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色づく季節、新生徒会の日常
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●ある11月の生徒会室
北校舎二階、生徒会室。
教室ほどの広さのこの部屋には古い棚が据え付けられている。長い年月の間に細かい傷や見出しシールや書き込みがされたその棚にぎっしり並ぶのは、歴代の生徒会が蓄えてきた資料やファイル。その手前には、寝子祭のあと片付け損ねた備品やら、来年も使うかもしれない体育祭用の段ボール箱などが積まれている。
会長の
志波 武道
は自然と武道の固定席になっていた長机の一番奥に掛けていた。その隣に今日は
呉井 陽太
が掛け、いつもの糸目をなお細めて、和やかな雰囲気でお喋りしている。
「お疲れさまです」
おもむろに戸が開き、本日の三番手、会計の
エヴァ・ブランシェ
が顔を出す。
「お疲れー。エヴァちゃん今日会議ないよ? どーしたの?」
武道が尋ねるとエヴァは笑った
「今日は家に帰っても特にやる事ないし、生徒会のお仕事でも、と思ってね。寝子祭絡みでそれなりにお金周りの処理があったけど、色々面倒な作業や分からない事もあったし、今後の事を考えて『作業の手順書』を作っておきたいのよ。定型化出来る所は極力しておいた方がいいものね」
「熱心だねぃ」
という陽太の声に、エヴァが小さく肩をすくめると同時に、また戸が開く。
長い黒髪と眼鏡の奥の茶目っ気たっぷりの笑顔は、書記の
八重崎 五郎八
だ。
「お疲れ様です。会議ないから私だけかと思ったよ」
くすくす笑って鞄を置くと、五郎八は早くも慣れた様子で皆の分のお茶を淹れる。
2年生の五郎八は今年の生徒会の中では落ち着いたお姉さんの役回りだ。棚からいくつかのファイルを取り出し、同じ書記の陽太と一緒に確認する。お役所仕事というのだろうか、生徒会とはとかく、書類がついて回るものだ。
エヴァは陽太の向かいに座ると、今までの仕事中にメモを取っていた手帳を片手に、作業の手順書について、別のノートに手書きで全体像をスケッチしはじめた。
「どうせ後で書き足していくんだし、見易くてメンテナンスもしやすいレイアウトがいいわよねぇ……最終的にパソコンで作る事も考慮して……」
アイデアを2、3案、ノートに書き連ねる。
「最初から完璧を目指すんじゃなくて、書き足しが容易なものを作らないとね」
「いいねぃ。完成したら俺にも見せてよ」
「もちろん。みんなで共有しましょう」
生徒会室の主たちは、いつものように、それぞれの仕事に精を出す。
次いでやってきた副会長の
八神 修
は、挨拶を済ますとすぐに部活や委員会についての報告書を取りまとめはじめた。壁には部活や委員会の活動記録用のボードがあり、修が部長を務める新聞部が撮りためた写真が張ってある。
「予定通り進んでるかな。遅れ気味の所には助っ人の要を聞かねばな」
上がってきた報告書を見ながら、修はボードに付箋を貼る。
武道は改めてそのボードを眺め見た。
「風紀委員会に保健委員会、こっちは応援団に生物部……、おー、これは
野球部が甲子園に行ったときかー
」
「埼玉の強豪『犬浦学園』に負けちゃったんですよね。見に行きましたが惜しかったな」
修はいまなお悔しそうに唇をかむ。
「あれ? こっちの写真はなんだっけ?」
武道が指差したのは、校門前で大きな優勝旗を掲げる写真。
「ああ、それは卓球部。
インターハイ優勝したの覚えてませんか
」
「え? そうだっけ? ……のわりに、印象薄いかも……って失礼だったネ!」
教頭並みに影が薄い卓球部……そんな噂を聞きかじっていた修は苦笑した。
「ああそうだ、写真は体育祭やバザーや試合等色々ありますよ。興味あります?」
慣れた手つきでパソコンを開く修を取り囲み、皆が写真を見ながら懐かしんでいると、副会長の
屋敷野 梢
と会計の
早坂 恩
が連れだって現れた。
「こんにちはー。今日は副会長としてだけじゃなくて、生物部部長としても遊……お仕事に来たんでーす! えーと、生物部の冬合宿の話をですね……って、おおー。今日は人多いですねー」
「あらほんと。なんとなく来てみたけど、今日も賑わってて何よりね」
恩はあまり生徒会室に入り浸っておらず、ふらっと立ち寄って帰ることの方が多い。それでも特にやる事がなかったり、何となくみんなとお喋りしたい時は長居してゆくこともある。今日はそんな日らしい。
こうして役員が全員揃ってしまったのを見ると、五郎八は黒板にこう書いた。
【シトラス・ガムダン対策会議、略してガム談会議】
五郎八らしい、読みやすくきれいな字。チョークを置いて、パンパン、と手を打つ。
「はーい注目注目ねー、今日の議題はこれ……だよね武道君?」
「うむ」
と武道はおもむろに司令官ポーズを決める。
「さて……始めようか。第一回ガム談会議を!」
◇ ◇ ◇
そのころ。
3歩歩けば即迷子な令嬢、
トワ・E・ライトフェロゥ
は寝子小の校門に立っていた。
本来なら、
夜海霧 楓
のお迎えで一緒に帰ることになっているのだが、長い黒髪に目深に被った帽子、眼鏡で隠してはいるもののカタギっぽくない目をした小柄な彼は、まだ姿が見えない。
ここでトワ嬢、閃いた。
「さがしに行くデス。カエデをhigh schoolまで!」
――トワは早速歩き出した。思いついたら即行動。あとさきなんて考えない!
るんるん気分のトワを止めようにも、楓はまだ寝子高の校門を出たところである。
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担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
20人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月29日
参加申し込みの期限
2015年09月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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