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●●●奏でるは円舞曲●●●
修と美咲紀、碧南が攻撃されている時、蛇那伊は男子生徒の猛攻を受けていた。
いつも行なっている体全体に気を巡らせるという戦闘準備もそこそこに五名の相手をしていた。
「まったく。あたしの所が一番多いじゃない」
「アハハッ! 君は前にゴブリン達を蹂躙してくれたからネッ! お礼だと思ってヨ!」
「いらないお礼ね」
蛇那伊は余裕を持ってピエロに答える。
男子生徒達はすでに意識が無いのか、頭がぐらぐらしている。
だが、迫ってくる動きからは熟練の腕を感じる。
そんなちぐはぐの状態で、実際にどれぐらいの強さなのかわからない。
加えて、操られているため素直に倒したところでは倒れないと想定できる。
なら、と攻撃を仕掛けてくる男子生徒が持つ剣の腹に素早く拳をたたき込む。
脅威となるのは剣だけではないが、ひとまずの無力化としては良いだろう。
しかし、打ったはずの打撃は盾に吸収され、別方向からの攻撃が飛んでくる。
一人一人を見るのではない、戦いを、戦場を一つとして見る。
蛇那伊はそれをいつも気にかけており、それだけの戦場をくぐってきた。
だが、分かったからといってすべての攻撃が見えるわけでもなければ、防げる訳ではない。
前から二つ、左右から三つ、剣技とも言えぬ刃に、格闘術とも言えぬ拳を避け、反撃をする。
しかし結果として、腕と足、それぞれに傷を負うこととなってしまった。
「クッフフ。やっぱり所詮地球人だネェ!」
目を大きく開きながら蛇那伊を凝視し、近づいていくピエロ。
進路を妨害するかのように蝶に成っていたカッターが飛んでくるが、虫を払うかのように指を鳴らす。
指から発生した衝撃波で蝶が討たれ、壊れたカッターが教室に散乱する。
「大丈夫だヨ…イタイのは最初だケ…」
何事かを呟きながらピエロは迫ってくるが、今まで見せたことはない表情だった。
その異変に五人の男子生徒を相手にしながらも蛇那伊は気がついた。
おそらく、ピエロは自分に攻撃に近い何かをするのだろうと。
(何かは知らないけど…食らうわけにはいかないわね)
蛇那伊は思考をクリアにしながら呼吸を整える。
殴ってきた男子生徒の攻撃をあえて受け、手を掴む。
たぐり寄せる要領で次の男子生徒の攻撃を防ぎ、首元の神経を圧迫させる。
フツウなら痛みによる叫び声が響くはずだが、気を失っているのか、なにも言わずに地に伏せる。
「最初、ダケだヨォォォォ!」
次の男子生徒の攻撃とほぼ同時にピエロの攻撃が飛んでくる。
慎重に、しかし大胆に。
カウンターを入れる。
「ットォ! 危ない危なイッ!」
「あら、意外とやるじゃない」
直線的な攻撃であったはずのピエロにカウンターを入れたと思ったが、寸での所で回避されてしまう。
なにが悪かったのか、というのは後回しにして蛇那伊は男子生徒にはきっちりカウンターを入れる。
関節を外された男子生徒は倒れ、荒い息をこぼす。
「大丈夫か、美咲紀」
「シュー君こそ、大丈夫なのです?」
一方、修と美咲紀は女生徒に囲まれていた。
後衛型の二人ではあったが、多勢に無勢、それに分断工作までされては、仕方がないだろう。
傷ついている仲間を横目にしている美咲紀は唇を噛む。
自分の力が使える状況ならば、癒せるのだから。
「気を抜くな、チャンスはくる」
「…うん」
同じような気持ちを持っているのだろうか、修は美咲紀を気遣う。
それを無視するかのように女生徒は包囲を崩さないように、それでいて粘着質に攻撃を繰り返す。
修にはそれが違和感で仕方がなかった。
ピエロが明確に指示をしなければ女生徒はここまで連携をとれていないだろう。
しかし、実際にはピエロは細かな指示を出していない。
前にあったネズミとは系統が違うと言うことになる。
「シュー君、危ないっ」
美咲紀に腕を引かれ、修は攻撃を避けられた。
感謝の言葉を口にしながら美咲紀の方を見ると、美咲紀が武器を持たぬ女生徒に拘束されていた。
悔やんだのも一瞬、美咲紀は女生徒の手に思い切りよく噛みついた。
効果があるかどうかは、やってみなければ分からない。
「え…?」
すると、女生徒は痛がる様子を見せたあと、力無くその場に倒れた。
美咲紀は驚いたが、修の元へと走る。
倒れた女生徒からは、手に書かれていた文様のようなものが、消えていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御宮 久
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月27日
参加申し込みの期限
2015年09月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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