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【みんなのラブコメディ!】
「あれは一体、何をしているんだ?」
「えと……ら、ラブコメごっこ? をしてるみたいですね……」
クルト・エールヴァール
と
嘉島 和穂
は、大学の先輩、後輩同士。今日はたまたま、このキャットロードで顔を合わせて、何とはなしに雑談などしておりましたら、ふと目に付いたのは奇妙な高校生たち。何やら大げさに、芝居がかった調子で声を張り上げる彼らは、どうやら即興劇を演じているようなのです。
何故こんな場所で、そのようなことを……というのは、ふたりには知る由もありませんでしたけれど。クルトがふと、真剣な表情で和穂へと尋ねます。
「で。ラブコメ、とは何なんだ?」
「え!? そ、それはその……」
キマジメストレートにそんなことを聞かれて、和穂はもじもじ。
恋に恋する女の子、和穂はもう過去の人。今の彼女は、目の前の彼、クルトに淡い思いを抱く、恋する女の子であります……まだ、片思いではありましたけれど、彼女は今、どきどき。高鳴る胸の鼓動を、確かに感じておりました。
そんな想いもありまして、なんとなく気恥ずかしいようにも思えて、ラブコメとは何ぞや? というあたりをどうにも伝えあぐねていたところへ。
「ラブコメとはー!」
救いの手は、思わぬところから差し伸べられたのでした……目の前には、にんまりと笑う、ののこちゃん!
というわけで。
サキリ・デイジーカッター
、
桜庭 円
の主役級コンビ、見守る友人
綾辻 綾花
と
西川 夕莉
に、対峙するガラの悪い不良少年
鴻上 彰尋
。独自の世界観を築いて盛り上げる
八十八旗 信彦
&
瑠璃条 ベガ
……という図式の中に、
「分かんないなら、実際にやってみれば良いんだよ!」
とゴーインなののこちゃんの手引きによりまして、クルトと和穂もまた、そこへ組み込まれることとなったようであります。
「ふむ。普段の自分とは違った思考、想いをイメージしての言動……なるほど、こういうのも貴重な体験かもしれないな」
「そ、そうですね。えへへ……」
ひとまずはエキストラ役ということで、ギャラリーとともに成り行きを見守りつつ、時折何気ないセリフを挟む……といった役どころ。クルトはいざ知らず、和穂は演技をすること自体には興味があったようで……と言いますか、想い人たるクルトの横に誰はばからず立っていられることもあり、まんざらでも無さそうな感じです。
と、そこへ。
「……そろそろ、俺様の出番だな!」
最後の乱入者が、颯爽と登場!
響く魅力的なダンディー・ボイスは、もうおひとり、ののこちゃんが即興で引っ張り込んだキャストが発したもの。彼女、先ほどに言っていたのです……先生役も、ひとりくらい欲しいよね?
「『お前たち、こんな往来で、何を騒いでるんだ? 揉め事なら、俺様に話してみな! 学生が困った時は、頼りになる教師に相談するもんだろ?』」
「『あなたは……』」
綾花が、彼の名を呼びます……彼女は知っていました。だって以前に、共演したことがあるのです。
全てを見通す鋭い眼力、脂の乗った貫禄ボディ……そう、彼の名は!
「『
黒 マグロ
先生!』」
「『おう、俺様だぜ!』」
先生役は、マグロさん! でありました。ええ、先ほどからギャラリーの中にちらちらと、その特徴的なシルエットが紛れていることには、みんな気付いていたりしまして。
彰尋はちょっぴり面喰いながらも、そこは持ち前の演技達者ぶりを見せつけます。
「『ちっ、先公かよ……あんたには関係ねぇだろ、引っ込んでろよ』」
「『まぁそう言うな! 目上の言葉にゃ、素直に耳を傾けとくモンだぜ?』」
いかにも熱血っぽいマグロ先生に、斜に構えた不良学生という、もはや様式美とも呼ぶべきこの構図には、安堵感すら覚えるほど!
そんな不良少年、けれど実は優しい彼に惹かれてしまったという、ヒロインの友人役。夕莉もまた、
「『実は先生、かくかくしかじかで……お願いです先生、彼を止めてください!』」
この通りにばっちり、危なげなくそこへ乗っかりまして。
「『なるほど、分かった! そんなお前たちには、この言葉を贈ろうじゃねェか!』」
見た目はともかく演技はカンペキ、マグロさんは教師として、愛する生徒たちへ……とっておきの、贈る言葉を届けるのです。
「『……恋に臆病になるな! どんな結末が待っていようとも、その気持ち、勇気を振り絞った行動は、いつか貴重な経験……想いとなって、君の人生を助けてくれることだろう。必ずな!』」
「せ、先生……っ!」
思った以上に、心に響くこのセリフ。気付けばみんな、素でちょっぴり、じぃん……!
