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●●●朦朧とする意識の中で●●●
羽生 碧南
はバスケ部に所属する寝子島高校の生徒だ。
180cmの身長を活かし、積極的に得点を取る役割のスモールフォワードを任されることが多い。
普段は人懐っこく、明るい彼女だがコートにたてば、「戦う女」となる。
しかし、その「戦う女」碧南は部活のコーチに体調不良を告げ、今日は休みをもらっていた。
コーチには小言を言われたが、覚えてはいなかった。
それよりも早く帰って休みたかった。
なのに。
「アハッ! 僕ピエロ! お姉さんは?」
「…え?」
教室に帰ってきたはずの碧南は学校の中なのにも関わらず、サーカス団にでもいそうな人物と遭遇する。
平時の碧南であれば、これが異常であり、教員へ伝えるべき状態であることは認識できただろう。
しかし、今はそれに応えようと、思考を巡らせている。
「分からないなら大丈夫ダヨ! どうせ関係ないしネッ!」
ピエロがそう言うのが早いか、碧南の両手は押さえられていた。
意識を失ってそうな、白いタオルで口を塞がれた女子生徒に。
思わず抵抗するも拘束はほどけず、何かを印字されようとしていた。
いやらしい顔を浮かべ、胸元に手を伸ばすピエロだったが、碧南に触れることは叶うことはなかった。
「大丈夫!?」
「乙女の純情を汚すのはいただけないわね」
美咲紀が碧南の腕を引き、蛇那伊が女子生徒達を引き剥がした。
面を食らった顔をしたピエロは、しかし笑みを浮かべる。
それはピエロが過去に接触したことがある人物達が居たからだ。
「ヤァ! やっと来てくれたんだネ! 待ちくたびれたヨ!」
「俺たちはお前の事を歓迎するつもりはない」
まるで遠距離恋愛をしていた恋人にでも出会ったように体をしならせるピエロ。
修は周囲の状態を確認しながらピエロに言葉をぶつける。
修がいつもより無遠慮なのはこれまでの蓄積と今回の場所も関係しているだろう。
異空間であることを認識できたのは、歪んだ壁や椅子、壁であった。
加えて、窓から見える景色に覚えがなかったからだろう。
具体的な大きさも視覚では恐らくずれていると感じる、不可思議な空間だ。
「おめでとうございます。あなたは私達の敵から、ヒトの外敵に昇格しました」
「オヤァ? 誰かと思ったら命がどうこう言っていた小娘じゃないカ!」
その不可思議な空間に、数多とも思える蝶が舞う。
先ほどまではいなかったはずの蝶は教室の上空を自由に飛ぶ。
その中心には梢がおり、ゆっくりと一歩ずつピエロへ近づき、語る。
この蝶たちは梢のろっこん【胡蝶の詩】で作り出した蝶だ。
自分や対象となる物が蝶になる瞬間を想像する事でそれを実現する事が出来る。
本当はメスを持ってこようとしていたが、上手く入手できなかったため大量のカッターを蝶と化していた。
梢が前回ピエロに会ったのは寝子島の下水道であった。
下水道でのピエロは地上への道を作るために支配下に置いたネズミを使い捨てた。
ただのヒトに対抗できるようにサイズを大きくされて。
梢は次にピエロと出会ったらその時のネズミの恨みを晴らそうと思っていた。
しかし、その対面はより恨みを増幅させることとなった。
睨み付けている梢も、わかっていないわけではない。
先ほど碧南を取り押さえていたのが寝子島高校の生徒であることを。
「自分のホームグラウンドでも私達に勝てなかったのに、余程頭が弱いんですね」
「アハッ。言ってくれるじゃないカッ!」
挑発を続ける梢を笑いながら、両手を叩くピエロ。
蛇那伊と美咲紀が取り押さえていた女生徒達が動く。
体躯に似合わぬ力で拘束をふりほどくとそのままピエロの駆け寄る。
「じゃあ次は、君たちがホームグラウンドで負ける番だヨッ!」
「…っ!」
ピエロはチープな台詞とともに両手を叩き、続けざまに指を鳴らす。
ピエロの指から出た衝撃波を何とか回避できた梢は、自らの体も蝶と化す。
梢は突破力や攻撃に自信があるわけではないが、自分の闘い方は心得ている。
すでにいくつかの机やイスを蝶化し、最初に放った蝶はカッターの刃やハサミだ。
若干のタイムラグがあるが操られている生徒は剣と盾を構える。
だが、不思議な動きをしている男子生徒が二名居た。
何かを探しているようだが、攻撃をする構えにもなったりと忙しそうだ。
「お探しのものはこれかな?」
「結構、重いのですー」
修と美咲紀が持っているのは操られているらしい生徒たちが持っている剣と盾と同じもの。
修は盾を地面におき、剣を床に突き刺しており、美咲紀はどちらも引きずるように持っていた。
梢が挑発している間に拝借したものだ。
「アハッ! そんなことしても無駄だヨッ!」
ピエロが手をたたき、生徒たちに指示を出して女生徒が躍り出る。
およそフツウに生活してきた高校生が出せる速度ではない。
武器を取り戻そうとしているのか、女生徒たちは修と美咲紀に向かっていく。
「く…っ。 操られてるだけじゃなく、身体強化もされているのか?」
「あ、危ないっシュー君!」
大振りの攻撃を避けた修を待ちかまえていたように追撃をする女生徒。
それに気付いた美咲紀が間に入り、盾を構えるも、力及ばず吹き飛ばされてしまう。
「美咲紀っ!」
叫ぶ修に精神集中をする余裕を与えずに連携をする女生徒。
よそ見をしてしまったからか、女生徒の攻撃がわき腹を切る。
修は苦痛に顔を歪めるが、それだけでは敵の攻撃は収まらない。
修を横目に別の女生徒が碧南に向かっていくのを修や美咲紀、蛇那伊は止められなかった。
「えっ」
唖然としていた碧南は左手を深々と突き刺されていた。
梢の挑発の時にも、修や美咲紀が攻撃されている時にも、思考は巡らせていたはずだったのに。
非現実的で、それでも熱のせいか、事実として目の前の光景を受け入れていたはずなのに。
碧南は呼吸が荒くなる。
痛みは不思議と無く、次に自分がするべきは目の前の女生徒を止めることだとも考えられている。
バスケでは一定以上の成果を出せる自負のある碧南は服を掴むべく手を伸ばす。
「はぁっ!」
気合いの声と一緒に伸ばした手は、盾で弾かれた。
相手に距離を取ることを許してしまった碧南に痛みが遅れてやってきた。
苦痛の声をあげるが、女生徒からは目を離さない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御宮 久
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月27日
参加申し込みの期限
2015年09月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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