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猫鳴館、自治会長選任戦・秋 ~みんな熊になれ!
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●不穏な気配
雅也のために白以外の色のハチマキを求めていた青チームの三人は、緑の二人組と卑弥呼を見送ったのち、なかなか他の熊に出会うことが出来ずにいた。その上、紫と桃色の主戦力がBルートを選択し、Cルートに色つきハチマキの熊が少なかった。
そこに通りかかったのが、バールをぶんぶん振り回した白ハチマキの熊だ。
「あいつなら分かる」
銀丸は言ってから睨みつける。
「俺も」
「僕も」
雅也もサキリも銀丸の答えがいらないくらいだったが、一応銀丸の回答を聞く。
予想通り、女子力(物理)な少女、
三夜 朝陽
だ。
「どうする?」
サキリが雅也に尋ねる。
「あそこまであからさまじゃ、奪わない方が悪いってもんだぜ」
「オーケー。なら僕が気を惹く。隙を突いてくれ」
言った次の瞬間、サキリの姿はその場から消えていた。
<斬空舞踏>で瞬間移動し、雅也と対極側に出現すると、わざと草叢を揺らして音を出す。
「おお? ようやくお出ましか?」
朝陽は勢いよく草叢目掛けてバールを振り下ろす。そこに躊躇の文字はなかった。
まさか本気で殺す気で来るとは思わなかったサキリは、咄嗟に瞬間移動して避ける。
「ハ……やるね……」
「ヒャッハー! 戦う熊はいい熊で無駄に喋ろうとする熊は悪い熊だー!」
朝陽は強敵の出現に喜びを露わにして叫ぶ。一方のサキリもまた、血が滾ってくるのを感じていた。
「おもしろい。それなら僕はいい熊だ」
振り下ろされる長物を、サキリはナイフの峰で弾く。
飛び散る火花。
互いの力量に、ふたりは一度距離を取る。
先に攻撃に転じたのは朝陽だった。
「宣言される前に喋らせなければいいのさぁ! 行くぜ! 物理物理物理ィーー!」
朝陽のろっこん<とりあえず「物理」>が発動し、朝陽の身体能力が向上した。先程とは比べものにならないほどの勢いで、袈裟切りにせんとばかりにサキリにバールを振り下ろす。サキリが際どくも、<斬空舞踏>で姿を消した瞬間。飛び出した雅也が朝陽を背後から羽交い絞めにした。
打ち取った、という確信を込めて叫ぶ。
「三夜朝陽ィ!」
勝負は着いた。朝陽の負けだった。
《青:兵藤雅也、三夜朝陽の白ハチマキ(5点)ゲット!》
雅也に熊皮を渡した朝陽は、ふたたび熊を探す旅に出た。
雅也は奪った白ハチマキを頭に巻き、自分の青ハチマキは腕の見えるところに巻きなおす。
ひとまず作戦の第一段階は成った。
「変装完了っと。こっからは別行動だな。銀丸、サキリ、死ぬんじゃねぇぞ」
「おう」
「兵頭先輩もね」
拳を当てて健闘を祈ると、三人は分かれた。銀丸とサキリはさらなる獲物を求めてBルートの方へ。
雅也はそのままCルートを神社に向けて疾走する。
「裸一貫でゴールしても10点。白ハチマキと合せて15点は入んだ。さっさとケリなんかつけてやらぁ」
青チーム、ここからが第二段階だ。
◇
そのころAルートでは。
たまたま猫鳴館の騒ぎを聞きつけやってきた
八神 修
と
日暮 ねむる
が連れだって歩いていた。
例の如く、突然熊皮を被せられ、いつのまにか参加することになっていたのだ。
人目を忍ぶ二人のハチマキの色は白。
新聞部である修は、熊皮の中にカメラとタブレットを収めている。
せっかくの機会だ。新たな自治会長の誕生を取材し、いち早く記事にしたい。
「取材には神社まで行くしかないな」
「了解。この3つのルートだと比較的安全そうなAに行こうか」
靴下と靴を取り換え、簡単な偽装をしたふたりは、いまのところどの熊にも会わずに進んできた。
道も中ほど、そろそろ警戒を強めた方が良さそうだと気を配りながら進んでいたねむるは、ふと目の前に異様な足跡を見つけ、修を手招く。
しゃがみ込んで観察し、ねむるは苦くため息をついた。
「B方向に向かってる……形状から察するに熊の足跡だね」
「本当か?」
「ああ。しかも相当でかい……冬眠前の時期だからだろうけど心配なのは他の参加者だよ。コイツは餌を求める、どうする八神君?」
修は腕組みして考える。放っておくという手もある。だがもし、熊の行く手に、か弱い女子や友人がいたら? あとで誰かが襲われた、などということになれば、絶対後悔するに決まっている。
「……様子を見に行く方が良さそうだな」
「そうだね。僕もそれがいいと思う」
こうしてねむると修は道を逸れ、熊らしき足跡を追うことにした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月05日
参加申し込みの期限
2015年10月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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