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「よし、できた。うん、なかなかいいんじゃないかな」
落ち葉を使った猫の絵を完成させて、
佐藤 プリンス 雄太
は席を立った。
じっくり丁寧に取り組んだだけあって、見応えのある絵になっている。
もちろん、アドバイスをくれた猫さんのおかげもあっただろう。
「あら、素敵。猫の絵ですね、なでたくなるくらいかわいい猫だわ」
通りかかったかおり先生が、雄太の絵を見て微笑んだ。
「頑張ったのね、とてもきれいな仕上がりですよ」
「ありがとう、先生」
嬉しくなった雄太は、他にもかわいい女の子たちに見てもらおうと、図工室を見回した。
「あれ、あのこも葉っぱをつかってる」
雄太が目をとめたのは、机に広げた画用紙に落ち葉をちりばめて遊んでいる
一原 みと
だ。
「きれいな葉っぱだね、なにをしているの?」
雄太が話しかけると、みとは嬉しそうにコノハガエルについて語った。
「みと、かえる好き。だってかえる、かっこいいしかわいいよねぇ」
うっとりとするみとに、雄太は話をあわせた。
「そうだね、このコノハガエルも、きっとみとちゃんが好きだよ」
「それはすごいね! だったら、みとうれしい」
無邪気に笑って、みとは雄太が持っている画用紙に目を向けた。
「あなたはなにをつくったの?」
「これ?」
雄太が画用紙を広げてみせると、みとはきょとんとして首をかしげた。
「コノハガエルにそっくりな色だねぇ」
どちらの工作も、同じように落ち葉を使っているためか、みとは絵の中にカエルの姿を探し始めた。
「カエルさん、いる?」
「これは猫さんだから、カエルさんはいないかな」
「ふんふん、そうだねぇ、でもすてきなネコさん。カエルさんのともだちみたい」
二人の作品を並べてみると、たしかに仲良しに見えた。
笑顔を浮かべて、雄太は言った。
「猫さんとカエルさんもなかよし、俺とみとちゃんもなかよしだ」
アイロンがけを終えて、
小島 海美
が完成したしおりをながめていると、
双葉 由貴
がやって来て尋ねた。
「海美は何を作ったんだ?」
「あっ、ゆきおにいちゃん! あのね、これはおとうさんにあげるしおりだよ!」
嬉しそうにしおりを見せる海美を、由貴はほめた。
「へえ、よく出来てるじゃん。よろこぶよ、きっと」
「でもここ、もみじ、大きすぎてはがれそうかも……」
「そうか?」
「でもはがれてないからいい! おとうさん、だいじにしてくれるはずだから!」
「ん、そうだな」
「ゆきおにいちゃんのは、どれ?」
「これ。いっしょに遊ばないか?」
由貴がどんぐりコマを見せると、海美は目を丸くした。
「コマだー! たのしそう、わたしもやりたーい!」
「もちろんいいぞ。せっかくだから、他にも声かけるか」
由貴はコマを持って、
水 カジカ
に声をかけた。
「いっしょにコマ回さないか? 作ったんだろ、どんぐりコマ」
不意をつかれたカジカはおろおろとしたが、ぎゅっと机の上のコマを握ると、こくりとうなずいた。
「うん……、つくった、コマ」
「しょうぶしよう!」
海美も張り切って声を上げ、由貴に借りたコマを机で回す。
由貴も一番最初に作ったコマを選んで、一緒に回した。
「よし、負けないぞ、がんばれよ」
コマに声援を送る由貴の向かいで、カジカもどきどきしながらコマを回した。
「亀の絵のコマか。どんぐりけっこう小さいのに、上手だな」
「ありがとう……」
うつむき加減だが、嬉しそうに、カジカはお礼を言った。
コマがくるくる回るのを見て、
曖浜 瑠樹
と
佐々木 濫丸
も寄ってきた。
「楽しそうだねぇ~」
「あまってるコマはないのかい?」
二人に由貴は、予備のコマを差し出した。
「もちろんあるぞ、一番長く回せたやつが勝ちな!」
コマを回しながら、由貴が作った作品は祖母にプレゼントするのだと語るのを小耳にはさんで、
八葉 あいら
は興味をひかれた。
「プレゼントか……」
つぶやくあいらに、
東海 道
も、家族のためにしおりを作ったのだと話す。
「……そっか、プレゼントもアリか」
道に手伝ってもらって作った家を見つめながら、あいらは考えた。
「今からでも、なにかできるかな」
あいらは木の実に手を伸ばし、かざしてみた。
「これで、この家の人をつくろうかな。小さなマスコットだ」
「そうね、そうしたらにぎやかになりそう」
「うん!」
さっそく木の実に手足をつけて、家の住人を作成した。
「これは、あたし。あとは……」
小さい実を自分、大きい実を
姉ふたり
に見立てて、家の前に並べた。
「家族なの?」
「そう、かぞく!」
帰って、ふたりに見せるのが楽しみだった。
あいらが作った木の実に気づいて、話しかけたのはみとだった。
「……それはなーに? かえる?」
「カエルじゃない。人間だ」
「そうなの? ころんとしてて、かわいい」
雄太もあいらの作品をのぞきこんで、驚いた。
「これ、作ったの? 森のおうちみたいで、すてきだね!」
足元をうろついていた猫さんに何か言われたのか、わずかに視線を下へ向けてから言葉を重ねた。
「猫さんも、すみやすそうな家だって。その気持ち、わかるな」
雄太は道の作品にも気づくなり、両手をあげて盛大にほめた。
「なんてすてきなんだろう!! きれいでやさしくて、かわいくて、どきどきするよ!」
作った人の人柄があらわれているようだと、目を輝かせて言いつのる。
「ことばだけじゃ、この気持ちがあらわせないよ!」
満面の笑顔で抱きつこうとした雄太を、道はさりげなくすかっと避けた。
「そう? ありがとう」
「クールなところもすてきだね!」
まったくめげずに、かわいい女の子の作った作品はどれもかわいいと、雄太はかわいいを連発した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬野 とうこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
動物・自然
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月29日
参加申し込みの期限
2015年08月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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