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悠久の時の彼方へ~赤壁炎上
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「注進!」
対岸に到着していた
八神 修
は、曹操軍の兵装を身にまとって敵陣に紛れ込んだ。そして、火の手が上がると同時に、曹操の控える本陣めがけて駆け抜けた。折しも、吹くはずのなかった東南の風が吹き、長江に火柱が上がっていた。もはや、火の勢いは明らかに止めようもないほどに激しくなっていた。
「待て、殿の陣に入る許しは得たのか?」
見とがめる声に対して、修は先程から前線で上がっている火の手を指差す。
「敵の計略に関わる重大な報告だ。貴方は責任を取れるのか?」
兵士と修はしばしやり合っていたが、やがてよく通る声が割って入った。
「今の騒ぎは何事か! 状況を説明せよ!」
馬上に見えるのは、立派な甲冑をまとった身分の高そうな武将だった。相手の兵士がおののく。
「と、殿!」
曹操が自ら様子を見に出てきたか。直感した修は、すぐさま注進した。
「この火は事故ではありません。敵は水上に火の海を作る計画です。高台に登り、状況を見ながら詳しく報告申し上げたい」
「よかろう、あの岬から前線の様子を見る」
修は、曹操や近侍たちとともに前線を見渡せる岬に立つと、虚実を織り交ぜながら「戦況報告」をした。さらに、曹操らが戦況に見入っている隙をつき、息を止める。修の視界に入っている船の帆が〈分解〉された。綱や留め具を外すだけなので、布は簡単に取れ、余計に延焼しやすくなる。全体を見渡し、見える限りの軍船の帆を分解。一方、脱出用の船を見つけると、身動きが取りやすいようつないであった鎖も分解しておいた。
長江に布陣した大水軍は、完全に火の海と化した。
「諸葛孔明の計略だ……」
修はそう言うと、苦渋に満ちた表情の曹操に向き直り、こう述べた。
「即時撤退を進言いたします。政治基盤を強化し、北方を固めたあと、再び南進すべきです―――」
「注進!」
修の言葉を遮るように、別の兵士が曹操の下に駆けてきた。
「本陣後方に敵兵! 陸側より我が陣形を切り崩しつつあり―――」
「退却だ」
曹操の判断は、兵士の言葉が言い終わるよりも早かった。言うなり、彼は自ら馬を反転させた。曹操に退却の決断をさせる修の目的は、ひとまず果たした。
退却の混乱に紛れ、修は馬を拝借して陣地を脱出した。途中で鎧を脱ぎ捨て、長江の下流につないであった小舟に乗って対岸に戻る。
「馬は戦利品だよ。孔明の表情が楽しみだ」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
三城 俊一
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
13人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月24日
参加申し込みの期限
2015年10月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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