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――未来の紡ぎ手へ
その夜、
氷華・クルバトフ
は1人部屋で小説を書いていた。しかし、なかなか筆が進まない。少し休憩しようか、と思ったその時、急にラジオが鳴り出した。
「? おかしいな」
不思議に思いながらも電源を切ろうと手を伸ばす氷華。だが、そこから聞こえてきたのは……。
『では、次へ移りましょう。次は、
氷華・クルバトフ
さんへお祖母さまからのメッセージです』
自分の名前を呼ばれ、息を呑む。そして、聞き覚えのある声が彼女の鼓膜を振るわせた。氷華は、ゆっくりとラジオから手を放す。
* * * * *
大学受験を受けるはずだったのに、私が倒れてしまったせいでふいにさせてごめんなさい。
そして、大学入学おめでとう
今は小説を書いているみたいね?
貴方の書いた小説を、生きている間に目にしてみたかったわ。
氷華、死ぬその時まで私の傍にいてくれてありがとう。
貴方は私にとって自慢したいかわいい孫よ。
どうか、体には気を付けてね。
* * * * *
(そんなこと、ない)
氷華の頬に、1つ、2つ、と透明な雫が流れていく。
(謝る必要なんて、ないんだ)
首を振り、それでも堪えきれない感情を拭い、流し続ける。
(私が最後までおばあちゃんの傍に居たかっただけなんだから……)
優しい祖母のメッセージに、胸が痛む。自分の書いた小説を、祖母に読んでもらいたかった。まだ、沢山話したい事があった。けれども、もうそれは叶わない事なのだ。それが寂しくて、悔しくて泣いた。でも、祖母の声が聞けた嬉しさも、感情に混ざっていた。
「冬になったら、またお墓参りに行くからね……おばあちゃん」
ゆっくりと手を伸ばし、ラジオの電源を切る。氷華は暫くの間小説を書く手を止め、祖母の言葉に涙していた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月10日
参加申し込みの期限
2015年09月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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