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●メイドの嗜み? 乙女の嗜み?
「なんだかこの建物、甘い香りでクラクラします……」
舞洲 絵奈
は
羽入 癒雨
の腕にすがるようにして掴まり、階段を昇っていく。
今回もっとも塔の力に対抗できているのが、絵奈だった。身体が香りに馴染もうとせず、身体がふらついている。
「大丈夫? ちゃんとお姉さんに掴まってるのよ」
対照的に癒雨といえば、まるで上質な酒でも飲んだ後のような超ご機嫌モードである。
――どこか知らないけど、絵奈ちゃんがいれば退屈はしないわね。
そのまま意気揚々と部屋に入り、癒雨は絵奈をソファーに座らせた。そこでようやく絵奈がほっとした表情をした。
「……ここってどういう所なんでしょう?」
「さあ? 雰囲気は悪くないけど」
言って、癒雨が試しにクローゼットを開けた。
「へー、けっこう衣装が充実してるのね……おっ、これ良さそう」
手にしたゴシックドレスは、癒雨のためにあつらえたようなサイズだった。口笛を吹く。
「既成品だとウェストが余らなくて胸がきつくない服って探すの大変なんだけど、ここなら選び放題っぽいわ」
一方、絵奈は室内をぐるりと見回していた。座ってるソファーを始め、目の前には天蓋つきの大きなベッドがある。個室という割には、一部屋がとても広い。視界にある扉の向こうは、おそらくバスルームだ。
「ホテルの部屋みたいですね、癒雨さ……」
先輩メイドへと視線を戻した絵奈は、下着姿になった癒雨の後姿を捉えていた。彼女の着ていたメイド服は、おりしも足を伝って滑り落ち、白い脚線美を露わにしている。
「って癒雨さん、なんで脱いでるんですか!?」
「ん?」
振り返る癒雨。彼女の今日の下着は黒で、肢体を拘束するようなそれは、肌の白を強調させている。
その手には先ほど見ていたゴシックドレスがあった。
「……ああ、ここの衣装着るんですか」
びっくりした絵奈。癒雨がゴスロリ服を着て、鏡の前に立つ。身体を左右に軽く振って、ドレスを揺らす。
「へー。屋敷ではいつもメイド服だから新鮮だわー」
「癒雨さん、ドレスもお似合いですね!」
「そう?」
「あと、とっても新鮮です」
「そんなに?」
「だって、私が見てる癒雨さんって大抵メイド服か、服着てない姿かのどっちかですし」
女性としてそれはどうなのかという理由だった。絵奈も見慣れているせいがさらりと言う。
癒雨は薄く笑み、もう一着のゴスロリ服をかかげてみせた
「絵奈ちゃーん、これ着てみ?」
癒雨のドレスと対になるようなデザインだった。押し付けられた服に、絵奈が慌てる。
「えっ、私も着ていいんですか?」
「いい。あたしが許す」
許す許さないもないのだが、癒雨のその言葉に押されるように、絵奈は鏡の前に立ち、渡された服を自らに当てた。映った自分の像を、絵奈が不思議そうに見つめた。
「こういう服って初めてだからなんかドキドキします……」
「あれ?」
絵奈の背後に立った癒雨はしかし、突然そんな声を出した。
「どうしました? どこか変でしたか?」
「いや……胸んとこサイズ合ってなくね?」
おっかしーなーと服の生地を触っていた癒雨は、はたと天啓を受けたような顔をした。
「さては!」
「は、はい!?」
「また成長したか!」
「何がですかっ?」
「胸に決まっておろう!」
癒雨が舌なめずりをする。絵奈はこの先の展開が読めてしまった。
「よぅし、お姉さん直接サイズ確かめちゃうぞー」
ワキワキとうごめく癒雨の十指が、メイド服の上から絵奈の胸へと迫った。素早い。
「ひゃあっ!? く、くすぐったいです癒雨さん……!」
「動いちゃダメ。ちゃんと確かめないと」
「そ、そんな」
それでも先輩メイドの言葉を忠実に守る絵奈が、指の動きに抗うように背を逸らす。癒雨は自らにかかってきた体重を心地よく感じながら、手中の獲物へと攻撃を開始した。
おお。
これは……!
