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たわー・おぶ・貴魔志
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●あ、ありのままに起こったことを話すぜ……
双葉 由貴
は動けないまま服を脱がされ、肌を触られ遊ばれ、服を着せられ、また脱がされを幾度か体験した。
――も、もう消えたい……
泣きたかった。むしろ泣いてしまえばどれだけ楽だったか。
ベッドに腰かけた状態で、人形と化した由貴は虚ろな瞳を浮かべるだけとなっていた。
ちなみに今はお姫様を思わせるふりふりのピンクドレスを着せられており、髪は金髪のウィッグが彩っている。
「かわいいのですー」
ゼロ・シーアールシー
がそっとおでこにキスをした。そして次の服を探しにベッドを降りる。
女の子たちの次の興味は、自分たちの服へと移っていた。
「ゼロちゃん、何かお揃いで着てみましょうか」
「どれにしますー?」
ミルカ・アハティアラ
の提案に、視線を服の海に彷徨わせるゼロ。
「中華風の服なんてどうでしょう。きっと可愛いと思います!」
「なら、ミルカさんにはこのドレスがお似合いだと思うのですー」
「あ、チャイナドレスだ!」
ゼロの選んだドレスを見て、
椎名 あさひ
が生地に手を伸ばす。赤の素地に鳳凰の刺繍がされたチャイナドレスだった。
「ゼロちゃんも同じ服にしたら、髪の色と合わせておそろいになるね」
「そうなのです?」
「うん、ゼロちゃんには白以外の服もにあいそう!」
「ふふ、いつもと違う雰囲気もいいものですね」
ゼロとあさひが話している間に、ミルカが一足早くチャイナ服に着替える。実際に着ると想像とはまた違うものなのか、あさひが歓声を上げながらミルカの姿を見やる。
「キレイだねぇ。うーん、あさひはどんなのが似合うかなぁ?」
これかなぁ? とあれこれ服を取るあさひ。服のセンスはイマイチなのか、これといったものが中々見つからない。
「それなら、あさひさんは由貴さんとお揃いのドレスはどうですか?」
「あ、そうする!」
善は急げと服を脱ぎ始めるあさひ。塔の魔力のせいか、由貴の目の前で着替えているのだが気にした様子はない――由貴の心中は別のようだったが。
やがて由貴と同じプリンセスドレスに着替えたあさひを、ミルカにお揃いのチャイナドレスに着替えさせてもらったゼロが笑顔で迎えた。
「あさひさんかわいいのです」
ぎゅーなのです、と抱きつくゼロをくすぐったそうに受け入れるあさひ。
「ミルカさんも綺麗なのです。なでなでなのですー」
「きゃっ。もう、おかえしです」
頭を撫でられたミルカは、続くゼロが頬にしたキスに可愛らしい悲鳴を上げたが、すぐさま笑って反撃のキスをゼロに返す。
……どうやら、塔の魔力は彼女たちのような少女にまで影響を与えているようだ。
困ったのは、それを目前で見せつけられた由貴だ。
――な、なななななな!
見てはいけないものを――というより、ほぼ理解不能なもの見てしまった気がして、彼の思考回路はショートし始めていた。
――じょ、女子っていつも、こんなことをしてるのか!?
もっと深刻な問題は、彼が今「由貴ちゃん」状態であることだった。
――こっちに来るなよ!? 絶対に来るなよ!?
そんな「来てください!」ともとれそうな、彼の切実な願いは、果たして叶うのか。
「ここってお化粧道具もあるんですね」
そんな彼の懊悩(おうのう)など露知らず、ミルカが化粧道具を発見。
「色々あるんだねぇ」
当然ながらというべきか、あさひも目を輝かせて手に取る。なんといっても化粧道具は大人のレディの証である。あさひとミルカの見つめ合った視線には、共通の意志が宿っていた。
「お母さんのまねっこして、みんなでリップとかぬっちゃおう! きっと大丈夫だよね?」
「何度かお母さんが使ってるところを見たことありますし、多分大丈夫です!」
根拠のない自信と共に交わされる言葉は、あるいは微笑ましいものかもしれない――自分たちでやるのなら。
二人は当然とばかりに由貴を見た。
――そこで、なんで俺なんだよ!?
そう叫びたいが、当然声は出ない。化粧道具が近づいてくる。
――いやだ! 動け身体! 動いてくれええええ!
逃げ出したいが、身体は動かない。化粧道具が到着した。
「ゆき君にもぬってあげるねぇ」
あさひが由貴に触れる。直後、何かが由貴の身体を駆け抜けた。
――まただ。なんだかドキドキする。
ミルカやゼロに触られた時とは、何かが違う、不思議な気持ちを感じて……
――って、それだけはやめてくれえええええ!
由貴の肌に化粧道具が降臨する。
「由貴さん、可愛くお化粧してあげますね~。口紅はどの色が良いでしょう?」
「う~ん、こんな感じ……でいいかなっ」
ミルカとあさひが気分良く作業を開始。反対に由貴の魂は削られていく。
――ばぁちゃん……助けて。
俺、男なのに、こんな服や化粧まで……
「――はい、すごく素敵にできました!」
満足げな顔のミルカに、あさひが由貴の顔を覗き込んだ。顔を赤らめる。
――ゆき君のお顔、じーっと視てたらなんだかちょっぴりドキッとする……フシギだねぇ?
そこへ、紅茶を淹れ終えたゼロがやってきた。トレイには、なぜかケーキまで用意してある。
「お茶にしましょうなのですー……」
そこでふと、ゼロが首を傾げる。
「由貴さんには口移しなのです?」
――もう、どうにでもなれ……。
意外と乗り気な返事をするあさひたち三人の女子たちの光景に、とっても可愛らしく変身した由貴の意識は時空の彼方へと飛んで逝った。
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担当ゲームマスター
叶エイジャ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
恋愛
SF・ファンタジー
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月21日
参加申し込みの期限
2015年09月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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