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猫鳴館、ネズミ騒動
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●プロローグ
九夜のお山の中ほどに
猫鳴く館があるという
げに恐ろしきその場所に
智慧あるねずは近づくな
「唄に謳われし忌地だが、けっして悪くないじゃないか」
真っ暗な穴の中。小さなろうそくの灯り。
彼は若かった。冒険する勇気と、ちょっぴりの無謀さを持ち合わせていた。
彼を取り囲んでいるのはこの地に古くから棲むアカネズミたち。
その褐色の毛並みの中に、一匹だけ真っ白なハツカネズミがいるのに、彼は気づいた。
首には紫色のリボンが結ばれている。
「おや、迷ったのかい?」
白いネズミはきゅう、と鳴く。
「心配しなくていいよ。おいで。はじめてのお客だ。歓迎するよ」
◆
四月、ある日の午後。
学校の裏山にひっそり佇む二階建ての廃墟……もとい、猫鳴館の前に、ひとりの少女が立っていた。
少女の名は
雨宮 煽
。その背に、キャンプテント一式を背負っている。
「そろそろ住むところを探そう」
彼女は、おどろおどろしい猫鳴館を前にして、自分に言い聞かせるようにそうひとりごちた。
彼女は今、テント生活をしていた。お金がないわけではない。あまり住むところに、こだわりがないからだった。でも、公共の場にテントはり続けるのも、さすがに迷惑……そう、彼女は思い始めていた。
そこで、猫鳴館、である。
猫鳴館。
廃寮になっても忘れ去られても、ここは愛すべき猫鳴館。そういうけれど。
玄関までの道筋は雑草に覆われている。草刈りをした気配はない。
玄関わきの壁は崩れ、窓は割れ、「廃寮反対」と書かれたボロボロの布切れが風に揺れている。
一歩を踏み出すにはかなりの勇気が必要な風情だといっていい。
「……」
ここで身を翻すのが賢明か、と煽が考えたときだった。
「あれえっ? 猫鳴館に用事?」
煽が振り向くと、灰色の二本のアホ毛がアンテナみたいにぴこぴこ揺れていた。
天馬 ひびき
だった。
「……どんなところかと思って。あなた、ここの人?」
「ううん。私は星ケ丘の住人。サクサクのラスクを沢山作ったから、雪見君や雨崎君に味見して貰おうと思って」
がさっがさっと手にした大きな袋を掲げて見せる。
ひびきの明るい表情に、煽はなんとなくほっとする。
「猫鳴館を知りたいなら、中に入ったらいいよ。さあ、ずずい、ずずいーっと!」
まるで我が家のような顔で中に入っていくひびきに手を引かれ、煽はとうとう猫鳴館へと足を踏み入れた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
冒険
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年01月09日
参加申し込みの期限
2013年01月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年01月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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