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たわー・おぶ・貴魔志
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●戯れと目覚め
階上で蜜月のひと時が流れている頃、一階ではお茶会が続けられていた。
「エマちゃんの髪、きれい」
「そうかな?」
ソファーに座った
エマ・リシェ
の金色の髪を、
白 真白
は手櫛ですくように撫でていく。くすぐったそうに目を細めるエマの頬を、真白の指が撫で上げる。
「ほっぺも柔らかくて可愛い~。ね、葉月さんも触ってみて」
真白の言葉に、エマを挟んで反対側に座った
三宅 葉月
が頷き、手を伸ばした。
「わわっ、うぅ~……」
エマは逃げ場もなく、二人の指の洗礼を受けるしかなかった。普段ならば相手にハグをしたり、スキンシップもためらうことはないが、こうして身動きのとりにくい状況で、一方的に触れられるというのは、どこか恥ずかしい。いつもとは勝手の違う状況に、どこにこの気持ちを発散させていいか分からない。身体の奥の熱が行き場を見失っている。
エマのそんな心の中を表すかのように、ゆっくりと白い肌が赤くなっていった。
でも、まだ。
真白が手を止める。獲物は二人、準備はバランスよく進めないといけない。
「葉月さんも、スタイルがいいよね」
今度は葉月を挟む形に移動する。標的にされた葉月は、眠たそうな目を少しだけ見開く。
「真白さん……も」
「私? でもこんなに小さいよ」
二人の間には、手を伸ばしても届かない身長差がある。
「でも」
「葉月さん、私の胸ばっかり見てたでしょ」
真白が耳元でそう囁くと葉月は目を背けた。
塔の力がそうさせたのだ――もちろん葉月にその認識はない。
つい目がいってしまって、不躾なほど眺めていたという罪悪感が募っていく。
「ひどい。アンバランスだから、気にしてたのに」
「ごめん……なさい」
「ダメ、許さない」
声に、葉月がじゃあどうすれば、と戸惑いの視線を向ける。その不安そうな目が、真白の心をくすぐった。
甘い香りが、彼女の心に嗜虐心を凶暴に植え付けていた。
「葉月さんなら、色んな服が似合うと思うんだ」
だから葉月さんの服を着せ替えよう――という言葉に、それまで置いていかれる形だったエマが微笑んだ。
「わたしも手伝う」
先ほどから一方的に触られていた分、エマの行動は積極的だった。
葉月にすり寄ると、服に手をかけていく。
「動いちゃダメよ、葉月『ちゃん』」
本来の口調に戻した真白の言が、葉月から抵抗を奪う。
その間にもエマは葉月の服を剥いでいった。
「この服ってこんな風に着てるんだね……わっ、鎖骨が綺麗!」
作業を中断して、エマの指が葉月の白い鎖骨をなぞった。葉月が微かに身をよじる。真白が微笑みながら、服を引っ張り白の領域を広げる。二人の手がさらに広範囲を侵食した。
「白くて、すべすべしてるね」
「葉月さん、嫌だったら言ってね?」
言わせる気がないのは明らかだった。葉月自身も、嫌悪感どころかむしろ、次第に笑顔で接する二人の行為が心地よいとさえ感じてきていた。頭の芯の部分が、塔に来た時よりもぼんやりとしていき、痺れるような感覚を残していく。
「ぎゅー」
「――!」
エマが抱きつき頬ずりをしてきて、その感覚は心の奥底の何かに火をつけたようだった。心を焦がすようなそれに、葉月が声にならない呻きを発した。
「ねえ、もう少し着せ替えっこしたら、上の階に行かない?」
二人の熟し具合が頃合いとみて、真白がそう言った。
「あ、ここにも沢山服があるんだね!」
後片付けをするから先に行ってと真白に言われ、エマは葉月の手を引っ張り部屋の中へと入った。
エマの服は一階での着せ替えで、普段着るようなセーラー服姿になっている。
「ここでも着せ替えっこ、する?」
抵抗という抵抗もできず、真白とエマの着せ替え人形となっていた葉月は足元がふらついていた。広めのベッドに座らせると、力なく横たわる。自由にできる年上の女性。その頬にキスを落として、エマが再び服を見やった。
「ふんふんふ~ん♪ 次はどんな服をお人形さんに着せようかな――!?」
言葉の途中で手を引かれ、後ろに倒れる。柔らかい感触はベッドのものだ。定まったエマの視界に、妖艶に微笑む葉月の顔があった。
「葉月……さん?」
「ようやく、二人きりになれたわね」
葉月の手が、セーラー服を乱した。隙間から容赦なく手が滑り込んでくる。
「さすがに二人相手って、どうすればいいか分からなかったから」
「葉月さん……っ」
さっきまで無抵抗だった葉月と思えないくらい、荒々しいスキンシップだった。なによりその顔には、人形めいた無表情に艶やかな色が乗っている。
ぎこちなくも瑞々しい、それゆえに直上的な情欲の色だ。
「私が人形のように見えた? 何の感情ももたないように見えるかもしれないけれど、ずっと貴女のことを見つめていたのよ」
「葉月さ――」
エマの唇が塞がれた。見開いた緑の瞳を、同色の瞳が至近距離からじっと見ている。しばらくして解放されたエマは、しかし何も言えず、水面下で長らく息を止めていた後のような荒い息をしながら、葉月を見つめていた。
「今夜は……私は自分の感情に素直でいることにしたの」
