this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【寝子祭】前夜祭ダンシングアピール
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
40
つぎへ >>
いろいろと波乱を呼んだミスター、裏ミス教師コンテスト。
続いて開催されたのは、裏ミスター、つまり男性の格好をした女性教員たちのコンテストだ。
会場を沸かせる男装の麗人たちであったが、中でも熱烈な声援が響いたのはこの人。
「うぉぉぉ!!! 小学低学年男子の格好をしても違和感のなさ! 誠に素晴らしいです!」
最前列、ステージから身を乗り出さんばかりに勢いよく声援を送っているのは
冴木 竜司
だ。そんな彼が熱いコールを送っているのは――言うまでもない、
相原 まゆ
である。
「も、もうー! なんであたしがこんな子どもみたいなカッコ……!」
普段からキュートなルックスで人気の高い相原であるが、この衣装には会場中が大盛り上がりだった。子どもっぽさをネタにされると怒る相原が、不満げとはいえ自ら小学生の格好をするとは! その可愛らしさに、男女問わずあちこちから声援が飛び交っている。
「似合いすぎですっ! ここまで着こなせるのは本物の小学生かまゆ先生しかいませんっ!」
目をきらきらきゅんきゅんさせながらそう言うのは、
青龍寺 琴理
である。いい席取れて良かったわ、とその顔は幸せいっぱいだった。
「まゆせんせー! かっわいいー! すごく似合ってますよー!」
「先生も大変そうだな……が、似合っている、と言ったら後で怒られそうだな」
相原が受け持つ2年10組の生徒――
柊沢 北斗
がノリよく大声で声援を送る一方で、
楪 櫻
は呆れたように肩をすくめて呟いている。そんな可愛い教え子たちの様子に気づいたのか、相原は「かわいいってゆーなーっ」と元気良く言い返すのだった。
「そして次はいよいよ……裏ミスター大本命! 高野先生の登場だぜっ!」
吉祥寺 黒子
が声を張り上げた次の瞬間、会場の明かりがぱっと消える。
そしてまばゆいスポットライトに照らされ登場したのは――白のタキシード姿の
高野 有紀
だった。長身に撫で付けたオールバックの髪はさながらミュージカルのトップスターのようで、一部の女子たちから熱狂的な声援があがる。
「高野先生! 素敵!」
「先生かっこいいー!」
「すっごくかっこいいですわ!」
その飛び交う黄色い声援の中には、
神野 美野梨
と
十文字 若菜
、そして
天満 七星
の声もあった。神野は自分も裏ミスターに出場することもあってか、憧れるようにきらきらとした目つきで見つめている。
「きれいで……かっこいい、な。高野先生……!」
ステージで凛々しくアピールする高野の姿に、夢中でパンを選別していた
志波 拓郎
も思わず分ける手を止めて彼女に見とれていた。
そんな沸き立つ会場の中、
桃川 圭花
はいつものクールな眼差しの奥にかすかに挑戦的な光をのぞかせながら、高野を見つめていた。
この学校で一番カッコいい女は高野先生? こんな声援にはかないっこない?
(……なんて、言うと思う?)
にやり、と誰にも気づかれない小ささで桃川は笑う。
それならば、今以上にこの会場を沸かせればいいだけの話だ。
乗り越える。今年の寝子祭のテーマとしてもちょうどいい。
「いいわ。きっちり超えてあげるから」
そして裏ミスターが終わり、教師コンテストでは最後のミス部門が始まった。
まさかの清純派アイドルの
桜栄 あずさ
や、これまたまさかのボンテージファッションの
島岡 雪乃
などこれまでに勝るとも劣らない波乱を起こしつつ――こうしたラインナップにも関わらず奇跡的にも順調に進んでいく。
そして――エントリーナンバー4番。
ステージが暗くなり、ゆっくりと流れ出したのはクラシックのワルツ。
登場したのは、上品な金のドレスに身を包んだ
樋口 弥生
であった。
いつもの和装は洋装に、後ろでまとめたお団子頭はシニヨンに。その大人びた気品ある魅力に、あれほど沸き立っていた生徒はすっかり静まり返っている。
樋口はステージ前方にいた男子生徒の手をとって見事なダンスを披露したあと、手にした青い薔薇のブーケの匂いを味わい微笑んだ。
「青い薔薇の花言葉は……『夢かなう』」
そう言うと、樋口はステージを降りて1本1本生徒たちに薔薇を配り始める。
「ヤヨイちゃん! 俺にも薔薇をちょうだいー!」
真っ先にハイと手を伸ばしたのは
八十八旗 信彦
。その相変わらずの陽気な様子に樋口は小さく笑いながら、はいどうぞ、と薔薇を渡す。
そんな八十八旗の挙手を皮切りに、他の生徒たちも薔薇をもらおうと樋口のもとに集まってきた。
ともすれば押し合いへし合いとなりそうな状況の中……
「先生、こちらからどうぞ」
「はい、ちょっとここ、あけてもらっていいかな」
あらかじめ混雑を予測していた実行委員の
篠崎 響也
と
蜂矢 時生
が、素早くステージ脇から移動して樋口の動線を確保する。こんなにきれいなドレス、うっかり誰かが踏みつけて汚してしまったら大変だ。
迅速な2人の対応のおかげで、殺到する前に道筋を作ることができた。
「夢は叶う、か……樋口先生、素敵だなぁ!」
十文字 若菜
にとって、樋口の言葉は一段と胸に響いて聞こえた。
彼女にはステンドグラス職人になりたいという大きな夢がある。きっと厳しい道のりになるであろう夢だからこそ、青い薔薇は十文字にとっていっそう輝かしくみえるのだ。
「樋口先生、素晴らしい着こなしです!」
将来はデザイナーになりたいと志す
桜 月
にとって、そのドレスはとても魅力的な輝きをもっていた。
(いつか……私の夢も叶ったら、樋口先生に着てもらうためのドレスを作りたいな)
2人の生徒にエスコートされながら歩いていく姿はさながら女王のよう。
そんな樋口が目の前にきたとき、
恵御納 夏朝
は口を開いた。
「あの……僕ももらっていいですか」
彼女の小さな声を、樋口は聞き逃さなかった。多くの生徒たちから歓声を浴びる中、今この瞬間だけはまっすぐに恵御納の目を見つめながら樋口は微笑んで薔薇を差し出す。
「ええ、もちろん。あなたも夢、叶うといいわね」
樋口の言葉に、恵御納は薔薇を受け取り小さくうなずいた。
「はい……僕も…僕の心からの夢を、望みを、叶えたい。…ありがとう、樋口先生」
大事にします、と最後に言うと、樋口は嬉しそうに笑ってみせた。
こうして、教師たちによるミスター&ミスコンテストは終了した。
評価の基準はパフォーマンスの内容と声援の大きさが主である。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
40
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【寝子祭】前夜祭ダンシングアピール
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
花村翠
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
82人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月15日
参加申し込みの期限
2015年08月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!