大事なのは、手首から先の屈筋と伸筋の力加減、そしてそれに緩やかなリズムを付けることであった。手に馴染んだ感覚が、ほんの少し違うか否かは、手に問わせるしかない。そのためには、精密で繊細な動きが必要となる。
癒雨の肩に頭を預けた絵奈が、何事かを途切れ途切れ呟いているが、癒雨の神経はまだ指先の表皮に集中している。絵奈が肩の上の頭を左右に揺らすが、気にせず作業を続行する。
声が癒雨の聴覚に届くには、絵奈はこれから数度、際どい橋を渡らねばならなかった。
「ん――充分」
ようやく手を離す癒雨。とたん崩れ落ちそうになる絵奈の身体を、癒雨が腰を支えて立たせる。
「この調子だとあたしより育つかもねー」
「私、なんて、癒雨さ、んに、比べ、たら全然ですよ……!」
ふらふらと立ちながら、絵奈はようやく息を整え始めた。
「ほら、私着替えないと……」
「うん。早く着替えよう」
当然のようにうなずく癒雨。絵奈がきょとんとした。
「服が決まった。着替えるためにとっとと脱ぐんだ」
「え? あの、だから癒雨さんはあちらへ……」
てっきり向こうを向いてもらえると思っていたが、「今さら恥ずかしがる仲でもないでしょ?」と癒雨は背後から、絵奈のメイド服を脱がし始める。
その様子が、鏡越しに絵奈の目に映った。
紐が解かれ、エプロンドレスがだらしなく地面に落ち、ネクタイが徐々に緩められ、服のボタンが外されていき、左右に引かれていく。
――うう、鏡の前ではさすがに恥ずかしいです……
鏡に映った絵奈が、顔を真っ赤にしている。結局何もできないまま、服は徐々に乱され、一枚ずつ床に取り払われていった。
「なんだその色気のない下着は!」
そこでこの、癒雨の声である。
「やる気あるのか!」
「そ、そんなこと言われても!」
癒雨に比べれば――もしかしたら同年代と比べても――多分に幼い下着に、絵奈は小さな声で抗議する。
「いっちょ下着も着替えるか」
「それはさすがに……」
絵奈にとって幸いなことに、下着類の着替えは置いていなかった。
「チッ」
癒雨が舌打ちする。いかにもしょうがない、といった感じで、その間に絵奈はいそいそとゴスロリ服を着る。
「しょうがない。帰ったら一緒にランジェリーショップ行くわよ! ついでに服見たりスイーツとかも食ってデートしちゃおう!」
自分の決定に何度も頷き、癒雨は絵奈の服装をチェック、乱れた部分があれば正していく。
「学校の制服と仕事用のメイド服ばっかりじゃなくて、普段の服にも気を使いなさいよね。で、遊べるうちはしっかり遊ぶこと……わかった?」
「オシャレ、ですかあ」
癒雨の言葉に、難しそうな顔の絵奈。
「学校とお屋敷で必要な服があれば十分ですし、あまり気にしたことなかったです」
でも、癒雨のような女性になるには、そういう所も気をつけなきゃいけないのだろうと、絵奈は頷く。
「分かりました。今度買い物に行った時、いろいろ教えてくださいね」
「分かればよろしい」
癒雨が満足そうにそう言って――ゴスロリ服を脱ぎ出した。
「よおし。じゃあ、次の服いこうか」
「えっ、今着たばかりですよ!?」
「いーから早く脱ぐ。そして着る!」
「一人でできますから! 癒雨さんこそなにか着て下さい!」
二人の着せ替えタイムは、それからも続くのだった。
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2人まで
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恋愛
SF・ファンタジー
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月21日
参加申し込みの期限
2015年09月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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