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◆協力プレイ・クッキング1
その日の昼休み、
八神 修
は職員室を訪ねた。と、偶然
宮祀 智瑜
にも会う。
「……もしかして」
もしかしなくても、目的は同じ。ニ人は揃って職員室の戸を叩く。
目的は明日の昼休みと放課後、家庭科室を借りられるように掛け合うこと。
ただ、これは思いのほか難航した。その理由は主にふたつ。
まずは『理由を説明できない』ということ。
アンディ・コプリーの存在のことも、らっかみ召喚のことも説明するにはややこしすぎる。
しかも掛け合うべき相手・家庭科の
白沢 絢子
先生は、お化けが怖い。お化けが苦手。お化けが嫌い。
……これがふたつめの理由。
そんなこんなでどうにもならないところを助けてくれたのが、
樋口 弥生
先生。
霊感が強い上、ろっこん、神魂、その他諸々様々な事情を唯一知っている先生。それが樋口先生だ。
彼女が口を利いてくれたお陰で、どうにか許可が下りた。
その上調理中の管理者として、側で見守っていてくれるという。ありがとう、せんせー。
本来ならばその管理は家庭科の白沢先生に頼むべきことなのだが……お化けが怖いから出てきてくれないらしい。ソレハ仕方ナイヨネ。
そんなこんな準備バッチリ。翌日の昼休み、某部屋に集まったのと同じ顔ぶれが家庭科室にもそろっていた。
加えて、修が買い込んだ食材と智瑜の実家・宮祀青果店から寄付された野菜が山盛りになっている。
「……これは買いすぎじゃないのか?」
御剣 刀
の疑問も最もだろう。
「……いや、できることならアンディにもついてきてもらおうと思ったんだがな、どうしても寝子高を離れることができなくて」
「なるほどな」
「俺は憑いてきてもいいと言ったんだが……」
「オサムー、痛イ、ダメ、絶対!」
「というわけだ」
「だからって……」
言いたいことは色々あれど、結局それらをゴクリと飲み込んで、刀は推理・調理に取り掛かるのだった。
「さて……」
修もさっそく調理を始める。
修が推理し、作るのはパンケーキ。
材料にあった『パン』は焼いた後のパンケーキのことかもしれない。
そんな推理から導き出した答えだった。
それにパンケーキはハワイの家庭料理。
母親の作ってくれた思い出の味という条件も、暑くて海が綺麗な観光地とという条件もクリアしている。
(これが正解かどうかはわからないが……ま、とりあえずそれらしいものは全部作るか)
爽やかな汗を額に浮かべながら、修はせっせとパンケーキの生地を混ぜていく。
原動力は――やはり、遠くの地に突然呼びだされたアンディを思えばこそ。
少しでも役に立ちたい。少しでも喜んで欲しい。
そんな気持ちで、生地を混ぜ、混ぜ終えれば今度はトッピングを切るのだった。
恵御納 夏朝
は黙々と鍋に向かう
アリシア・エーゼルベルク
をチラリと見やる。
(あれって多分……)
すごく美味しそうだなぁ、口の中にジワと広がる唾液を飲み込んで、夏朝は自分の料理に集中する。
(僕は……ふわふわで丸いオムレツを作るよ)
見た目以外のバニー的キュート感は未だにわからないけど、ふわふわ食感の事だと信じたい!
うん、と力強く頷いて、夏朝は野菜を刻んでいく。
材料・組合せも色々。その条件をクリアするために様々な野菜やハーブを組み合わせるのだ。
それらをひき肉と一緒に炒めて、玉子で包めばオムレツの完成。
出来たらもちろん味見をする。
(変な味なら……皆に食べさせられない)
夏朝はパクと一口食べて「……やり直す!」
放課後までに納得の味に仕上がるのか。それは彼女の努力次第。
「ふわふわデ、スパイシー、バニーちゃん、的ナ? キュート、カワイイ。栄養マンテン」
うーんやっぱり漠然としてるなぁ。
羽生 碧南
は首を傾げ、いくらか考えこんだところで
「キッシュ、かなぁ」
とひとつの答えを導き出した。
キッシュはフルーツを使ったものもあるし、パイ生地を作るのが面倒な場合はパンを使えば簡単にできる。
……条件、クリアじゃない?
