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【告白っ!】
例えば、誰かがうーん、なんて考え中のシーンがあったなら、
「ここは、ウッドブロックがぴったりっしょ」
切れ目の入った筒状の楽器を叩くと、ぽく、ぽくぽく。木魚のような音が、あたりに響きます。
三角関係でぶつかり合うシーン! なんかには、
「ここはギロの出番、っと」
ギザギザのついたヒョウタンのような楽器を、棒でこすったり叩いたり。ぎーぎー、ぎぎーっ。
コミカルな場面なら、これ!
「ここはカウベルだな、そーらズッコケろ!」
「『ダメだ! こんなんじゃ僕は、ゾンビに勝てない!』」
「『いい加減ゾンビから離れよう!?』」
すこんっ! と小気味よい音が鳴りまして、教室のみんなはすってん! 思わずコケました……
木野 聖華
の思惑どおり! 彼女は即興的に繰り広げられるシーンに合わせて、手持ちの打楽器を巧みに使い分け、効果音を奏でて演出しているのでした。
そんな風に腕前を披露しつつも、
「あー、あいつらおっもしれーなーもう!」
うしゃしゃしゃ! とまぁ、彼女は彼女で楽しんでおります。
絢霧 満
が、周囲をきょろきょろと探して、
「よくわからんけど、さっきからやけに絶妙なタイミングで、絶妙な効果音が鳴ってるんよ……!?」
「誰かが気ぃ利かせてくれてるんじゃねえ? まっ良いじゃねえか、ちょうど良いし」
謎のサウンド・エフェクトは、雰囲気づくりにありがたく利用させていただくことにしまして。
鵙海 甫
が、ここぞとばかり!
天之川 麗仁
へと、シメに繋がる一言を発します。
「『お前も素直じゃねえなあ。アイツのこと、好きなんだろ? ゾンビがどうとか、照れ隠しも大概にしねえとさ。告白しちまえよ、でないと後で後悔するって、そんなのさ!』」
と、マジメな表情で演技を……よーく見れば、必死に笑いをこらえつつなのが分かりましたけれど。
ともかくも、そんな甫に触発されたものでしょうか? 隣の
千堂 結
だって、流されるままではありません。
「よ、よーし……!」
と、見守るような甫の目線にも背を押されつつ、彼女はにわかに気合を入れまして、
「わ、わ…………『私も、陰でそっと、応援してるから! 頑張ってねっ!』。ふわぁ、言えたぁ……」
頑張りました!
と、いうわけで。麗仁とののこが改めて向かい合い、多くの友人たちが見守る中で、
「よ、よーし。『いけー、そこだー! 押せー!』」
「『今がチャンスだよー!』」
満に、それに
千鳥 雅人
も、ふたりへとエールを送り。
「『落ち着いて、頑張って……!』」
「『ああ、決めちまえ!』」
桐生 唯
、
水守 流
もまたそんな風に応援を飛ばせば、いざ。
いざ、告白シーン!
「おっ、いよいよ。ラストを飾るのは……」
教室の外では、聖華もこっそり。両手に、祝福のハンドベルをセットアップ!
街を埋め尽くす脅威、ゾンビを撃退するため……というタテマエで気恥ずかしさをひた隠し、ヒロインとすれ違いまくってきたというこの特殊性主人公が、今! 彼女へと、本当の想いを告げるのです……!
「『もうっ、こんなところに呼び出して、何の用っ!?』」
ぷいっと顔を背けて見せたののこの、ツンデレヒロインなセリフもカンペキ!
麗仁は、そんなヒロインとようやくにして向かい合うと。ゆっくりと口を開き、静かに語りかけます。
「『……やっと分かったよ。らっ子……僕はずっと、逃げ続けてきただけだったってことに。ずいぶんと遅くなってしまったけど……今こそ、君に、僕の本当の気持ちを伝えるよ』」
「『えっ。そ、それって、もしかして……!?』」
きりり! 演劇部の本領発揮!
ラブコメはクライマックスへ、告白の時!
