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寝子島高校
寝子祭を乗り越えて、サイケデリックに乾杯を
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シーサイドタウンにあるカラオケボックス『シャンテ』には、この夜たくさんの寝子島高校の生徒が集まっていた。
寝子祭の興奮も冷めぬまま、紅潮した顔で店を訪れては、ののこに一声かけていく。
「ののこちゃん、遊びに来たよー」
「待ってたよ-!」
こうして訪れた生徒を、
綾辻 綾花
は席に案内し、飲み物のオーダーをとった。
「ええと、ウーロン茶とオレンジジュースですね」
綾花もののこに誘われてこの場にいるのだが、手伝いの手が足りてないことを見てとり、自主的に動いているのだ。
仙藤 紫
も同じように、頼りないののこに代わって、あれこれと手伝ってくれている。
「席がひとつ足りないわね。今用意するわ、待っていてね」
友人同士がまとまって座れるよう気を配ったり、グラスやお手ふきを並べたりと、手を休めることなく働いている。
「ここね、わあ、広い部屋~!」
乃木 成美
とともにドアをくぐった
仲村渠 鳴
が、賑やかな室内を見て歓声を上げた。
「こちらにどうぞ。飲み物は何がいいかしら?」
紫に案内されて、成美がメニューを指さした。
「ありがとうございます。では、緑茶とアイスコーヒーを」
「わかったわ。座って待っていてね」
「はい」
席に座るなり、鳴がうーんと伸びをした。
「楽しかったね、寝子祭。クラスの喫茶店のほかに軽音部のライブもあって、ちょっと疲れたけど、でも楽しかった!」
「うん、お疲れ様。僕も楽しかったな」
「ねー!」
篠崎 響也
と
蜂矢 時生
も店を訪れて、綾花に出迎えられていた。
「向こうのほうの席がまだあいているから、座ってくださいね」
「お、綾辻。まだ働いてるんだ。偉いな、お疲れ!」
「え、わ……っ。お疲れ様です……!」
時生に両手を向けられて、綾花はおずおずとハイタッチをした。
「これ、メニューです。どうぞ」
「ありがとう」
綾花からメニューを受け取り、響也が軽く礼を述べる。
八神 修
とともにシャンテに到着した
浅山 小淋
は、入り口で音の鳴る楽器をいくつか借りた。
マラカス、タンバリン、カスタネット。声が出なくても、場を盛り上げる方法はある。
そこへ、るんるんとステップを踏みながら、おやつを抱えた
後木 真央
がやって来た。
「カラオケ♪ カラオケ♪ 打ち上げなのだっ♪」
この日の真央は大忙しだ。寝子祭の出し物ばかりでなく、打ち上げもはしごする予定である。
所属する部活の打ち上げの前に、おかしをみつくろってシャンテへ顔を出しにきたのだ。
「修ちゃん、小淋ちゃんも、やっほーなのだー! 寝子祭盛況でよかったのだ~」
『後木さんもお疲れ様です。寝子祭、成功してよかったですね』
「真央はまだまだ元気そうだな」
「元気いっぱいなのだ~! やっぱりイベント、とっても楽しいのだ♪」
真央の抱えるお菓子を見て、小淋が尋ねた。
『そのお菓子は差し入れですか?』
「そうなのだ、みんなで食べようなのだ♪」
「……おっと、入り口をふさがないでくれよ?」
真央と同じようにお菓子を抱えて、
吉祥寺 黒子
もシャンテを訪れた。
「ごめんなのだ~! わあぁっ、お菓子がいっぱいなのだっ♪」
『吉祥寺さんも、差し入れですか? おいしそうですね』
「まあな。チョコレート菓子やらスナック菓子やら、いろいろ持ってきたんだぜ」
お菓子のつまった袋を掲げて、黒子は笑った。
「こんばんは。驚かせてすまない、少しお邪魔してもいいだろうか」
「まあ、とても楽しそうだわ!」
寝子島高校の生徒が集うシャンテの大部屋に、
恵御納 久隆
と
恵御納 理沙
が顔を出した。
はしゃぐ理沙をなだめながら、久隆は室内の生徒たちに申し訳なさそうな顔で会釈をした。
「保護者がいては楽しめないだろうか……? 妻がぜひとも参加したいというのだが」
簡単な自己紹介をする二人に、
恵御納 夏朝
が目を丸くして声を上げた。
「お、お母さん!? お父さんも……、どうしたの!?」
「あら、夏朝ちゃん~! 元気そうでとっても嬉しいわ」
「う、うん……、僕は元気だけど……」
理沙が打ち上げに参加したがっているという説明をうけて、夏朝は近くをうろちょろしていたののこを呼び止めた。
