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「もみじに、まつぼっくり……。何ができるかなー」
たくさんの秋の自然を前にして、
佐々木 濫丸
は考えていた。
「どんぐりもたくさんあるし……、あ、どんぐりで何か作ろうかな」
ころころと丸いどんぐりは、形をそろえるのも簡単だ。
「んー、ブレスレットとか作ったらかっこいいかなあ? うん、そうしよう!」
形のきれいなどんぐりを集めて、濫丸は作業用の机に移動した。
机の上には、文房具の他に、工具や絵の具も置いてある。
「あっ、絵の具もあるんだ。どんぐりもカラフルにしたら楽しいかも」
さっそく濫丸は絵の具でどんぐりに色を塗りはじめた。
「赤に、青に、……こっちは黄色。緑もいいね。おー、すげーきれい!」
色ははっきりとした濃い色のほうがかっこいい。
濫丸は楽しくなって、次々とどんぐりを塗っていく。
「なーなー、それ、なにつくるん?」
濫丸の手元をのぞき込んで、
苑下 ちか
が声をかけた。
「僕? あのね、どんぐりでブレスレットを作るんだよ」
「おおー、色もついててええなー、かいらしなー」
「なー、やっぱり色つきのほうがいいよ! ほら、宝石みたいだ」
きれいに濡れて嬉しそうにどんぐりを並べる濫丸に、ちかもうなずく。
「りっぱなもんや。きれいなー。どろだんごにもまけんくらい、どんぐりもきれいや」
「君は何を作るんだい?」
濫丸が尋ねると、ちかは机の上に、木の実をたくさん転がした。
「ちかはな、アクセサリーつくるねん。木の実ならべて、穴あけんねん」
「そっか。僕のと似てるね。がんばろう」
「とうぜんや。みててや」
ちかは、さっそく木の実を並べて、順番を決めた。
「キリは……、ま、ええか」
穴を開ける道具を探すより、自分で作ったほうが早いと判断して、ちかはどろだんごをこっそり触った。
ろっこん【螺旋】を発動させて、自分の髪の毛を一本だけドリルに変化させる。
細いドリルでさくさくと穴を開けると、ちかは穴に糸を通した。
向かい側の席では、
曖浜 瑠樹
がまつぼっくりでクリスマスツリーを作成中だ。
植木鉢代わりの小さな箱の上に、まつぼっくりが立っている。
ツリーに見立てたまつぼっくりに、瑠樹は小さな飾りを貼っていた。
「う~ん……、このビーズちっちゃいなぁ~」
ピンセットを震わせて、つまんだビーズをボンドにちょんとつけたら、まつぼっくりにくっつける。
貼ったビーズがきらきら反射してきれいだが、細かい作業は手が滑って大変だった。
「うーん、うーん……、あっ、ずれちゃったね。ま、いっかぁ」
たまに予定と違う場所に貼ってしまうこともあるが、気にしているより次を貼る。
小さく切った折り紙も貼って、ツリーはどんどん豪華になっていった。
「よーし、あとちょっとだぁ」
白い綿を細く伸ばして、雪に見立ててくっつけた。
「ふわふわ~、っと。わぁ、なんだかほんもののクリスマスツリーみたいだ!」
ツリーをくるりと回してみて、瑠樹は首をかしげた。
「んーと、てっぺんに星もつけなくちゃ」
星に似た形の小さな木の実を、瑠樹は探した。
「これ……、大きさはいいけど、あまり星っぽくないなぁ……。そうだ!」
折り紙の中から金色の紙を探して、瑠樹は木の実をくるむ。
角をきゅっと尖らせれば、ころんとしたかわいい星の完成だ。
「これを上につけて……っと! よし!」
蛍光灯の光を受けて、星がきらっと輝いた。
瑠樹の隣では、
水 カジカ
がどんぐりを転がしている。
どんぐりコマを作る上で、形は大事だ。
そう考えて、形の良いものをさらに転がして、どれにしようかじっくり選んだ。
(よし、これにしよう……)
声には出さずに、こくっとうなずき、カジカはキリを手に取った。
怪我をしないようにゆっくりと、どんぐりに穴を開ける。
(つぎは、つまようじ)
ボンドをつけて、つまようじをどんぐりに刺した。
ボンドが乾くと、どんぐりに模様をつける。
(できた。……お花。それと、亀の菊さん!)
