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ダイエット! フツウ体重の危機!
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○出会い
「ほっほっほっほっと!」
軽快な掛け声をかけながら、
ミルディア・ディスティン
は重い体とポニーテールを揺すり、走っていた。
1月から寝子島に来たばかりの『ひと』であるミルディアにとって、もれいび以上に急激な体重増加は信じられないことのはずなのだが。
「ちゃんと元の体重をキープしないとっ! まぁ、簡単なダイエットって言ったらジョギングだよね?」
明るくポジティブ、いつも元気なミルディアは気にしていないようだ。
(1月から寝子島に来たばっかりだし、街を覚えるって意味でも走り回るのは悪くないんじゃないかな?)
元々走るのは大好きなミルディアである。
「いつもだと、基本頭がぼーっとなるまで走るんだけど、30kgかぁ……先に膝とか股とか痛くなりそうだね。痛いのはそれはそれで嫌いじゃないけど、一応サポーターは付けて行こうかな」
こうしてミルディアは街を眺めながら走り出した。
(街でいろんな人にあいさつして、よさげなお店があればメモして、テンション上げて走り回ろー!)
内向的ではあるけれど、最初の挨拶くらいはきちんとしたいと思うのだ。
とりあえず、寝子島を何周か回ろうと自転車で走り込みをしていた
宇津野 京
。
「ふ、ふぅ……ふぅ……え、なにこれ…息が切れるの早すぎない……?」
島を半周ばかりしたところで、もう息が続かなくなった。
「ちょっと休憩……!」
自転車を止めたところで、京は目を疑った。
「え、あんなところに気持ちよさそうなソファが……お菓子もある!」
なぜかダイエット用品が揃っていたりで便利な切り分けられたこの世界には、誘惑もそこかしこに用意されていた。
くぅう……とお腹が鳴った。
「あぅ、お腹空いたかも……ちょ、ちょっとだけなら……?」
ふらふらと京がソファに吸い寄せられていこうとした時。
「こんにちは~!」
元気に声をかけられた。
眼鏡とポニーテールの太った少女……
(誰だっけ?)
体型に覚えはないが、その表情と元気な声には記憶がある。
ちょっと考えて思い出した。
「ひょっとして、こないだ転校してきた……」
「ミルディアですっ! こんなところで会うなんて奇遇だね」
「そ、そうだね。ミルディアちゃんも走り込み? きつくない?」
「だいじょうぶ! いつも腕10kg+足10kg+腰10kgの重し付けてたから、最悪それを取れば問題無しっ! 本土の陸上で慣らした身体をなめなさんなってね♪」
こともなげにミルディアは笑った。
「す、すごいんだね」
京は自分のパツパツジャージ姿に目を落とす。
これは、休んではいられないようだ。
「……やっぱりダメ、もうちょっと頑張る!」
叫んだ京に、ミルディアは爽やかな笑顔で同意する。
「うん、頑張ろう!」
「ミルディアちゃん、また学校でね!」
京は再び自転車に乗り込み、ミルディアに手を振って走り去った。
残されたミルディアはメモ帳に書きこみをする。
「気持ちよさそうなソファがあった、お菓子つきだよー☆」
……ソファについてのメモは元の世界に戻ったら役に立たないのだが。
「皆様やテオさんの減量もうまくいってると良いのですが……」
プールでしっかり運動した後、
深縹 露草
は散歩がてらテオの様子を見に行くことにした。
「テオの居場所はやっぱり寝子高でしょうか」
途中、シーサイドタウンに買い物に立ち寄ると、ミルディアが通り掛かった。
「お腹すいてきたし何か食べようかな~。あっ、こんにちは~♪ ひょっとしてあなたも減量ですか?」
露草に気さくに声をかける。
気をぬかずにいるときはクール系悪役のような雰囲気を漂わせている露草だが、体重の増加でいつもより親しみやすいイメージになっている。
「あなたもですか? 減量、うまく行ってますか」
答える露草。
「はい、簡単なダイエットって言ったらジョギングかなって。あ、私1月からこの寝子島に来たんだけど、美味しいお店とかご存じないですか?」
爽やかに質問したミルディアだが、露草は眉をひそめた。
「寝子島には美味しいお店、いっぱいあります。日本の古き良き和食や洋食や中華……でも、今はだめデース!」
「えっ?」
途中まで聞いてよだれが出てきていたミルディアは驚く。
「減量中に美味しいお店は敵デース。全然食べるなとは言いませんが、普段は家で低カロリーのものを食べるべきです」
「でっ、でも運動すればカロリーは……」
「甘いです! 運動さえすればやせられるなら、ハードな稽古をしているお相撲さんは痩せるはずです」
「うっ……」
言葉を失うミルディア。
「美味しい店はまた今度にしてください。今知ってしまったらきっと行きたくなってしまいマース」
「は……はい」
ミルディアは涙を飲んで美味しい店を諦めた。
露草はさらさらとメモに何かを書きだす。
「これ、私の減量メニューデース。よかったら参考にしてください」
「ありがとうございます! 参考にします!」
メモを受け取り、ミルディアはどのメニューにしようか考えながら走るのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年06月15日
参加申し込みの期限
2016年06月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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