた。
「よく似合っているよ」
彼女の姿に、修は目を見張ったあと、うなずいて返す。
彼の方は、真っ白なスーツをまとっていたが、よく見ればそのデザインはどことなく古風な感じだった。
そう、彼の方も同じ『パンドラニャーツ』の登場人物の一人、ジャストのコスプレなのだ。
黒と白、それぞれのキャラクターに合わせた色合いを選んだだけではあったが、その組み合わせはどこか、最初から対で作られたもののようによく似合っているのだった。
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月27日
参加申し込みの期限
2015年11月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年11月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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