耳元で葉月が囁く。熱い吐息にエマが顔を動かすと、白いうなじが露わになって、葉月がためらいなくエマの首筋へと唇を落とした。そのまま、熱い接吻が続けられていくうちに、エマの身体が小さく震える。開いた口からは、声にならない吐息が何度も何度もあふれ出ていく。
「可愛い子」
葉月がエマの髪に手を伸ばす。ポニーテールが解かれた。
「ね、このまま続けて良いのなら、お姉様って呼んで」
エマを背後から抱えるようにして、葉月は耳打ちをする。エマの身体に置いた手を、服の上から意味ありげに動かす。
「貴女の望むモノ、叶えてアゲル。だから今は、私を慕いなさい」
普段なら、そんな言葉を葉月は口にしないであろう。奥底で眠る感情がいま、何の制約もなく、彼女の身体を衝き動かしていた。
「お返事は?」
ぼうっと葉月の声を聞いていたエマは、やがて行動で応えた。
背後にいる葉月の頬に自分の頬を重ね、愛おしそうにこすりつける。
「続けよ、おねえさま」
そして大胆にも葉月の手を取って動かし、どうしてほしいのかを伝えてくる。葉月が薄く笑みを浮かべた――そんな風に見えた。
「交渉成立ね」
そして再び、情熱的にエマの首へと唇をつけ、宣言した。
「めちゃくちゃにしてあげる」
「二人とも遅れちゃってごめん、ね……?」
しばらくして入ってきた真白は、扉を開けたところで言葉を途切れさせた。身体の動きも止まる。
エマと葉月が、情熱的なスキンシップを交わしていた。
「お姉、さま……!」
エマの熱い声が耳に響く。
葉月は野獣――もちろん比喩的な意味で――と化していた。
――先を越された……?
真白にとって、葉月は思わぬ伏兵であった。部屋に来るまでにあんなことをしようかとか、こんなことをしようかと考えていたプランが、すべて崩れていく。
なにより、自分が一人取り残されてしまったかのような、疎外感。
胸に痛みが走って――その痛みのせいで、背後から忍び寄る気配に気づけなかった。
「あら、仲良しさんね」
「!」
――動けない!?
耳元でささやく声は、
桜栄 あずさ
のものだった。さりげなく真白に身体を密着させ、腕を回し、自由を奪っている。シャンプーの匂いが漂ってきた。
「でも、せっかく三人で仲良くしてたのに、あなただけ仲間外れはかわいそう」
動けぬ真白の服の上で、あずさの手が意味ありげに蠢いた。
「私たちが、貴女を満足させてあげようかしら?」
「……っ!」
言葉は優しいが、拘束した上での攻勢は的確にして苛烈であった。ただ抱きしめられて、身体を腕と手が這っているだけなのに、気付けば鼓動が早くなり、息が荒くなっている。動きの一つ一つに意味があるようで、その意味を考えるたびに真白の顔は真っ赤になっていった。
……二人の間でどんな交信がなされたかは想像するしかないが、拘束された真白に防ぐ手立てはなく、一方的に攻撃にさらされたのは明らかだった。
――これが、熟練の技……。
そんな謎の敗北感とともに、真白があずさの腕の中でぐったりと力を失っていく。理事長が口の端を釣り上げた。
「普通科1年4組、
白 真白
。想像通り攻めには弱いようね……エレナ」
いつの間にか
剣崎 エレナ
が真白の前にいた。やはりシャンプーの香りがした。彼女は真白の頭を撫でながら、あろうことか彼女の服のボタンや紐をゆるめていく。
「ぁ……だめ」
着衣を乱していく手が下肢に伸びようとしたところで、真白が声を上げた。エレナの手を足で弾く。耳元で忍び笑いが聞こえた。
「残念ね。私理事長だから、貴女の秘密なんてなんでも知ってるわ」
真白の目が見開く。
「だから抵抗なんて無駄よ。あと今後抵抗したら、みんなにバラしちゃうから」
真白の足が震える。だがエレナが手を今度は拒まなかった。
「さ、五人で楽しみましょうか」
二人に連れられ、真白が部屋の中に入る。葉月と目が合った。膝立ちになった彼女と対照的に、ベッドに横たわったエマの方は焦点の定まらぬ視線を天井に向けている。
「葉月さん、次は真白さんの番よ。仲間に入れてほしいんですって」
理事長はそう言って、エレナとエマの方へ。真白には葉月が寄ってきた。
「真白さん、服が乱れてる」
「うん……ちょっと、ね」
実の所ちょっとどころではなかったし、葉月も野獣モードのままだった。真白が押し倒され、葉月が訊く。
「もっと乱してもいい?」
返事をする前に、熱い抱擁が真白を襲った。元より力がほとんど抜けており、抗うこともできない。
――もう、いいや。
どうせ抵抗は出来ない。
そのまま、流れに身を任せることにした。
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10人
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11人
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シナリオガイド公開日
2015年09月21日
参加申し込みの期限
2015年09月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月28日 11時00分
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