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吹雪に閉ざされた洋館にて……
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◯捜査開始
「くくく、冥府の使者めやってくれるな、この邪王の化身たる俺をコキュートスの檻へと誘うとは……よかろう、深淵からの英知をもって冥府の使者(犯人)の正体をあばいてくれようぞ!」
つり目の美少年樹は、厨二な妄想力全開で捜査を決意した。
「とはいえ、今は己が身も光の信徒(犯人以外の人)から冥府の使者と疑われる身、うかつな単独行動は身の破滅をまねく。また、冥府の使者と二人きりになると死の螺旋が発動し冥府へと封印されてしまう恐れもある。ここは他に深淵の英知をのぞかんとする同士と共に3人以上で動く事にしよう」
有名ネット小説家になるのを夢見て昼夜問わず様々な設定の夢想にふける樹にとって、この事件は願ってもない舞台と言えた。
「まずは捧げられた生贄(被害者のこと)の様子を確認せねばなるまい」
と、黒崎の遺体に近づくが。
「現場には手を触れないでください」
真優理に止められてしまい、仕方なく遠目に見ることとなった。
「ふむ……なるほど……むむ! うずく! 我が邪眼がうずく! 沈まれ!」
左目をおさえこむ樹に絢は驚く。
「だ、大丈夫?」
「……ふぅ、どうやら冥府の使者の残り香に我が邪眼が反応したようだ。問題ない」
ただの厨二なポーズだった。
「深淵から授かった英知によればこれは……おそらく毒殺……なぜならば外傷はないのに口から血を流しているからだ!」
「そうね、外傷はないようね」
真優理は、些細なことでも見逃すまいと遺体と周囲を改める。
「第一発見者はあなたね」
声をかけられた碧南は頷いた。
「茶碗が割れた音がして、何事かと思って部屋に入ったら、黒崎様が倒れていて……」
碧南の受け答えは、一点の曇りすらないように見えたが。
(何か隠してるわね)
真優理のカンがそう告げていた。
「美野梨さん、実験室があると言ったわね? 毒物が持ち出された形跡はないかしら?」
「鍵付きの戸棚で管理されているからそんなことはないはずだけど……調べてみます」
結局、持ち出された薬物はなかったと美野梨とブリジットは証言した。
現場保存や事情聴取をテキパキとこなしていく真優理を、さすがだなと思いながら絢は眺めている。
(正直に言えば、おとなしく部屋に引きこもっていたかった。たかが女子高生の私には、殺人事件の犯人探しなんて手に余ることだから……)
けれど真優理さんが頑張っているんだし、一緒に犯人を探そう。
そう決意し、自分でも現場を観察したりする。
割れた茶碗に何かこびりついているのを見つけた。
(……そうだ)
ふと、思いついたことがあった。
(ちょっと見て来よう)
真優理は忙しそうだし、別に手掛かりにならないかもしれない。
まずは自分一人で確認しようと、絢はそっと部屋を出て行った。
その様子を樹が見ていた。
(生贄に毒をもった冥府の使者は……この中にいる! 一人で出歩かせていいのか? だが、女人の秘密(トイレとか)を覗き見るのもはばかられるし)
一方、何か考えている様子の柚春がメイドに近づく。
「現場から紅茶の香りがしますね……この香り、あなたと同じですね?」
「えっ?」
柚春に訊かれ、先ほど草太郎と一緒にやってきた銀髪のメイドが身をすくめる。
「それは……お客様に紅茶をお出ししましたので」
「神奈川県警の水谷です。事情聴取にご協力願います」
答えたメイドに、真優理が質問する。
「知ってることを聞かせてちょうだい。あなた、お名前は?」
「私は怜、この洋館のメイドです。黒崎様は旦那様のご友人で、休暇を利用して遊びにきたと聞いております。
彼のご職業、ですか。高校の教師をされていると伺いました。それ以上のことはわかりません。ああ、どうしてこんなことに……! もう嫌、早くここから出たい……!」
メイドは身を震わせて顔を覆った。
(毒? 台所に出入りするのはメイドだし、まさかメイドが……)
美野梨がそう考えたとき。
「……この香り、あなたからもするわ」
柚春がブリジットに声をかけたのだった。
「……先生?」
「……それは、私も台所に行ったから」
ブリジットの答えに、真優理が視線を向けて言った。
「詳しく聞かせてください」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
ホラー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年02月09日
参加申し込みの期限
2020年02月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年02月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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