「ののこちゃん……、今日って、大人も一緒でいいのかな」
ののこは久隆と理沙を見つめると、にかっと笑って手を振った。
「もちろんだよ~っ! 好きなところに座ってね!」
理沙はほっとした様子で微笑んで、お菓子の包みを取り出した。
「よかったわ、ありがとう。そうだわ、お近づきの印にと思って、クッキーを焼いてきたの」
「わあい、クッキー!」
やんわりと妻を制止しようとしていた久隆が口を開くより先に、ののこは飛び上がって喜んだ。
「夏朝ちゃんも、お友達と一緒に食べてね」
理沙に包みを渡されて、夏朝はやわらかな微笑みを浮かべてうなずいた。
「うん、ありがとう、お母さん」
「では、こちらへどうぞ」
仙藤 紫
が大人二人を席へ案内しようとすると、久隆は遠慮して端の目立たない席を指さした。
「私たちは向こうに座ろう。学生さんのための場だろうからね」
「そうですか? では、メニューをどうぞ」
「ありがとう、注文は自分たちでするよ」
「ありがとう~、よかったらクッキーも食べてね」
理沙に笑顔を向けられて、紫も微笑む。
「ええ。いただきます。何かありましたら声をかけてくださいね、ごゆっくりどうぞ」
紫を見送って、理沙が感心したようにほうっと息をついた。
「大人っぽいお嬢さんね、クッキー気に入ってくれるかしら」
「温かく迎え入れてもらえてよかった。……何を飲む?」
メニューにざっと目を通し、久隆はホットコーヒー、理沙はジンジャエールを注文した。
「私、ちょっとお手伝いしてくるわ」
少し眠そうに目を瞬かせて、理沙が席を立った。
「私も手伝おう」
人はどんどん増えていく。久隆と理沙は、さりげなくテーブルを片付けたり、お手ふきを配ったりして場を整えた。
大人びた高校生というのは他にもいるもので、シャンテのソファに腰掛けて、
朝鳥 さゆる
は静かに周囲を眺めていた。
寝子祭を終えて、皆疲れているだろうに、ここに集った高校生のテンションは高い。
同じ年代のはずなのに、さゆるは疲労からか、少々体調が思わしくなかった。
おそらく、流れで参加することになったミスコンで、季節外れの水着姿を披露したことで体調を崩しかけているのだろう。
身体が重く、帰ろうとしたところをののこに捕まり、気づけばなぜか、ここにいたのだ。
「メニューをどうぞー!」
周囲の喧噪に染まらないさゆるに対し、
結梨亜・カールシュテイン
がオーダーを取りに来た。
実行委員として働いていた結梨亜も疲れていないわけではないのだろうが、その表情は明るい。
寝子祭は帰るまでが寝子祭だという考えのもと、皆に打ち上げも楽しんでもらおうと、張り切っているのだ。
「そうね、ホットコーヒーをいただくわ」
「はーい! ホットコーヒーひとーつ!」
手元のオーダー表に書き込んで、結梨亜は隣に座る
三宅 葉月
にもメニューを渡した。
「お飲み物いかがですかー?」
メランコリックなアンティークドールといった風情でひっそりと腰掛けていた葉月が、眠たげに伏せていた視線を上げた。
メニューに目を通し、結梨亜に頼む。
「そうね……、ティーソーダをお願いするわ」
「はーい、ティーソーダひとーつ! お待ちくださーい!」
葉月もミスコンの水着部門に参加をしたり、いつものように寝子祭の様子をスケッチしていたら、なぜか似顔絵描きの人と間違われて、何枚も似顔絵を描く羽目になってしまったりと、慌ただしい時間を過ごした。
ようやく長かった一日を終えて寮へ帰れると思っていたのに、ののこに出くわしたことで、なぜか打ち上げに参加することになってしまったのだ。
なぜここにいるのだろう……、そう感じているのは、さゆるも葉月も同じだろう。
にぎやかな大部屋で、ここだけ少し、落ち着いた雰囲気がただよっている。
疲れた身体をソファに沈め、目を伏せる。
さゆるにとっても葉月にとっても、口数少なく互いの隣に座るのは、わりと居心地の良いことだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
30人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月01日
参加申し込みの期限
2015年09月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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