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寝子島朝ごはん!
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5時半に起床して、猫鳴館裏手の鶏舎の鶏の世話をするところから
後木 真央
の朝は始まる。
それを終えたら、お待ちかねの朝ごはんの時間だ。
だが、今日は。
「うう~。た、足りないのだ~」
真央の声に応じるように、腹の虫がぐるきゅーと鳴った。
真央の暮らす猫鳴館には、夕飯を大量に作って1食500円で振る舞ってくれる料理上手がいる。
いつもならその料理を多めに確保して部屋のミニ冷蔵庫に保存し、朝ごはんにもしている真央だが、昨日は争奪戦に負けてしまったのだ。
だから、真央の今日の朝ごはんはいつもと比べたらかなり控えめ。
「腹ペコなのだ……これじゃあお昼までに飢え死にしてしまうのだ……」
力なく時計を見やれば、時刻はまだ現在午前6時半前。
「ううう、お昼が遠いのだ~。どこか、朝からやってるご飯屋さんは……」
真央は考えた。ペコペコのお腹と戦いながら懸命に考えた。そして、
「あっ、ホテルなら早朝からやってそうなのだ! よーし、そうと決まればステッラへ突撃なのだ~」
超高級ホテルであるステッラ・デッラ・コリーナの豪華な朝食を思い浮かべれば、自然と元気も湧いてくる。
陸上部のTシャツ+私服のジャージというスタイルに着替えて、真央は頭に召喚三毛猫のがおーを乗せた。
忘れないように赤猫リュックを背負ったら、いざ出発!
「目指せ! ホテルの美味しい朝ごはん! なのだ♪」
真央は元気良く、ステッラ・デッラ・コリーナ目指して駆け出した。
「うん、なかなかいい出来だ」
星ヶ丘にある自宅の台所で、
八神 修
は自身で作ったチャーハンの出来栄えに口の端を上げた。
ランニングを兼ねて、3匹の愛犬との散歩を済ませたのはいつも通りのこと。
その後、朝から軽く勉強をこなしたのも常のことだが――台所に立っているのは、修にとってのイレギュラーだ。
止むを得ない事情で、急遽シェフが休みを取ることになったのである。
普段料理をしない修、朝ごはん作りは地味にハードルが高いと、「いっそ昼食と兼ねてしまうか……」なんてチラリと思ったりもしたが、ランニングに勉強にと朝からエネルギーを使ったために、自身の腹がそれを許さなかった。
インスタント食品などはないかと探してもみたが、常の食事をシェフが作っているために朝食に適当な物はなく、ため息一つ、覚悟を決めて思案・行動した結果、現在に至る。
「っと、もうこんな時間か。皆に餌をやらないと」
ペットたちの朝食がまだのことに気付き、修は皿に移したチャーハンはそのままに15匹の猫と3匹の犬の食事を用意しにかかった。
ペットたちの賑やかな食事風景に相好を崩した修だったが、今度は自分の朝食を放置してしまっていたことに思い当たって。
「冷めてしまったな……レンジで温めるか」
と、スイッチを入れようとしたその瞬間、電話が鳴った。
友人である
後木 真央
からの着信だ。
「もしもし」
『修ちゃん? 今日、ステッラ・デッラ・コリーナの朝ごはん食べに行こうと思うのだ! 一緒に行かないのだ?』
「それじゃあ、ご一緒させてもらおうかな。ちょうど朝食もまだだったし」
『わーい! やったのだ♪ 今から15分くらいで着くけど、ステッラの前で待ち合わせどうかなぁなのだ?』
「ああ、わかった。問題ないよ」
元気の塊のような真央の勢いを、修は柔らかく受け止める。
同行を決めた理由の一つも、真央のことを思いやってのものだった。
通話を終え、満腹になった様子のペットたちの皿を下げる。
「ごめんな、連れて行けないんだよ。うん、よしよし良い子だ」
もふもふを存分に堪能して、「お土産買ってくるから」と立ち上がり、
「おっと、待たせてはいけないな」
手早く準備を済ませて、修は急ぎ家を出た。
「お待たせなのだ~。ホテルの朝ごはん、修学旅行とか受験の時しか経験してなかったから試してみたかったのだ♪」
約束のステッラ・デッラ・コリーナ前。
挨拶もそこそこに、すっかり腹ペコの2人はホテル内のレストランへと急ぐ。
足を踏み入れたそこは、流石高級ホテルという感じの洗練されたきらきらしさで。
「何だか優雅な気分になるな」
なんて、しみじみとして呟く修の服の裾を引っ張って、
「修ちゃん修ちゃん、ここの朝ごはん、とっても美味しそうなのだ♪ 早く食べるのだ~」
と、真央はもうすっかり料理に夢中だ。
優しい苦笑を漏らす修だったが、お腹が空いているのは彼も同じ。
2人は早速、ホテルの豪華な朝食を楽しむことにした。
それぞれ用意された皿に好きな料理を盛り、テーブルに着く。
「成る程、ビュッフェ形式なんだな」
「ビュッフェ? バイキングじゃないのだ?」
「バイキングは和製英語なんだよ。もっとも、ビュッフェは食べ放題じゃない場合もあるんだけど、ここでは心配なさそうだ」
「おお~! 流石修ちゃん、博識なのだ~」
修の解説に、真央は目を丸くして感嘆の声を漏らす。
しかし修は、真央の皿が気になって仕方がない。
様々な種類のパンが、盛りに盛られているのである。
「……真央も朝食抜きだったのか?」
「抜きではないのだ。ただ、真央ちゃんにはちょっと足りなかったのだ~」
「そうか……」
「だから、パンと飲み物でお腹いっぱいにするのだ♪ 牛乳も発見したのだ~♪」
えへへと笑って、「いただきますなのだ♪」と真央はパンにかぶりつく。
真央の食欲魔人っぷりに一瞬真顔になった修だったが、
「あー、やっぱりホテルご飯旨いのだ~」
と、幸せ笑顔でパンを頬張る真央の姿を見ていると自分まで嬉しく、胸が温かくなった。
「そうだ。真央、この後何か予定は?」
「今日? 予定ないのだ」
「真央の好きそうな映画が公開されてるんだけど、どうかな」
「映画?」
「そう、話題になってるスパイ映画。アクションがすごいって評判のやつ」
「おおっ、一緒に行くのだ! 真央ちゃんはアクションに興味大なのだ♪」
真央が、顔をきらきらと輝かせる。
楽しい休日になりそうだと微笑を一つ零して、修は自家製らしいソーセージを口に運んだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月12日
参加申し込みの期限
2015年08月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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