とはいえ、これが大正解と思えるほどの自信もなく。
碧南はいくつかの種類のキッシュを作り上げることにした。
野菜たっぷりのキッシュ、フルーツキッシュ、肉類のキッシュ、トマトキッシュ。
スパイシー云々と言ってたので、肉類のキッシュは香辛料を多めに。
これだけの量の下拵えを短い昼休みの間に済ませるのは、いくら碧南が手先が器用といっても至難の業。
手際よく作ることに集中して、切って切って切っていく。
トントントンと刻まれる小気味の良いリズム。
あっという間に刻んだ野菜が山になる。
「あ」
と、碧南の手が止まる。
「キュートでかわいい、だよね?」
いけないいけない、かわいらしさも重要視されるのだ。
なるべくキュートになるように形を整えていかなければ。
「……ねじり梅の人参、だと和風すぎるよね?」
さていったいどんなキュートを作ろうか。
うーんうーんと考えながら、碧南はゆっくり手を動かす。
質疑応答
を眺め、刀はポツリとつぶやく。
「……これタコスとかドネルケバブとかじゃないかと思うんだよな」
「ん? タコスってアレかあのなんか薄いパンに……」
刀は
水守 流
のざっくりとしたツッコミに頷く。
「ああ、たしかピタって袋状の薄いパンみたいなのに挟んで食べたりするじゃん?
ああいう事なのかなって思った。
香辛料を効かせた肉とたっぷりの野菜、ヨーグルトソースやチリソースとかかけて食べるんだ。
そこそこ重いから朝よりも昼や夜に食べたんじゃないかな」
「……たしかに、それはあるかもしれないな」
想像したのだろう、心なしか流の目が遠くを見ている。
「水守は?」
刀が話を振ると、流は「んー」と悩むような素振りを見せてから「……キャラクタータイプのカレー饅かな?」と答えた。
「カレー饅?」
「ほら、肉饅系ってふわふわしてるし、中の具がカレー餡ならスパイシーで栄養満点って感じするだろ?
最近のコンビニだとキャラクターマンも色々あるし、バニー型で可愛らしいのもあったんじゃないかな?」
まんまる白い饅頭生地に、ちょんと控えめな触角っぽいものが付いているアレのことだろう。
「ディップしない、もう入ってるってのも饅頭にカレー餡が入ってるって考えりゃ納得いくだろ?」
「ああ」
刀も刀でその仕上がりを想像する。
フワフワの生地から溢れる熱々のカレー。
ノーマルなカレーよりもドロリとした感触のカレー饅は、アレはアレで唐突に食べたくなるものだ。
いい。すごくいい。
「っつーわけで、俺の推理に乗ってくれる人誰か作ってみてくれー。
俺も手伝える事ありゃ手伝わせてもらうからよ」
……だが、そうだった。流は推理はするが調理はしないと言っていた。
すっかり胃はカレー饅の気分だというのに、これではカレー饅にありつけないかもしれない……。
不安なところに更に不安を煽る人物がやってくる。
「その推理に乗りますわ」
神辺 こゆみ
がドーンと胸を張って言い切った。
「お、神辺は料理得意なのか?」
「いいえ、ごく普通です。一般的なちょっと背伸びをしたくなる高校生程度と思ってください」
「お、おう……」
「ですが、私も……少しくらいはお役に立ちたいですから」
モゴモゴと理由を語るこゆみからは、色濃い反省を感じる。
となれば突っぱねることもできないだろう。
「……よかったな水守」
「まぁそうだな。一緒にどうにか作るか」
「はい! お任せください!!」
うーん、やっぱりなんだか不安だ。
そう思っているところへ今度は、恐る恐る
千堂 結
がやってくる。
「うーん。私も、カレーまん……作ろうかな」
「お、千堂もか」
「うん。カレーは栄養満点だし、スパイシーだし……カレーまんにすれば、生地はふわふわだし……!
見た目は……かわいい動物っぽくしたいな」
「だよな! んじゃ手分けして色んなカレーまん作ろうぜ」
「うんッ!」
どうにかカレー饅にありつけそうだ。
それを確認したところで、刀もタコス作りに取り掛かる。
刀の包丁さばきはなかなかのものだった。
これも日課の鍛錬(※ただし剣術の)あってのことだろうか。
野菜や果物はピタの中に入れやすいように細く刻み、豆は煮て味付けをして、ヨーグルトを始めスパイシーなサルサなど、数種類のソースを用意する。
肉も数種類のスパイスで味付けをして……なかなか香ばしい匂いがしてきた。
きゅぅうという胃の主張を聞き流し、今度はピタパン作り。
自分でピタパンを作る機会などそうそうあるものでもないが……手作りのピタパン、悪くない。
仕上がりは上々。
あとは……試食を待つのみだ。
(正解かどうかはわからないが……こういうのを皆で一緒に作って皆で食べるのは楽しいよな)
アンディにもこの雰囲気を楽しんでもらえるといいんだけど。
一緒に食べるその瞬間を想像して、わずかに刀の口の端に笑みがにじむ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
学校生活
推理・サスペンス
ホラー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月05日
参加申し込みの期限
2015年09月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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