満足げに口元をゆるめて、机の上でくるりと回す。
「できたぁ! まつぼっツリー!」
気の緩んだところに、すぐ脇から大きな声がして、カジカはびくっと身をすくませた。
見ると、瑠樹が満面の笑顔で、完成したばかりのツリーを掲げている。
「ほら、見て! まつぼっツリー完成したんだよぉ!」
瑠樹はカジカに、ツリーの根元に置かれた小さなプレゼントの箱を見せた。
「ほらここ! ツリーにはプレゼントだよねぇ!」
「……う、ん」
「そっちのはなぁに? なに作ったの?」
「……亀、コマ」
うつむき加減になりながら、嬉しげにカジカはもう一度、コマを回した。
椎名 あさひ
は真剣な顔をして、まつぼっくりに緑の絵の具を塗っていた。
「ううぅ~ん……」
木の形に似ているところが気に入ったまつぼっくりだったが、そのぶん形が複雑だ。
「でこぼこしてるよ~。う~……」
細かいところを塗るのは難しいが、あさひは何度も絵の具をつけ足して、諦めずに最後まできちんと塗った。
「ふわぁ-、むずかしかったねぇ」
ようやく着色を終えたあさひは、絵の具を乾かしている間に他の小物も作ることにした。
「やっぱり、サンタさんかなぁ……」
机の上にころころと転がっているどんぐりを手に取った。
「このどんぐりを、サンタさんにしちゃおう~」
サンタさんといえば、赤と白だ。
あさひは絵の具をパレットに出して、細い筆を水で洗った。
「赤と、白のぼうしと~、おようふくぅ~」
つるんとしたどんぐりの形が、サンタさんにぴったりだ。
「お顔はやっぱり、黒かなぁ」
ごま粒のようにちょんちょんと、目を描き入れたら完成だ。
「うんうん、かわいいねぇ~」
ツリーよりも簡単に、丸くてかわいいサンタさんが出来た。
あさひは何だか嬉しくなって、どんどんサンタさんを作っていく。
「これは、ふとっちょサンタさん……、こっちはちっちゃいから、子どものサンタさんかなぁ」
どんぐりも、探してみると形は様々だ。
やけに大きい存在感のあるどんぐりもあれば、細いものや小さいものもある。
手書きのサンタさんは、表情も様々で、並べるとにぎやかでかわいらしい。
工作の楽しさにすっかりはまって、あさひはもくもくと手を動かした。
佐藤 プリンス 雄太
も、真剣に画用紙に落ち葉を貼っていた。
白い画用紙に、鮮やかな落ち葉がぺたぺたと貼られていく。
歯の形と色合いの上手く組み合わせて、美しい猫の絵を作るつもりだ。
「ここにこう……、いや、もうちょっと右かな」
ときどき雄太は、ひとりごとのようなことをつぶやいている。
画用紙をのぞき込んでいる猫さんに、こっそり意見をきいているのだ。
「どう? だいぶ猫さんに見えてきたかな」
ぱっと見ただけで、猫さんだとわかるように仕上げたい。
女の子に喜んでもらえるような、きれいな作品を作るためなら、雄太は努力を惜しまなかった。
「ここをかさねると、毛なみがきれいに見えるかも」
切った落ち葉を何枚も重ねて、猫の形を再現していく。
「どう思う?」
猫さんからOKをもらえると、自信がわく。
猫さんが気に入る作品なら、きっと女の子の興味が引けると思うのだ。
「あと少し。がんばるぞ」
女の子に喜んでもらえる未来を夢見て、雄太は張り切って落ち葉を貼った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月29日
参加申し込みの期限
2015年08月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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