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\ オーバータイム!/
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【お花見】桜の下で待ち合わせ
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「傾くぞ」
「ちょっと斜めっても平気です!」
桐島 義弘
先生の隣に座り、
宮祀 智瑜
は顔中で笑う。生徒と一緒に観覧車に乗り、困ったような顔をする先生に申し訳なくなるよりも先、やっぱりどうしようもなく嬉しかった。
「先生、先生っ」
だから智瑜はいつもよりもはしゃいで空から寝子島を見下ろす。あちこちでライトアップされた桜の道は幻想的で、光の少ない場所でひっそりと佇む桜の色は怖くなるくらいに綺麗で、胸がどきどきした。
「学校があんなに小さいですよ」
「ああ」
「どんどん高くなりますね」
「ああ、そうだな」
夜の観覧車のゴンドラは隙間風が入ってきて少し寒いくらいだったけれど、膝が触れ合うくらいに近くに座っている大好きなひとの体温が温かくて、智瑜はますますどきどきと胸を鳴らす。こんなに近くで二人っきりになれることなんて、滅多とない。
それでもゴンドラが頂上に差し掛かるほどになると、大観覧車ならではの高さに、大好きなひとが隣にいるどきどきとは別のどきどきが胸に轟いた。おしりがむずむずするような、お腹がぎゅっとなるような怖さに襲われ、智瑜は無意識に隣のひとの手を握る。
「み、宮祀」
先生の驚いた声に瞬いて、智瑜は先生の手を握りしめていることに気づいた。
「わっ、ごめんなさい先生っ」
慌てて手を離す。怖いのか、といつも厳しい顔にほんの僅か励ますような笑みを浮かべ、何でもないように手を出してくれた先生の心遣いが嬉しくて、智瑜は笑った。ありがたく甘え、自分よりも随分と大きな手を握らせてもらう。
手を繋いだ途端、ふわりと安堵を覚えた。先生に見つかってしまえば折角繋いだ手を解かれてしまう気がして、智瑜は俯く。
「大丈夫か……?」
「あっ、先生はスマホで写真撮ったりしないんですかっ」
心配させてしまうのも申し訳なくなってきて、智瑜は自分から手を解いた。平気な振りをしてスマートフォンを取り出し、窓の外に向けてカメラのシャッターを切る。
「まさか高所恐怖症だったりして?」
ふと不安になって問えば、先生は緩くかぶりを振った。平気だ、と言われ、智瑜は安心して先生の隣で居住まいを正す。スマホ画面に先生と自分とが映るように高く持ち上げ、
「先生、笑顔ですよ!」
パシャリ。今日撮った写真は、大切な春の思い出に全部保存しておこう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
阿瀬春
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
1000人
参加キャラクター数
110人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年05月13日
参加申し込みの期限
2017年05月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年05月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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