【生徒会総会】クラブ対抗！部費争奪戦ｂｙコメディエアー｜リアクション

【生徒会総会】クラブ対抗！部費争奪戦ｂｙコメディエアー

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　最後のテーマ曲が鳴って『コメディエアー中央情報局』のプログラムは終了した。
　客の大半は焼き肉パーティに参加している。
　あえなく風船を割られてしまった参加者も、応援に回ったり、差し入れを食べたりして盛り上がったようだ。
　中継から帰ってきた志波武道は溜息をついた。
　状況が刻々と変化し、メンバーがそれに引きずられ、それがまた状況を変化させる。
　バトルは数あれど、これだけ変数の多いものは珍しいだろう。
　滞りなく運営できたのは、情報収集能力の高い運営本部、ジャッジの力が大きい。

（コメディエアーなら仕方ない！）
　武道は莞爾と笑い、仲間をねぎらうため、本部に走った。

　腕章をそれぞれ返還し、帰路につくジャッジ。
　「審判」の鉢巻をしゅるりと解いて、エヴァ・ブランシェは溜息をつく。
　滞りなくすすめられたとは思うが、細かなジャッジについては思うところはあった。
　運営本部で全体を見てくれていた呉井　陽太や、生徒会長の志波　武道がお墨付きをくれたものの、その場その場の判断では、不安が残った。
　自分らしく、仕切ることができた。それで満足。
　――まあ、ジャッジマスターの真の力を起動しなくて、ラッキーだったのかもね。

　手近な石を掴み、ひょいと空に投げる。

　唸りを上げる岩塊は、まるで皆の願いのように、遠く遠く軌道を描く。
　成層圏を越え、長い炎の尾を引き、さらに虚空の宇宙まで。

　――熱いしぶきのような、超新星の光が、まるで一瞬の夜明けのように空を照らし出した。
　燃えたつ天空。オーロラの緞帳が、つかの間宇宙を彩る。
　壮大な燦めき。

　コメディエアーの最後の奔流。

　
　その夜きっと誰もがスターだったのだ。

　すべてが終わった後、一筋の流れ星が夜空を薙いでいった。

　

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あとがき

担当マスター：ぱーすぺ
ファンレターはマスターページから！

ありがとうございました！
まさかの展開でした。
状況をみなさんで作っていただき、その状況が行動を生み、そして状況に波及する……。
大人数プレイの醍醐味を味あわせていただきました。
初めての方が多かったのですが、アドリブは多めになっております。

また是非、熱いアクションをいたしましょう！　最高！

●配分される追加の部費について
残り風船数につき、以下のように配分されます。
二団体以上の参加は、多い方を参照いたします。

４……たっぷりの部費を獲得しました。新規の用具などをどんどん購入できちゃいそう。
３……なかなかの部費を獲得しました。遠出の合宿や備品の充実も可能かも……と、夢を見させてくれます。
２……そこそこの部費を獲得しました。贅沢しなければ問題なく活動できるでしょう。
１……すくなめの部費を獲得しました。計画的な収入支出が必要になりそうです。
０……追加の部費を獲得できませんでした。食堂のおばちゃんが同情して、大盛りにしてくれるかもしれません。

※あくまでロールプレイを楽しむためのイメージです。
※全体予算の半分は既に正しく配分されていて、残り半分の追加分に関する配分です。

なお、助成金のでるかもという団体は、会計の一存で決定いたします。
生徒会の方を向いて、お祈りしておいてください。

また、今回のリアクションで描かれている特殊な能力や校舎崩壊などの現象は、
あくまでシナリオガイドでも触れてあるコメディエアーによるものであって、
他シナリオでも同様の効果が起こるというものではありません。校舎も戻っています。

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