場所:シーサイドタウン いつものレストラン
時刻:平日の夕暮れ時
状況:今日は店が定休日。場所を提供してくれたオーナーのご好意の元、例の如く集まった情熱メンバー。
テーブルを囲み、オーナーのまかない料理が運ばれてくる中、話は始まる…話といっても世間話だ。
しかしここにいるのは全員「もれいび」…ただの世間話で済むのか否か。
(お皿によそって…配膳は屋敷野に任せる)
ハイ、梢サン。お願いしマス。
さて、皆様のお口に合えば良いのデスガ…
(火を止めて、鍋に蓋をする。おかわりの要望があればまた暖めて出すとして
オーブンでカリカリに焼いたライ麦パンをお皿に)
(屋敷野の後から続いて厨房から出てくる。手にはお皿に乗ったスライスされたライ麦パン)
梢サンはお休みの日に働いて頂いテなんだか申し訳無いデスネ。ディアンドル、お似合いですよ。
皆さんも、この度は試食にご協力頂き有難うゴザイマス。
お口に合えば、今後通常メニューとして出したいと考えておりますノデ、是非ご意見をお聞かせ下サイ。
あっ、私も味見したいです!
…と、じゃー運んじゃいますね!
(厨房から出て)
やーやー皆の衆! こちら「グラーシュ」です!
飢えた獣のようにむさぼりつくといーですよ!
(漂ってくる良い香りにそわそわしながら)
えへへへー。オーナーのご飯美味しいから、楽しみだなー。楽しみだなー。
定休日にお邪魔するのって、こう、ひみつ!って感じがして、何だかワクワクするねー。
(厨房にて真剣な表情で料理をする料理人がひとり。この店のオーナーである。今回作るのは「グラーシュ」…牛すじ肉のトマト風味煮込み…平たく言えばシチューである。決め手はサワークリーム。ロシアのボルシチに通ずるものがあるかもしれない…が、それを本人に言ったらちょっと渋い顔をするかも。さておき、味見)
.........Gut(良し)
サテ、それでは皆サンにお出ししまショウカ。
さて…と…こうして店の休みの日まで場所を提供してくれたオーナーにゃ悪い気もするが…
とりあえずあれだ…折角だしご好意に甘えさせてもらうとするか…。
(フムンと一つ唸る。お店の定休日とあって、他に客はいない。やたら広く感じるのは気のせいではないだろう…悪い気もするが…とはいったものの、正直まかない料理とやらには少し期待している)