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INFINITE†NIGHTMARE
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場面は移って時計塔——最終決戦のセオリー通り、高い場所——の、最上階。
武道が自分に付与した【速】の力で、三人は隠れていたクリムゾンエンプレスに追いついていた。人質のイリヤも救助され、クリムゾンエンプレスは端に追い詰められた状態だ。
「クリムゾンエンプレス——いや、大道寺卿! 君の計画もここまでさ……!」
エージェントロベルトが言い切った時、物陰から現れた刀が、紅緒へ剣先を突きつけた。
「かつての世界で魔王となった暗黒魔法絵師の力を受け継いだ闇ノ吟遊詩人、それがお前の正体だな!」
「何故をそれを知っているんですの!?」
「それは俺の正体がワールドウォーカーだからだ!
闇ノ吟遊詩人、お前は魔王の力で俺のみがアクセスできるアカシックレコードに触れて、この世界へやってきたんだろう。この世界にジャンプする時にすぐに異常に気付いたぜ! しかしワールドウォーカーの力を持たないお前では、負荷があった筈だ」
「そうですわ、私の正体は闇ノ吟遊詩人紅緒!
魔王の力で世界を移動するも、負荷によってその力を失ってしまった。けれども伊橋博士の発明品によって手に入れた【王】の力で、今再び魔王として覚醒する事が出来ましたの。
さあ旧支配者にして大地の化身——吾が【王】の力に応え出でよ! パイナポーテップ!!」
クリムゾンエンプレスが地へ突き出したスマホが光りだすと、それに呼応するように、ズズズズと地面が突き上げるように激しく揺れだした。
「地震!?」
「違う、これは一体——」
「何が起こっているの!?」
混乱する彼らの前に、やがて信じられない光景が広がった。地面を割り、時計塔よりも巨大なモンスターが現れたのだ!
頭上には噴水のように飛び出た緑の毛、丸い体には無数の棘と何処となく紅緒の好物のパイナップルを彷彿させる造形は、三人に愛嬌と……ほんのちょっぴり畏怖を与えた。
「あのぐらいの敵——俺の力で!」
飛び上がった武道がパイナポーテップの頭に着地すると同時に、【重】の力で踏みつける。パイナポーテップはバランスを崩して倒れかけたが、武道の方も緑の髪の毛に弾き返されてしまった。
「うっそー!?」
「か、会長さーん!」
陽毬が吹き飛んでいく武道に手を伸ばすが、時計塔の高さから落ちていく彼を掴まえることは出来なかった。まあ、夢だし、大丈夫だろう。
「だ、誰か時間稼ぎ出来ますか?」
陽毬が慌ててお願いすると、役目を終えてすっかり休んでいた仲間たちが動き出した。
「種田先輩、車で逃げた先は異世界だったんだー! って感じでいきますよ」
「あー、車乗るなら『守護者』と『夢魔の落胤』も乗せたほうがいいんじゃねえか?」
と義一がサキリと訳が分かっていない天懸を詰め込んだ。
「わかった、伝説の剣の力で仲間を導くとかしておく」
「は? いきなりなんだよ! どうなってんだ?」
「いや、少しは例のフェロモンとか効き目ありそうだろ? あのパイナップルがメスかオスかはわかんねえけどな」
「おーけー、囮役はあたしたちに任せろし!」
凜乃が答えると、斗南とジュストもパイナッポーテップの討伐に乗り出す。
「喰らえ! マフィアと仮面のヒーローの」
「友情——」
「イカポッポパーンチ!」
梢のイカポッポを握ってパイナポーテップの足を殴りつけるねむるに「混ぜないで!?」と二人は慌てた。
「あたしたちも行く?」
翠響に問われ、葉月は
「……明日は学校、休むしかないわね」と、面倒そうに立ち上がる。今までも酷い低血圧の為に朝寝坊で学校を休む事はままあったし、脱出出来ても疲れているだろうから、あっさりきっぱり潔く諦めた。
「きたきた、全キャラ大集合展開だぜ!」
勘三郎に背中を押されて、忍穂と菜々子もかけて行く。
「フム。我が魂を揺さぶる声がする……か」
「私は戦うことしか出来ません……いえ、今は戦う事すら出来ない。本当に無力です……。
こうなれば、私の最後の力を使ってこの世界を滅ぼ……」
「それは困ります!」
と陽毬の声が飛んだ。
「……姫神子よ、力を持ちし者が脆弱たる唯人を守らずして誰が守るというのだ」
「え、駄目ですって? 他人の願いを叶えるのが先?
そ、それでこの闇が祓われるというのなら…解りました。それならばその使命、無事にこなしてみせましょう」
「姫神子よ、薔薇の吐息の結晶をだな……」
難解な言葉の裏にある忍穂の(我はバリバリ洋風にしてしまうといいと思います。豪華に! 華麗に!)と言う意思によって、二人の和風ゴシック衣装は更にパワーアップした。
「……フン、貴様は我が世界の一欠片を掴んだ、か。姫神子よ、貴様が人間でなければ……いや、だからこそ、なのであろうな」
(きっと、友になれたであろうに)そんな風に思っているのは設定上だけで、もう彼らは立派な友人関係だ。共に力を合わせ、遅刻しない為に頑張ろうとしている。
こうして皆が巨大パイナップルに——武道の失敗を踏まえて地上から——向かっていくと、刀も装備していた剣を抜いた。
「ごめん、ボクはキミを誤解していたみたいだね。まさか世界を渡る正義の味方だったなんて。
でもあんなでかい敵と戦うなんて死亡フラグだよ、やめたほうがいいよ」
タルトが刀の腕を引いて止めようとするが、刀は首を横に振った。
「いいや今こそワールドウォーカーの俺の出番なんだ! 世界の為に動けと、俺達の魂が訴える刻こそ!」
「キミ……、冒頭から思ってたけどもしかしてち」
「中二とか言うな!」
これで時間はどうにか稼げそうだが——。
「困ったなぁ、こんなでっかい敵、どうやって倒せば……」
ロベルトが殆ど素でそう漏らしていると、彼らの背後にあった扉がバンッと音を立てて開いた。
「皆、この宝石を使うんだ!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
東安曇
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
冒険
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月17日
参加申し込みの期限
2015年10月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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