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恐竜と遊ぼう!
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☆最大と最小の恐竜
八神 修
は、恐竜イベントを見るため黒猫のブラックと共に会場にいた。
勇敢なブラックは人ごみの中でも物怖じせず修の肩に乗っている。生後八ヶ月、そろそろ子猫から成猫になりそうな年頃だ。
「色々な恐竜が居るな」
興味深く周囲を観察していると、遠くに新聞部仲間の姿も見えた。
そちらへ行ってみようか、と思った時。
ズシン!
地響きと共に視界が暗くなった。ブラックが毛を逆立てうなり声をあげる。
何かの影だ、と気づいて顔を上げてみれば。
「大きいな……これは、アルゼンチノサウルスか」
影の主は巨大な草食恐竜だった。大きさに圧倒されつつ修は距離を取るが、冷静に様子を観察している。
「史上最大の恐竜……足も太いな」
デジカメを取り出して構え、どんどん写真を撮りまくった。
(人はCGだと思うだろうが、個人で楽しむ分には良いだろ)
ふふっ、と修の口元に笑みが浮かぶ。
「草食恐竜だが、この体ではたくさん食べるだろうな」
見回せば、背景として飾られているシダは作り物ではなさそうだ。
「よし、餌を食べさせてみよう」
修は上着を脱ぎ、大きなシダを掴んだ。
「あっ、修おにいちゃん!」
そこへ、小学一年生の
小島 海美
が声をかけてきた。
「小島さんも来てたのか」
「おとうさんとおかあさんと一しょにきょうりゅう見にきたの! きょうりゅうたくさんいるんでびっくりした!」
「そうだな」
両親は椅子のある場所で待っているという。
「草がいっぱいだ! その草どうするの?」
修がいっぱいに抱えたシダを見て海実は聞く。
「アルゼンチノサウルスに食べさせてみたいんだ。乗せてもらえないか頼もうと思ってな」
「すごい! いいな!」
目を輝かせる海美。
「小島さんも一緒に乗るかい?」
「うーん、わたしはマイアサウラのこそだてをてつだってるの」
海美の指すほうを見れば、なるほどクレーターのような巣穴に、たくさんのマイアサウラの子供たちが遊んでいた。
「すのざいりょうはこんでるみたいなんだけど、子どもにもごはんの草をかんであげてて、たく山いるからまにあってなさそうなの! わたしもいろいろさがしてこよっと!」
「マイアサウラか、草食性で、子育てをしたはっきりとした証拠が発見されたんだったな」
修も目を細めて子供たちを見た。
「じゃあね!」
海美は手を振って駆けて行った。
修が餌を差し出すと、アルゼンチノサウルスは長い首を下げてきた。
「その首を滑り台のように背中から尻尾まで降りてみたいと思うよ」
その大きな頭を優しく撫でて、目を合わせる。
「食べたら乗せて貰えないか? 邪魔はしないから」
アルゼンチノサウルスは悠々と餌を食べていたが、食べ終わるとこちらを見て頷き、どうぞ、というように修のほうに頭を下げた。
そのまま頭から乗り込む修。肩に猫のブラックも乗せたまま。
「餌を探しに出かけよう。他の恐竜にも挨拶だ」
乗馬の要領で脚で頭を挟み、バランスを取る。
肉食恐竜が襲って来ないか心配ではあったが、作戦はしっかり考えてある。
(もし襲われたら、尾でぶん殴れと叫ぶことにしよう)
「素晴らしい眺めだな、ブラック」
その時、沢山の鳥のようなものが滑空してきた。
「ミクロラプトルか。最大の恐竜に最小の恐竜だな」
鳥類に非常に近い、羽毛を持った恐竜である。
一頭が修の近くに止まった。そっと羽毛に触れてみる。
「玉虫色の光沢があったというのは本当だったんだな」
飛び回るミクロラプトルを、修は飽きずに眺めていたが、下のほうに目をやると新聞部仲間の幽が手を振っている。
「すまないがここで下してくれないか」
優しく頭に触れて言うと、アルゼンチノサウルスが膝を折って姿勢を低くすると、ブラックがぴょんと飛び降り、長い首をスーッと滑り下りていった。
「すごいな、ブラック」
「すごいですねえ」
幽がカメラを構えていた。
「春賀も来ていたんだな。いい写真は撮れたか」
「ええ、ばっちり。それと」
幽がポケットから何かを取り出した。
「『竜の牙』ゲットでしょうか。差し上げますよぉ」
「恐竜の牙か? 珍しいな」
修は牙をしげしげと観察する。
「小島さんにも見せてやりたいな」
「もっとありますからどうぞ」
幽は笑顔で牙を差し出すのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月18日
参加申し込みの期限
2015年08月25日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月25日 11時00分
参加キャラクター一覧
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