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寝子小で、秋遊び
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「さあ皆さん入ってちょうだい。工作を始めますよ」
落ち葉や木の実がたくさん運び込まれた図工室に、木立 かおり先生の明るい声が響いた。
「わあ、木の実がいっぱい!」
「何を作ろうか~」
そんな声があちこちから聞こえてくる。
寝子島小学校の図工室には、かおり先生のポスターを見た児童たちが集まっていた。
意欲あふれるかおり先生の姿を、
水 カジカ
はひっそりと図工室のドアに隠れて見つめている。
(……せんせー、こっちにきがつかないかな)
何度か図工室に入っていこうと試みたのだが、中にいるのは知らない子ばかりだ。
(あ、ぅ……、こんなの、はいっていけない)
同じクラスの子がいればマシだったのだろうが、あいにくと姿が見えない。
この中に入っていくのは、人見知りのカジカにとってかなり勇気のいることだった。
「どうしたの、入らないの?」
「わ……!?」
ぽんとカジカの肩をつついて、
曖浜 瑠樹
が声をかけた。
飛び上がるカジカに、瑠樹が微笑む。
「ほら、行こう? 工作するんだよね……?」
「う、うん……っ」
瑠樹に背中を押されて、カジカもおずおずと図工室へと足を踏み入れた。
図工室に入った瑠樹は、机いっぱいの木の実を見て目を輝かせた。
「こんなにあると、何でも作れちゃいそうだよねぇ?」
何を作ろうかと考えながら、瑠樹はふんふんと歌を口ずさんだ。
「そういえば~、も~い~つつ、ねーるーとー♪ ……クリスマス、だよねぇ?」
ぽんと両手を鳴らして、瑠樹はにっこり笑顔になった。
「よーっし、ちっちゃなクリスマスツリー、作ろうかなぁ!」
「さあ皆さん、好きな材料を使って、いろいろ作ってみましょうね」
かおり先生が図工室をぐるりと回りながら、児童たちに声をかける。
「何を作っていいのかわからない人は、先生に相談してね」
「はーい!」
椎名 あさひ
も先生に返事をして、落ち葉を何枚か手に取った。
「う~ん……、落ち葉を使うのも楽しそうだけど、どうしようかなぁ……」
落ち葉の上にどんぐりを乗せてみて、次にまつぼっくりを握り、ころころと転がしてみる。
「まつぼっくりって、おかしな形してるよねぇ……。ん? あれれ?」
よく見ると、まつぼっくりは木の形に似ているようだ。
「色もそっくりだし、……そうだ! クリスマスツリーはどうだろう?」
ツリーにぴったりなまつぼっくりはどれだろうと、あさひは木の実を漁った。
あさひの隣では、猫を抱えた
佐藤 プリンス 雄太
が、落ち葉を集めていた。
「どっちの色がいいと思う~?」
雄太が話しかけているのは、腕の中にいる猫だ。
ひっそりとろっこん【猫との会話】を発動させて、猫にアドバイスを求めている。
「うん、この色はきれいだよね。形はこっちのほうが女の子うけしそうかな?」
雄太は真剣だった。
落ち葉を使って、絵画を作成するつもりだ。素材選びは重要だった。
「猫さんはこっちのほうが好き? じゃ、この葉っぱもつかうね」
満足のいく落ち葉を手に入れて、雄太はうなずいた。
素敵な作品を作れば、女の子たちにきっと喜んでもらえるはずだ。
図工室に置かれた落ち葉の山の前で、
ミルカ・アハティアラ
は何を作ろうかと考え込んでいた。
「どうしましょう……」
つぶやくミルカを、同じように落ち葉を見ていた
リアーネ・ライニオ
が見上げた。
「どうかしたの? かんがえごと?」
「ええ、何を作ろうか考えてしまって。あなたはもう決まっているんですか?」
「私はね、パパとママになにかできたらいいかなあって」
「それはいいかもしれませんね。わたしも、おじいさんに何か作りたくなりました」
「じゃあ、いっしょにつくろう?」
「いいですよ。家族あてに、作りましょうか」
ミルカとリアーネは相談して、家族に向けてメッセージカードを作ることにした。
「きれいなはっぱをあつめようね、いろんな色のはっぱ。カードにつかうの」
「そうですね、色や形のきれいなものを選びましょう」
赤や黄色や緑の濃淡が美しい落ち葉を、ミルカとリアーネはおしゃべりしながら集めていった。
「こんだけ落ち葉が山になってると、楽しそうじゃん」
北 影太郎
の隣では、
烏丸 エリオ
も感心したように図工室を見回す。
「こんなん考えるなんて、先生天才とちゃうか?」
「天才ってなんだよ、おおげさだなー」
「僕これまで、落ち葉でなにか作るなんて考えもしなかったわー。ゆうこうかつようやな」
山の落ち葉はそのまま肥料になるけれど、学校のは燃やされるだけだ。
それをわざわざ遊び道具にしようだなんて、なかなか見上げた根性である。
工作の素材をじっと見て、
双葉 由貴
は何を作ろうか考えた。
せっかく作るなら、誰かに何かを贈りたい。
「ばーちゃんに何か作ろうかな。喜びそうなもの……」
祖母が好きなものをと考えて、由貴は絵を描くことにした。
たくさんある落ち葉を使えば、季節感のある素敵な一枚が描けるかもしれない。
最初から作りたいものが決まっている
一原 みと
は、使用する落ち葉をせっせと選んでいる。
(……どのはっぱがカエルさんっぽいかなぁ)
カエルが大好きなみとは、落ち葉を利用してコノハガエルを作るつもりだ。
カエルの魅力を存分に表現できるよう、カエルに最適な落ち葉を探している。
(これ、このはっぱ、カエルさんににているかも……!)
みとはカエルになり得る葉っぱを選んでは、気の抜けたような締まりの無い笑顔をみせた。
選んだ葉っぱに顔を描き込み、たくさんのコノハガエルを作るのだ。
きっとかわいいカエルさんができる。そう考えると、嬉しくて笑ってしまうのも仕方なかった。
建築家志望の
八葉 あいら
も、作りたいものが既に決まっている。
工作といえば、もっともやりがいがあるのは、理想の家を作ることだ。
「よーし、やるぞー!」
木造住宅だって、木でできているのだ。木の枝や葉っぱを使えば、立派な家が完成するに違いない。
「どだいはしっかり、かべとやねは、葉っぱでかるくすればいいはずだ」
頭の中では、夢のような建築物の完成予想図が展開している。
「あっとおどろくようなのを作るぞ。たのしみだなー」
一方、
小島 海美
は山盛りの材料を前にして、うんうんうなっていた。
「いっぱいあって、なにつくるかなやんじゃうねー。うーん、どうしよ……」
何でもできそうだけれど、実際作るとなるとどうしていいのか決めかねてしまう。
「そーだ、みんなはなにつくるんだろー?」
周りの子の工作を見て決めようと、海美は図工室をうろうろしだした。
「えをかくのもいいなー、あ、あっちはどんぐりつかってる……」
どんぐりは硬くて、丸くて、かわいいけれど穴を開けるのは大変そうだ。
「やっぱりもみじがきれい。もみじで、おし花しようかなー」
そう決めると、海美は色鮮やかなもみじをつまんで、くるくる回した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月29日
参加申し込みの期限
2015年08月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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