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寝子祭を乗り越えて、サイケデリックに乾杯を
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わりと良くカラオケに来るという
篠崎 響也
は、マイクを受け取っても落ち着いた様子で、好みの楽曲を歌っていた。
安定感のある歌声に、うっとりと耳を傾ける人々がいるなか、ののこがぴょんぴょん飛び跳ねながら、手拍子をうっている。
やがて歌い終わった響也が席に戻ると、
蜂矢 時生
が「おかえり」と、出迎えた。
ウーロン茶で喉を潤しながら、何気ない会話を交わすうち、ふと響也は、時生が歌うそぶりをみせていないことに気がついた。
「もしかして、カラオケに馴れてないのか?」
「……うん、まあ。あんまり、来たことないんだ。初めてじゃないんだけどね」
仲の良い年上の従兄弟に連れられて何度か来たことがあるくらいだと話す時生に、響也は相づちを打つ。
「そうか。ひとりだと最初は歌いづらいよな」
「う~ん、少し上の世代が歌うような曲なら、多少は、知ってるんだけど……」
あとは、CMで流れているような曲も耳に残っていると言う時生に、響也が誘った。
「それなら、一緒に歌わないか?」
「おれと? うん、まあ、いいけど」
「よし、決まりだ。何にしようか」
知名度が高くて歌いやすい曲にしようと相談をして、時生も知っている、二人組の男性グループのヒットソングを選んだ。
よく知られたバラード系の曲が流れ、響也と時生はマイクを握った。
しっとりとした歌声で歌い出した響也の隣で、時生が思わず首を傾げる。
聴いたことのある曲ではあるのだが、いざ歌おうという段になってみると、意外とサビ以外の音程が出てこない。
「ふふ~ん♪」
ハミングでごまかす時生に気づいた響也が、安心させるように時生の背中を叩きながら、いっそうしっかり声を出して歌う。
序盤はとまどいがみられたものの、サビの部分はきれいなハーモニーが決まり、二番は時生も前半の経験を活かして、かなりの部分を共に歌うことができていた。
「おつかれ! 良かったよ」
歌い終えると、響也が時生に微笑みかけた。
「うん、篠崎のおかげで、心強かったよ」
席に戻ろうとする二人のところへ、ののこがグラス片手に、乾杯をしにやって来た。
「かんぱ~い! 今の曲、楽しかったよ-! 時生くんの歌も、もっと聴きたいな~」
「えっ、おれ? うーん、そうだな」
少し迷って、時生は少し昔のスローなテンポの曲を入れた。
「やっほー! ひゅーひゅー!」
喜ぶののこと響也に見送られて、再びマイクを握る。
やや低音の、落ち着きのある曲調が、時生に合っていたのだろう。
なんとなく覚えていたメロディも歌詞も、今度はすんなりと口から出てくる。
艶のある美声に、周囲から拍手があがった。
「次は俺だな」
時生と交代でマイクをとったのは、
御剣 刀
だ。
時生とハイタッチを交わしたののこが、続いて刀にも声援を送る。
「がんばれ~!」
ののこに手を振り替えし、刀は耳に馴染みのある、テンポの良い曲を歌う。
「お~、いいねえー!」
配膳中だった
雨寺 凛
が、立ち止まって拍手をおくった。
「刀くん、いえーい!」
「おう、どうもな!」
歌い終えた刀が、ぱちんと凛と手のひらを合わせて、
サキリ・デイジーカッター
の隣に座る。
「良かったよ、御剣」
「デイジーカッター、せっかくだから次は一緒に歌わないか?」
歌ったほうが楽しいと誘う刀に、サキリがうなずく。
「いいよ。けど、僕、日本のカラオケは初めてなんだけど……、この機械とかどうやって使うんだ?」
「簡単だよ、ほらこうやって。……どんな曲がいい?」
「そうだね、得意なのは、ヘヴィメタルやハードロックかな。特に海外の」
「そうなのか。だったら……」
リモコン操作の仕方を教えながら、刀がサキリと相談しながら曲を決めていく。
入力してすぐに二人の順番が回ってきて、刀とサキリが席を立つ。
「まあ、俺も特に上手いってわけじゃないけど、こういうのはノリが良ければ勝ちだから」
「うん、了解」
物珍しげな顔をしてサキリがマイクを受け取ると、すぐにけたたましい演奏が部屋を満たした。
「うわお、こいつはハードだね」
「やるじゃねぇか、ばしっと決めろよ!」
目を丸くする凛の後ろで、
吉祥寺 黒子
が上機嫌ではやしたてる。
ノリが命だという刀のアドバイスに従って、サキリは声を張り上げ歌い出した。
楽しげに歌う刀の隣で、曲調に煽られたのか、サキリの気分は一気に高揚した。
マイクを握る前までの穏やかな表情はどこへやら、目はぎらつき、剣呑な光を帯びる。
「うわ、こわっ」
殺気だった眼光をまともに浴びて、凛はわずかに後ずさった。
腹に響く低音が空気を震わせ、曲が終わった。
けろっと元の顔に戻ったサキリと、ご機嫌な刀に、拍手と口笛が浴びせられる。
「迫力だったよ-!」
そう声をかけた凛に、刀が持っていたマイクを渡した。
「雨寺も一曲どうだ? 働いてばかりで、歌ってないだろう」
「……ん、そうだね。んじゃ、私も参加する側に回ろうかな!」
凛は手慣れた動作でちゃちゃっと曲を入力すると、ステージに飛び乗った。
「今の曲、すごかったね~! 次もこのアゲアゲなテンションのまま、ガツンとハードなロックでいくよー!」
「凛ちゃん、いえーい!」
ののこが腕をぶんぶんと振り回しながら、歓声を上げた。
「いえーい! ほら、みんなも、いえーい!!」
会場を煽りながら、軽音楽部のライブさながらに、凛は一曲歌い上げた。
生演奏ではないことが惜しまれるほどの迫力のある歌声に、会場が盛り上がる。
額の汗を拭いながらステージを降りる凛を、響也と時生が拍手で迎えた。
「撮ったよ。音声が保存できないのが残念なくらいだった」
褒める時生に、凛がにっこり笑顔になる。
「えへへ、ありがと~!」
「次、私が歌う~!」
凛からマイクを受け取って、ののこがびしっとポーズを決めた。
「ひゅーひゅー、ののちゃん待ってましたなのだ~! えいえいおー!」
ステージに上がったののこに、
後木 真央
の声援が飛ぶ。
「みんな、ありがとう~! 寝子祭、ばんざーい!」
両腕を上に上げてぶんぶんと手を振り、ののこは歌った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
30人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月01日
参加申し込みの期限
2015年09月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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