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せんせいといっしょ:高野先生編
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●いっしょにやろう!
「そういえば、何で皆こんな所に居るのだー?」
博美の説明を聞いた真央はふふん、と鼻を鳴らす。
「真央ちゃんは大事な猫ストーカー中だけど、有紀ちゃんセンセーの窮地なら仕方なしなのだ。真央ちゃんも手伝うのだ!」
「はは、ありがとな。助かる!」
「あー! 高野せんせー!」
「高野ちゃん先生はっけーん!」
「ん?」
体育館へと伸びる渡り廊下の奥から、二つの影が走り寄って来た。
郡 トモエ
はおーいと手を振って近付き、その後ろから
虎渡 からん
は満面の笑顔を有紀に向ける。
「やっと見つけたー。もー、職員準備室にもいないんだもんー」
「悪い悪い、二人で私を探してたのか?」
「からんちゃんと準備室ではち合わせたんだ。それで、一緒に行こうってうちが声かけてみたんだよ」
偶然目的を同じくして、職員準備室の前で出会った二人。
お互い人見知りゆえに積極的に声をかける事なんて少ないが、そこは同じクラスメイト。勇気を出して誘ってみた。
これが友達になるきっかけになったらいいな、なんて僅かに考えて。
「そうだぞっ。高野ちゃん先生と一緒にご飯食べようと思って!」
ほら、とからんは可愛らしい虎柄の包みを差し出す。
有紀は嬉しそうに笑うが、申し訳なさそうに頬を掻く。
「あー……悪い、まだちょっと片付けが残ってるんだ。それに……」
「それなら、二人にも手伝ってもらったら良いよ」
博美が言うと、からんとトモエも詰め寄るようにして賛同した。
「何だ、何するかわからないけどからんも手伝うぞ!」
「うちも手伝うよー。一緒に片付けしたらそれだけ早く食べられるしねー」
やる気満々な二人に嬉しくなったのか、有紀はありがとうな! とわしゃわしゃ頭を撫でた。
「それでは、失礼します」
そう一礼して新聞部の部室を後にした。
今日は部員に呼び出しがあり、これからの新聞部活動についてのちょっとしたミーティングがあったのだ。
「あ、修ちゃん!」
叫ぶや否や、だーっと部活棟の方に真央が走っていく。
爆走してくる見知った姿を認め、お昼はどうしようかと考えつつ階段を下りていた
八神 修
はひくっと顔をひきつらせる。
「修ちゃん修ちゃん! 一緒にお手伝いしよーなのだー」
「そんなに急いでどうし……手伝い?」
うん、と頷いて真央は経緯を説明。修は一通り話を聞くと頷き返す。
「体育館の片付けか。もちろん手伝わせてもらうよ」
整頓を手伝うのに理由は要らないが、近頃、身体を動かす事に興味が出てきた事だ。
体育科でもある高野先生にお話を聞いてみても良いかもしれない。
やった、それじゃいこー! と元気な真央に手を引かれながら考えたのがまずかったのかもしれない。
早さに追い付けず思い切りつんのめったのを、茂みの中の猫だけが見ていた。
「あ、高野先生? こんにちわー」
真央が走りだしたのを元気だなーと見送っていたら、
青物 といき
が軽くランニングしつつ走ってきた。
お弁当を食べる前の一走り。
ついでにさっき見かけた猫が消えた辺りを何となく周ってきたら、この場所に辿りついていた。
「おうこんにちは。確か……」
思い出すような仕草の有紀に、といきは快活に告げる。
「といきだよ、青物といき! 浅井先生の10組生徒! なになに、9組の秘密の特訓中かにゃあ」
「そういう訳でもないんだが……はは、確かに9組ばっかだな」
見回すと、周りにいるのは9組の生徒ばかり。
冗談めかして右手を猫のように丸めていたといきは、説明を聞いておお、と納得する。
「私も手伝うよー。楽しそうだし!」
「そうか、悪いな。でも助かる!」
「といきちゃんが手伝ってくれたら百人力、だね」
「トモエちゃんもよろしくねー!」
同じ陸上部員同士のといきとトモエは、嬉しそうに顔を見合わせた。
購買からの帰り道。
桃川 圭花
は勝ち取った焼きそばパンをその胸に抱いて、意気揚々と教室に戻ろうと北校舎の階段を下りていた。
寝子高で人気NO.1と名高い焼きそばパン。
競争率もNO.1のそのパンを手に入れた喜びは、どこか自分自身の事を誇らしげにも感じられる。どや。
一階まで降りると、何かが目の前を通り過ぎて行った。
(あ……)
猫が、駆けて行く。
何となく目線でその軌跡を追っていくと――目があった。
「あれ、桃川?」
「げっ……」
「なんだなんだ驚いた顔して」
「べ、別に。先生には関係ないわ」
上機嫌で近付いてくる有紀。目が合った瞬間反射的に顔を逸らしたが、それで見て見ぬ振りなどしてくれはしない。
ああそうだ、こういう人だ。
「……何でこんな所に居るのよ」
「ん? 体育館で新しい用具の使い心地を確かめてて、今はその片付けの最中なんだ」
「あの人たちは?」
「片付けの手伝いするって集まってくれたんだよ」
どこか嬉しそうに生徒たちのいる体育館を見つめる有紀。
その姿に何だか、もやもやとしたものが胸の中にたまる。
「そう。……人手、足んないの? じゃ、私に借りを作ったってことをよく覚えといてよね」
「お? おお、手伝ってくれるのか。ありがとうな!」
圭花は有紀を一瞥してずんずんと体育館に向かいながら思う。
……よくわからない。いやわかってる気はする、けど。
嬉しそうなその笑顔を見ると少しだけ。
心が跳ねる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
片桐 久乃
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年03月28日
参加申し込みの期限
2013年04月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月04日 11時00分
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