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寝子島高校
寝子祭を乗り越えて、サイケデリックに乾杯を
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寝子祭が、終わった。
満足感や達成感、興奮や一抹の寂しさ、様々な感情が生徒たちの心を満たしていた。
この日のためにアイディアを出し合い、準備をして、クラスや部活動、委員の仲間と友情を育んだりもした。
夢のようなまばゆい一日が、ついに幕を下ろしたのだ。
そんな感傷ににひたる人々に囲まれて、
野々 ののこ
が拳を突き上げ、声を張り上げる。
「よーっし、みんな、打ち上げしよーっ!」
ののこの隣に立っていた
久良木 優菜
が、目を輝かせた。
「ののこさん、今から打ち上げですか? 素敵ですね、ぜひご一緒しましょう!」
実行委員の副委員長を立派に勤め上げた興奮が、優菜の頬を染めていた。
皆と協力して挑んだ寝子祭は、とても楽しく、感動に胸がゆさぶられた。
学生ならではの貴重な体験を、最後まで味わいたい。そう感じて、優菜は真っ先に名乗りをあげたのだ。
「最後まで一緒に楽しみましょうね、ののこさん」
きっと優菜の家の使用人は、夜遅くまで出歩くことにいい顔をしないだろう。
それは理解していたが、せっかくのイベントなのだ。多少のわがままは、許されてもいいのではないだろうか。
「打ち上げといったら、カラオケだよね? いっぱい歌おうねー!」
満面の笑みを浮かべるののこに、
雨寺 凛
が胸をたたく。
「ちゃんと部屋はおさえてあるからね、一番大きないい部屋だよ!」
打ち上げを
カラオケボックス『シャンテ』
でやろうという話に、シャンテでアルバイト中の凛が一肌脱いだ。
大勢集まっても平気なように、店に話は通してある。
寝子祭の当日を最後の最後まで皆が楽しめるよう、凛は気を配ってあらかじめ手を回していたのだ。
「わぁ、楽しみ! みんな誘って、シャンテに行こ-!」
目についた友人に声をかけるべく、ののこは勢いよく駆けだした。
新聞部と射撃部の合同イベント会場だった体育館の2階で、
八神 修
は精密機器を片付けていた。
本格的な片付けは翌日に回すとしても、優先して箱に収めておきたい機械がいくつかある。
「これで、よし」
会場を見回して、修は魔王役をこなしていた際に使用していた玉座に腰掛けた。
入念な準備を必要としたこだわりの会場を眺め、達成感にひたる。
この日のために皆が努力し、力を合わせてやり遂げた。皆がいたから、成功したのだ。
修が今抱いている温かな満足感を、皆も感じていてくれることを願った。
これまでを振り返って、修は自らを省みた。
部長という皆を引っ張っていくべき立場にふさわしい振る舞いが出来ていたのか。
独善や傲慢といった見えない敵を退け、視野を広く保っていられただろうか。
皆の持つ多様な考えを認め合うよう、心がけてはいたつもりだが……。
そんなことを考えるうち、修のまぶたが重くなっていく。
さっきまでの喧噪が嘘のように、ここは今、とても静かだ。
これまで意識しないようにしていた疲労が、じわじわと全身に広がっていく。
玉座に身体を預けて、修は眠りに落ちていった。
寝子祭終了後、
浅山 小淋
も名残惜しげに校内を歩いていた。
あちこちに貼られたままのポスターや看板、祭の気配を色濃く残す屋台に、手の込んだアーチ。
ひとつひとつの光景が、準備期間の思い出と結びついている。
今日まで、思い返せばあっという間だったけれど、充実していてとても楽しい時間だった。
しみじみと感じながら、小淋は体育館の2階を訪れた。
人の気配に、首を傾げる。
誰かいるのかと近づいてみれば、そこにはぐっすりと眠る修の姿があった。
あまりによく寝ているので、このまま寝かせておいてあげたくなるが、そういうわけにもいかない。
小淋はそっと、修の肩を揺さぶった。
「……俺は、ひとりではたいしたことはできない。力を貸してくれる皆のおかげだよ……。いつも、……ありがとう」
小淋は一度手を止めて、修の様子をうかがった。しかし起きた様子はなく、もう一度肩を揺する。
「……う、ん――……?」
何度かまばたきを繰り返し、ようやく修は目を開いた。
「浅山……?」
はっとして辺りを見回し、修は顔を赤らめた。
「いや、その……。起こしてくれたのか。すまない」
うなずく小淋に、修は尋ねた。
「俺……、寝言を言ってなかったか?」
『少しだけ』
ペンを走らせる小淋に、修は気まずそうに視線をさまよわせた。
「そ……、そうか」
『お疲れのようですね』
「うん、まあ。浅山もお疲れ様。そういえば、浅山はどうしてここへ?」
『もう少しだけ、校内を見ておきたくて……。そういえばこれから、シャンテで打ち上げパーティーがあるそうですよ。ののこさんに誘われました』
「打ち上げをやるのか? そうか、それなら車を呼ぶよ」
スマートフォンを取り出しながら、修は出口へ向かった。
しばらく歩いて、立ち止まり、体育館を振り返る。
『名残惜しいですね』
「……まあ、そうだな。けど、思い出はここに残る」
小淋にうなずき返しつつ、修は自分の胸元を指さした。
「ここにも、な」
それからカメラをかざし、今度こそ会場を後にした。
「お、御剣。帰るところかい?」
校門付近で、
サキリ・デイジーカッター
が
御剣 刀
を呼び止めた。
「まあな、残っていてもすることないし。かといって、まっすぐ帰るのもちょっとな……ってところだ」
刀が校舎を振り返ると、サキリも目を向け、うなずいた。
「楽しかったぶん、すぐには気持ちが切り替えられないかもしれないね」
「名残惜しいよな」
「よければ御剣、一緒に打ち上げパーティーに行かないか。野々に誘われたんだが、皆が集まってカラオケをするらしいんだ」
「へえ、いいな。よし行こう」
刀が快諾すると、サキリ幾分ほっとした表情をみせた。
「よかった。カラオケは初めてで、少し心細かったんだ」
「そうなのか。行ってみればきっと、どうってことないさ」
「うん、そうかもしれないね。楽しみだな」
そんな何気ない会話を交わしながら、二人はシャンテへ向かった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
30人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月01日
参加申し込みの期限
2015年09月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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