「『君が好きだ、らっ子っ!! ゾンビ退治も君も、僕はどちらも、諦めはしないよ!!』」
「『って私とゾンビ、同列かーいっ!?』」
すこん! 聖華のとっさのカウベルが間に合い、みんなズッコケ!
ともかく、改めまして。
「『ほんと、バカなんだから……! でも、いいわ。そんなアンタに、付き合ってあげるわ!』」
というわけで一応の、カップル成立? となりまして。ぱちぱちぱち! とみんなの拍手とともに、どこからか、りんごーん! と祝福の音が鳴り響き、ふたりは照れ笑いを浮かべながらに、ひしと抱き合うのでした……!
「『……これで、良かったの?』」
主人公カップルが成立しても、即興劇はまだ続いております。どこか思わせぶりな流し目で問いかけたのは、
夢宮 瑠奈
です。
「『ああ、これで良いんだ。まったく、あいつら、世話焼かせやがって……へへっ』」
ふ、とやり切ったように微笑んだのは、流。
ラブコメはドロドロとせず、すかっとみんな解決して終わるのが理想的……気になる三角関係だって、きっちりと解消しておかなければならないわけなのです。
「『でも、らっ子のこと、好きだったんでしょ?』」
「『……ふん。ダチが尻込みしてたら、引っぱたいて背中を押してやる。そういうもんだろ? それだけだ』」
「『そう。そうなんだ……優しいんだね』」
瑠奈は、友人たるののこが始めたことを盛り上げたい、という一心からでしょうか? なかなかに熱がこもって、どこか艶っぽい演技。流もまた、みんなでこんな風に演じて遊ぶのが何だか楽しくて、思いのほか力が入っております……おかげでふたりが漂わせる雰囲気は、何となく、良い感じ!
周囲もどきどきとしながら見守る中で、瑠奈がもったいぶるように、ためらうように、口を開きます。
「『ねえ。もし……そんなあなたのことが、好き! っていう子が、他にいるとしたら……ふふっ』」
ぱっちり、ウィンク!
「『あなたは、どうする?』」
カメラは彼女の、どこか悪戯っぽく魅力的な笑顔をアップに……そんなワンシーンが、エンディングとなったようです。
「はいっカットー! いいねー、みんな良かったよー!」
突発的な思いつきであるこの即興劇、思いのほか上手くいったようでして、ののこは大満足。満面の笑み!
こちらも晴れやかな顔の麗仁や瑠奈は、彼女の掲げた両手にそれぞれ、ぱっちん! とハイタッチ。
「うん、やってみたら楽しかったな。やっぱり僕は、演技が好きみたいだ……改めて、それが分かったよ」
「ののちゃんのらっ子さんも、すっごく良い感じだったよ! ちゃんと演技してたものね」
「えっへへー、そうかなー? 私、じょゆうの才能あったりしてね!」
なんて、みんな揃って、ご機嫌でありました。
ネットゲームやら何やらで、普段は部屋にこもりがちな流も、何だか胸に満ちた充足感には、
「いやー。たまにはこういうのも、面白いもんだなー」
それに唯や雅人も、慣れない演技をこなしてほっと安堵、けれどその表情は満足げです。
「えへへ、そうですね。最初は少し、恥ずかしいなぁって思いましたけど。楽しかったです!」
「俺も! こういうの苦手だなぁって思ってたけど、やってみたら案外、ね」
参加した彼らのほとんどは、役柄を演じる、なんてこととは縁遠い面々です。それでも終わってみれば、彼らの顔は一様に、晴れやか! どうやら、楽しむことができたようです。
ついでに流が、
「これがきっかけで、本当にくっついたヤツとかいたら、もっと面白かったんだけどなー」
なんて言えば、ののこの笑顔はますます輝きまして。
「あっはは、そうなったらいいよねー!」
ひとまずこれにて、即興劇は終了! 笑いは教室中に、弾けるように広がっていったのでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
恋愛
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
21人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月13日
参加申し込みの期限
2015年09月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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