気付けばののこちゃんが、良い仕事をしてくれたとばかりに、親指を立ててくれたりするもので。マグロさんもまた、びしっ! サムズアップで彼女に応えました。
……けれど!
「『だが……俺様は、教師!』」
彼は何と言いましょうか、恰好からも何となく察することができますけれど……エンターテイナー! でありまして。
「『残念ながら、そう簡単に、不純異性交遊を認めてやるわけにゃあいかねェ!』」
「『……不純?』」
「『異性交遊?』」
円とサキリが、きょとんとして顔を見合わせます。無理もありません、マグロさんの良い言葉でその場は丸く収まり、いざ告白シーン! なんて、そんなつもりだったわけでして。
「『俺様に、証明してみせるがいい! 余すことなく、貴様らの……愛をッ!!』」
ばばん! 生徒たちへ親身になって寄り添う系教師かと思いきや、やっぱり熱血系教師・マグロ先生! 彼はがっはっはと笑いまして、
「応援するだけじゃ物足りねェしな! それに、障害があったほうが燃えるだろ? 『さあ、俺様を超えてみろ……俺様の、マグロ愛を!』」
……何か言い出しました! これ、そういうお話でしたっけ……?
「『俺様のマグロへの、そして寝子島への愛は、53万を超えるぞッ! 三食オヤツもマグロでいいし、寝子島のためなら、俺様は喜んで死ねるぞー!』」
どこぞの凶悪宇宙人のような数字まで飛び出しつつ、これってラブコメ? な方向へと舵を切り始めた即興劇。ふははははっとラスボスっぽい笑い声を上げながら、マグロさんは彼らへ問うのです。
「『さあ! お前たちに、これ以上の愛を示すことができるかッ!?』」
「『……ここは俺たちに、任せてくれ!』」
きらーん!
そう、この場には確かに、いたのです。マグロさんのマグロ愛、寝子島愛に匹敵する、輝きとともに愛を語るふたりが。マジラブ・カップルが!
「べがちー!」
「彦にゃん☆」
颯爽と躍り出るのは、もちろん。信彦&ベガ!
「『べがちー、君がいちばん~さ~♪ あの子よりも~、あの子よりも~、あの子よりもずっと~♪ 君をいちばん~あいして~る~~~♪』」
「きゃあん☆彦にゃんったらカッコイイ! 好き! 『あたしも~、彦にゃんがすき~♪ だいすき~だれよりも~あなたがいち~ば~~~ん♪ あいして~る~~~♪』」
やっぱりミュージカルセリフで、ふたりの形作る世界は主役も脇役も全てを飲み込むイキオイ、きらきらきらりと広がりまして……やがて。
「「『この愛には、誰も~勝てやしない~さ~~~♪』」」
「『ぐ、ぐわああああああっ!!』」
「ま、マグロさーーーん! じゃなかった『マグロ先生ーーー!!』」
先生あまりの甘ったるさに、じゃなかったふたりの愛の深さに、ぐはあッと吐血! むしろ甘すぎて砂糖でも吐きそう!
「『ぐふっ……み、見せてもらったぜ……貴様らのその愛に、祝福を……そしてッ』」
彼らのラブパワーを思い知ったマグロ先生は、敗北を認め、生徒たちへと全てを託すのでした……。
「『マグロ、食えよ……!』」
がっくり!
……といった一連のシーンを、ごくマジメーな表情でじっくりと観察しておりましたクルトさん、ぽつり。
「なるほど、これがラブコメというものか」
「いえあの、ちょっとだけ違うような……!」
かと言ってなんと説明したものやら、やっぱりもじもじとしてしまう和穂をよそに。
お話はいよいよ……と言いますかようやくと言うべきでありましょうか。ともかく終着点、告白シーン! へと雪崩れ込むわけなのです。
ちょっぴりほったらかし気味だったヒロインと主人公、円とサキリは、改めまして、
「あー。そろそろ、終わらせよっか?」
「そうだね。じゃあやろうか……『な、なあ。さっき言ってた、自分がお買い得! っていうアレ。じょ、冗談だよな……?』」
くりっ、と即座に演技モードへ突入してしまうあたり、彼らもなかなかに役者でありました。円はやっぱり上目使い、もじもじもじとしおらしくしながら、
「『……冗談じゃ、無いとしたら……ど、どうします? 先輩……』」
「『えっ……!』」
言うに言い出せないところを、まるで先ほどのマグロ先生、バカップル信彦&ベガちーにも勇気をもらったかのように。彼女は、大きくうなずいて。
後輩は意を決して、ついに、その言葉を口にしたのでした!
「『わ、私っ。先輩のことが…………好きですっ!!』」
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担当ゲームマスター
墨谷幽
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
恋愛
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
21人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月13日
参加申し込みの期限
2015年09月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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