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――優しい掌
眠れなかった
三宅 葉月
は、ベッドから身を起こしてぼんやりとした。僅かな眠気があるものの、妙に眠る事が出来なかったのだ。
(……何故かしら?)
そんな事を思っていると、スマートフォンのラジオアプリが勝手に起動する。同時に柔らかな音楽が流れてきた。
「……?」
『次のメッセージに参りましょう。
三宅 葉月
さんへ、お祖父さまからのメッセージです』
「私の……名前……」
葉月の意識がはっきりと目覚める。彼女はそっとスマートフォンを手に取り、メッセージを待った。
* * * * *
葉月。君が元気そうなので安心しているよ。
あいつは相変わらず無理難題を吹っ掛けて困らせているようだな。
だが、君がその無理難題に応える律儀なところも相変わらずだ。
適当に聞き流せばいいものを。
私もあいつも家業に縛られた人生を余儀なくされた。
ただ私は束の間でもそこから翔けるものを持っていた。
君もそれを持っている。私よりもはるか遠く、より高いところへ行けるだけの翼を。
その翼を大事にしなさい。
葉月にとってそれはどんな宝石よりも輝ける宝物だから。
君は君の思うようにしか生きられない子だ。
その素直さが葉月の宝石なのだから……。
* * * * *
流れてきた、懐かしく暖かい声。葉月は、優しい祖父の声を聞き、メッセージを聞き、いつの間にか涙を流していた。とめどなく流れる雫が頬を濡らし、眼からあふれ続けるそれを、彼女は止めなかった。
脳裏によぎったのは、幼き日のこと。優しく頭をなでながら絵を褒めてくれた事だった。それを懐かしく思いながらも流れるままの涙をそのままに、彼女はぎゅっ、と胸元を掴む。
「おじいさま……私の背中を……押してくださったのね……」
これからも、父親は自分に無理難題を押し付けてくるだろう。それでも、この言葉がある。自分には、『翼』がある。それを折らぬように、折られぬように、はばたこう。そうできるように、進んでいこう。葉月の決意は固まった。
「私は、迷わない。絶対に」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月10日
参加申し込みの期限
2015年09月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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