【生徒会総会】クラブ対抗！部費争奪戦ｂｙコメディエアー｜リアクション

【生徒会総会】クラブ対抗！部費争奪戦ｂｙコメディエアー

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　再度、確認しておこう。
　このコメディエアー環境下で、ジャッジは最大級のコメディエアーの恩恵を受ける。
　もはやチートなレベルの攻撃が可能なのだ。

　主審、蛇那伊の一撃が炸裂する。
　間一髪で躱した刀のすぐ右、大地に閃光が走る。
　恐怖の大火球が、うねりながら地面に沈み込む、
　巨大なクレバスが、校庭を大蛇のように走り、校長像を飲み込む。
　振動が島を揺るがし、天が渦を巻く。
　ジャッジマスター・エヴァが制するほどの、圧倒的な破壊の権化。
　
　あまりにも常識外れの力に、周囲の参加者もビビる。
　ジャッジの脅威を瞳に焼き付ける。

　周りを見渡すエヴァ、あまりの違反の多さに、懇々とルールを解き始める。
「あのね、皆が求めてるのは、卑怯上等！　な戦争映画じゃなくて、爽快痛快！　なアクション映画なワケ。わかる？」
　真剣に聞く一同。
　現代のアメリカの病巣を、するどく抉ったりしてはだめなのだ。
「こう……ルール違反は当然だめだけど、絵画的に地味になりそうなのも、行動して困るから！」
　ふんふんと頷く。
「やるならこう、もっと派手に楽しく！　ほら、マスターコメントにも書いてある！」
　軽くメタの世界を往還するエヴァ。ジャッジマスターの風格である。