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【寝子祭】前夜祭ダンシングアピール
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いよいよ開催された
寝子高教師コンテスト
。
普段とは違う先生たちの様子に、生徒たちは思い思いの声援をぶつける。
というのも、このコンテストの評価には「声援の大きさ」も関わってくるのだ。
「まいったな。こういうのって慣れてなくて……緊張するよ」
舞台袖。エントリーナンバー1番の
永田 孝文
がシャーロックホームズ姿でパラパラを踊っているのを尻目に、
早川 珪
は苦笑いだ。なりふり構わない永田先生のパフォーマンスは生徒に大ウケで、この後の登場となるとどうしても気が引けてしまう。
「大丈夫ですよ、先生。その衣装、とっても似合ってますし!」
そんな彼に励ましの声をかけたのは、
綾辻 綾花
である。実行委員である彼女は、教師コンテストの衣装とメイクを担当していた。早川の顔に舞台映えする程度のメイクを施したのも彼女である。
図書委員である彼女は司書の早川とも交流が深い。見知った生徒の励ましに、いくぶんかほっとした様子で早川は笑顔を見せる。
「綾辻さんにそう言ってもらえたら、安心するよ」
そう言う早川は、黒のカマーベストに長エプロン姿。前々からホスト系イケメンと噂されている早川だけあって、その着こなしはまるで本職の人のようだ。
普段と違う彼ににっこりと微笑まれ、綾辻は思わず顔を赤らめる。
そんな火照りをごまかすように、応援してます、とはにかんでそう言った。
見事に決まったバーテン姿と、どう見ても初心者レベルのボックスダンス。
そのギャップはむしろ女子生徒たちのハートをぐっとつかんだようで、ステージ上の早川に向けて笑いと共に黄色い声援もあちこちから飛んでくる。
「本物のホストみたい。すっごく様になってるわ」
そう言って拍手を送るのは
青龍寺 琴理
だ。コンテストをずっと楽しみにしていた彼女は、早めにステージ前に行って一番いいポジションを確保していた。最後の寝子祭ということで、応援にも力がはいる。
一方で、早川を応援しつつも
宮祀 智瑜
の心は密かにどきどきと高鳴っていた。
エントリーナンバー3番。早川先生の次に出てくるのは、彼女が思いを寄せている
桐島 義弘
だったのだ。
このコンテストではダンスを披露するのがルールとなっている。生活指導に厳しく、超が3つくらいつくほど生真面目な桐島。そんな彼がステージでダンスを披露するとなると……期待半面、どうしても不安感が拭えない。
「続いてエントリー……えー、ごほん。おい女子! 早川先生がイケメンだったのは分かるが少しは落ち着けってーの!」
やまない黄色い声援に司会の
吉祥寺 黒子
は苦笑いしつつも、次の先生がステージ入りしやすいようにしっかりと女子たちをクールダウンさせる。
ひとしきり声が収まったのを確認すると、咳払いひとつ。
「よし、じゃあ続いてはエントリーナンバー3! いつもはマジメな桐島センセーのあっと驚くパフォーマンスをご覧ください!」
ついに来た。宮祀は思わず両手を胸の前で握り締める。
入ってきた桐島は……なんと上半身裸だった。初めて目の当たりにする彼の、意外にもたくましい筋肉は、女子高生の宮祀をドキドキとときめかせるには充分のサプライズだった。
どきどきと高鳴る胸の鼓動がやけに大きく聞こえる。
……いや、異様に大きい。よく聞くとそれは自分の鼓動ではなく太鼓の音だった。
「……え? 太鼓?」
目をしばたかせる宮祀。一方で、ステージの桐島は何を思ったのかリンボーダンスに挑戦しはじめていた。高さは1メートル50センチ。その様子は体を張ったギャグにしか見えず会場は大盛り上がりだが、本人はいたって大真面目だ。
さすがに1メートル50センチは難なくクリア。いつもはちょっとしたことで破けてしまうズボンのお尻も、今は腰蓑一丁なので問題ない。勢いに乗って更に5センチ下げたときだった。
「う……うぐっ!」
どうやら腰を痛めてしまったようだ。一瞬静まり返る会場。
……すぐに竹の棒を持っていた黒子が先生を運び出し、ステージ脇に控えている実行委員たちが拍手を送った。それに合わせて、会場も不安げな空気を残しつつも拍手で先生の勇退を見送る。
「え、えーと……まあ。無理はすんなってことだな! よし次!」
ステージでの彼の様子に居ても立ってもいられなくなった宮祀は、観客席から飛び出して医務室へと駆け出していた。
扉を開くと、ベッドに横たわり実行委員に腰を冷やされている桐島の姿が。
「き、桐島先生っ!」
慌てて駆け寄ると、桐島は苦しげな様子で顔を上げる。
「あ、ああ……宮祀か。恥ずかしいところを見られてしまったな」
起き上がろうとするが、腰に痛みが走ったようでうぐうと桐島は悶絶する。
「無理しないでください先生! しばらくじっとしてないと」
実行委員の
綾辻 綾花
は慌てて桐島をベッドに寝かせようとする。
とっさに介抱役を買って出た綾辻だったが……心配してやってきた宮祀の姿に気づくと、何を思ったのか手にしたアイスノンを彼女に手渡した。
「えっと……私、ステージの仕事もあるので、もしよかったら先生の介抱をお願いしてもいいでしょうか?」
綾辻の言葉に一瞬目を丸くした宮祀だったが、もちろんです、と力強くうなずく。
「義弘先生は私がしっかり治療します。実行委員のお仕事、がんばってください!」
