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紫陽花屋敷の噂
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*
天馬 ひびき
は同調する
「あら、逃げられちゃったわね」
ひびきは手にしたはやぶさ(ぬいぐるみ)に話しかける。
その姿はまさしく、休日のひびきそのものだった。
しかし、纏う雰囲気はいつもの無邪気な様子とは少し違うようだ。
普段感情豊かに表情の変わる瞳は細められ、強気な印象を受ける。
普段が「天馬ちゃんマジペガサス」とするなら今はさながら「ブラックペガサス降臨」といった感じだろうか。
ブラックペガサス☆ひびきちゃんは黒子の投げたカラーボールの残骸を拾い上げ、飛び散ったインクに視線を向ける。
「まったく、誰の家だと思っているのかしら」
――時は少し前に巻き戻る。
「うわあ、綺麗な紫陽花だねぇはやぶさ!」
鮮やかな青い傘をさし、ひびきは紫陽花の花を見つめていた。
小さな花弁が寄り添って、大きなひとつの花を作り出す。
素敵だな、とひびきは笑った。
「礼二の言ってた姉弟、本当にここにいるのかな?」
綺麗な紫陽花に囲まれた屋敷が噂のように怖いものだと、ひびきには感じられなかった。
むしろ屋敷全体に神秘的なものを感じていた。
「お屋敷は後回しにしてー、お庭をまわってみよっか!」
はやぶさに笑いかけると、傘をくるっと回して裏庭の方へ回る。
青、紫、薄い水色……。寒色系の色合いの紫陽花に続いて、鮮やかな赤い紫陽花がひびきの前に姿を現した。
「うわぁ、すっごく綺麗な赤い色」
普段見慣れない鮮やかな赤色に、ひびきは感嘆の声を漏らす。
綺麗に整備された土壌と、赤々と咲く紫陽花。
そこだけ、なぜか。
哀しい空気を纏った屋敷とちがいその紫陽花だけはむしろ、
もっと大切な何かを思う気持ちが溢れていた。
「……紫さん、そこにいるの?」
赤い紫陽花を見つめながらひびきはそっと呟いた。
「もし、そこにいるなら、私とおはなししないかな……?」
はやぶさを両腕に抱き、強い意思を込めて話しかける。
死者に安易に同情してはならない、だから理解し、共感し、そして話してほしい。
願いを込めて語りかけるひびきの呼び声に応えるように、赤い紫陽花の花がひらりと落ちた。
ざわり、と空気がうごく。
雨足が一時的に強くなり、雨音以外何も聞こえない。
そんな中で。
『私の話を、聞いてくれる……?』
ざわざわとしたノイズの上から、直接鼓膜に響かせるような、クリアな音が届く。
「……うん、聞く! 私聞くよ! だから話して!」
ふわりと暖かな風がひびきを包む。
風は小さな渦を描き、散った花弁を巻き上げて人型をつくりあげた。
『はじめまして、可愛らしいお嬢さん?』
その人影、彼我花紫はふわりと笑った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
時織椎
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
ホラー
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月05日
参加申し込みの期限
2013年04月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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