月夜に届く笑い声｜リアクション

月夜に届く笑い声

　某日、寝子ヶ浜海浜公園のベンチにＦ五十号のキャンバスが置かれていた。一目では人数がわからない程の子供達が描かれ、統一性のない服を着ていた。
　ただ、全員が光り輝く笑顔であった。
　その出来栄えの良さにどこかの施設に引き取られたという。

　――月夜が届けた不思議な一夜の物語。

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あとがき

担当マスター：黒羽カラス
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今回は「子供と遊ぼう」が物語のテーマでした。
実際にはたくさんの子供に出会うことは難しいです。
学校以外になると、ほとんど見かけることがありません。
私の近所になりますが、皆様の地域はどうでしょうか。

でも、ですね。夜にはまとまった数の子供を目にします。
そう、塾通いの子供たちがサラリーマンに混ざって帰ってきます。
今回は、そのような世知辛い現実から離れた物語を創作してみました。
物語の中にも悲しい現実が見え隠れしますが、悲惨にまでは至っていないと思います。

また、このようなほっこりできる物語を提供したいものです。
物語の中で奮闘してくださった皆様、ありがとうございました。

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