宮祀がそう言うと、綾辻は安心したように立ち上がると、ぺこりと頭を下げる。
「ありがとうございます。それでは、よろしくお願いしますねっ」
……きっと彼女は桐島先生のことが好きなんだろう。
(先生が心配な気持ち……よく分かります)
それは綾辻だからこそ分かる、小さな小さな気遣いだった。
「情けないな……カタくない面も見せようと思ったのだが」
このザマだ、とベッドでため息を着く桐島。いつも厳しく堂々としている彼だけあって、落ち込んでいる様子はなんとも痛ましい。
そんな彼に、宮祀はつとめて明るく声をかけた。
「先生はカタくなんかなかったですし、とてもかっこよかったですよ」
宮祀がそう言うと、桐島は小さく笑ってみせる。
「そうか……1人でもそう言ってくれる生徒がいると、救われた気分だな」
少し元気が戻ったようで、宮祀は安堵する。
しかし……1メートル45センチのリンボーダンスで腰を痛めたとなると、その体の固さは深刻である。ストレッチくらいしてみてはいいのでは、と宮祀は提案した。
「ストレッチか。野球部に付き合ってたまにやってるつもりなんだがな」
「先生も野球、されてたんですか?」
少し意外だった。驚いて宮祀が尋ねると、ああ、と桐島はうなずいた。
「野球はやったことなかったんだが、ストレッチや球出しくらいは付き合ってやらねばと思うようになったんだ。運動不足は体によくないしな」
だからそんなに筋肉質だったんですね、と言葉には出さずに納得する。
「それより宮祀、すまないな。せっかくの前夜祭なのに……もう戻っていいぞ」
桐島の言葉に、いいえ、と首を振る。
「好きでここに来たんだから、いいんです。もう少し看病させてください」
そう言って微笑む彼女の顔は、桐島を心配しつつも――少しだけ、幸せそうだった。
そうしているあいだにも、コンテストは順調に進んでいく。
「みんなに覚えてもらえない僕だけど……今日は、目立ってしまおうかな」
影が薄い
黒崎 俊介
の決死の黒ビキニアピールは成功したようで、会場からは笑いと声援と「く・ろ・さ・き!」コールが沸き起こった。
「ヒューッ! 黒崎センセーかっこいーっ! ビキニにあってるぅ!」
何をどう触発されたのか
志波 武道
が自身も脱いで水泳部で鍛えた隆々とした筋肉を見せ付ける横で、愕然としているのは新聞部の面々だ。
「ど、どうしようっ! 顧問の先生なのに今の今まで黒崎先生が出場するってこと忘れてたよぉーっ!」
影が薄くて気がつきませんでしたぁー! と詫びの声援を送る
椿 美咲紀
。
一方で俺は気づいてたぞ? と友人の姿に苦笑いしながらも声援を送るのは
八神 修
だ。
こうして教師ミスターコンテストは終わり――
「次はお待ちかね! 教師裏ミスコンテストの開催だぜーっ!」
吉祥寺のアナウンスに、会場はひときわ大きな盛り上がりを見せる。
最初に登場したのは女子制服を身にまとった
五十嵐 尚輝
だ。ところどころズレたダンスと一生懸命で、しかしどこか照れたような様子がこれまた女子生徒のハートをつかんだようで、あちこちから「かわいいーっ!」と声援が飛び交っている。
その様子をステージから少し離れた控え室の教室から見守っていたのは
御巫 時子
だ。
彼女はコンテストに出場すべくウエディングドレスを身にまとっている。ヘアメイクもしっかりセットした本格的な出で立ちで、とても前夜祭の喧騒の中には出られそうにない。そのため、ずっと控え室で待機しているのだ。
(五十嵐先生……白くてすらっとしてて、とても可愛らしいです)
この日のために慣れない踊りも一生懸命練習したのだろう。そう思うと、なんだかほほえましい気持ちになってくる。
一通りパフォーマンスを終えたあと、五十嵐はおもむろにマイクを取り出した。
あのぼんやりした生物の先生がこれだけの踊りを見せたあと、いったい何をしゃべるのか――全校生徒の期待の眼差しを受けつつ、五十嵐は口を開いた。
「えーっと……
生物室にブラジャーの忘れ物がありました。わ。
心当たりの生徒は、取りに来てください。
僕……私は今ブラジャーはしてません。すみません……」
思いがけない一言に、どよめく会場。
そんな中、「心当たりの生徒」がひとり。
「…………あ」
ウエディングドレスをまとったその生徒は、何かに思い当たったような表情を浮かべるのだった。
想像以上に大変なことになりつつある裏ミスコンテスト。
魔法少女ツドメンは全校生徒に笑いよりも衝撃を与えていた。
「……夢に出てきそう」
意識が軽く飛ぶような眩暈を覚える青龍寺。
静まり返る会場だったが、その中で
後木 真央
の元気な声だけが響き渡っていた。
「L・O・V・Eらぶりーツドメ~ン!」
やべえのだ一生ついて行くのだかっこいいのだー! と手足をばたばたさせて本気のコールを送る後木に、ツドメンはステッキをびしっと指して――
「魔法少女、ツドメン♪」
決めセリフを放つのだった。
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
82人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月15日
参加申し込みの期限
2015年08月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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